異世界転生ものはすっかり現代の物語の手法として確立されていきました。
けれどそんなブームの少し前からこの異色作は始まっています。
主人公は生きたまま、世界が変わる。
そして、その変わり果てた世界を復興させる。
武力も体力も魔法もない……いや、それらを作り出す、科学の力で!
全面科学監修つきの超大作!
SF科学冒険譚、科学を見る目が変わります!
前回までのあらすじ
現代、突如として降り注いだ石化の光によって全ての人類は石像となった――およそ3800年、ストーンワールドと化した地球で、一人の科学少年が目を覚ます。
科学の力を使って文明を復興させようと奮闘する主人公・石神千空は様々な出会いを通して少しずつ石化の謎へと近づいていく。
石化の元凶・ホワイマンが月にいることを突き止めた千空たち。さらにNASAの科学者、天才数学者等々力強い仲間が加わり、月への特攻が現実味を帯びてきた!
死をも超越する石化装置。その脅威を厳重に保管するべく真空保存をすることに……しかし、その矢先、突如として光りだした石化装置が陽とゲンを石に変え、千空たちのいる空間にまで襲い掛かってきて――?!
それがホワイマンからの攻撃なのか誤作動なのか、全く分からないまま……こうなったら今すぐ突撃するしかない! まずは月のどこへ行くのか?! 調べるための人工衛星を作る!
この記事ではドクターストーン、215話のネタバレを無料で紹介します!
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ドクターストーン 215話 ネタバレ
人工衛星を作る
千空は昔から宇宙に行くことを目標に研究を重ねてきました。宇宙へ行くためのノウハウも全て、頭の中に入っています。
そして、そんな千空が月へ行く前段階として提案したのが人工衛星でした🛰🛰🛰
ロケットが完成したとして、月に闇雲に向かってもホワイマンと会えませんでしたでは困ってしまいます。直接月をのぞき込むことで「月のどこへ行くのか」の目星をつけるとのこと。目星……月だけど。いや、はい、すいませんでした。
人工衛星の仕組み
人工衛星は、もちろん現代組にしか分からない言葉です。
とはいえ現代人である読者にも、原理なんかひとつもわかりません。🛰🛰🛰なんか、ソーラーパネルで動いてるんだっけ? くらい。
人工衛星は宇宙に打ち上げられたのち、自力でエンジンをふかして飛んでいるのではなく、地球の重力に沿って「落ち続けている」のです。この軌道にうまく乗せることができれば、人工衛星を動かす燃料というのは必要ありません。問題は人工衛星から記録した映像を地球に届ける手段。そのためにソーラーパネルを作るのでした。
お、あたってたぞ。
硫酸と蛍石、海水とマグネシウムからフッ化マグネシウムを作成し、それをガラスにコーティング。金と先週採取したセレン、そして銅を組み合わせることでソーラーパネルの完成です。まるで重ね合わせるだけみたいに簡単に言うけど、金とかぽんぽん出て来てるの何?!?!🥇✨
良い子は真似できないね! ……硫酸使ってるしなぁ。
そして宝島
ロケットの発射台を作成していた宝島へとやってきます。ついに完成し、そこへ無人ロケットを運び込んでいきました。ソユーズたち宝島のメンバーともアツい握手を交わしますが、そこへロケットエンジンレベル99が登場! ドクターゼノと共にそれはやってきました。
このストーンワールドで、宇宙に行く。そんな夢物語が二人の科学者によって現実になっていく……🚀
千空とゼノの再会。そして二人のロケットとエンジンの合体。ゼノは完成したロケットを見上げて感嘆の声を漏らしました。
「おお千空これは――なんとエレガントな船体だろう」
いざ、宇宙!
感極まって涙ながらに実況する南ちゃん。テレビができたとはいえ、まだまだ電波は遠くまで届きません。それでも実況したくなる気持ち……わかるよ……😭😭😭
そうしてついに、ロケット発射の瞬間です!🚀
最強の科学者の知識と頭脳をつめこんだロケット。それが大きな音を立てて発射台から―――。
ひっくり返っていきました。
海へ真っ逆さまに落ちていったロケットをピックアップし、すぐさま原因を調査する千空たち。
ゼノによると原因は断熱材がガスによって浸食されたことによりノズルに穴があいてしまったこと。二人は一つも落胆するような顔を見せず、それらを改良していきます。
けして自分たちの科学力が足りなかったわけでも間違っていたわけでもない。計算はあっていた。二人の顔は、嬉しそうにさえ見えます。
そうして月日は流れ、二度目の発射は―――。
発射台ごと、大きな音をたてて爆発していきました……。
二度目のミスは配線のミス。複雑すぎる作業には、ほんの少しのミスも許されません。そしてさらに作り直し――不発に終わった三台目、ありえない方向に飛んで行ってしまった四台目、そして五台目は、飛び立った空中で爆発……💥💥💥
それから数年後
誰もが呆れるほどに、ロケット作りに熱中する千空とゼノ。一日二日で新しいロケットは作れません。もう最初にロケットを作った日から年単位の時間が経っていました。
それでも変わらず、ワクワクした表情で二人はロケットを組み立てていきます。
少年のような汚れた顔。手袋だってボロボロです。
そんな二人をよそに、さらに努力を続ける別な科学者がいました。
クロムとスイカちゃん……片道切符の宇宙旅行ではなく行って帰ってこられる宇宙船を作る――現代人の知識もなく科学を妖術と信じていた二人の果てしなく遠い道のりも、今着実に進んでいるのでした。
……おおん😭😭😭
ドクターストーン215話・まとめ
目標に向かって確実に進む科学者の姿……今まで数々のトライアンドエラーを繰り返していた千空ですが、やはりロケットは難しかった!
あっという間に人工衛星打ち上げちゃうかと思いましたが、さすがにそれはなかったようですね😅
クロムたちのロケットの完成も、今どれだけ進んでいるのか全く分かりません。原理はSAIに教わっているようですが、こればっかりはトライアンドエラーというわけにもいきません。
果たして人工衛星は作れるのか? 往復ロケットの完成は?
ちょっとだけ予想。
来週人工衛星が打ち上れば、ホワイマンが何者なのか分かるかもしれません。そもそもイメージで禍々しく描かれがちですが、人を殺したくないというような受け取り方もできるので結局いいやつなのか悪いやつなのかも……いや悪いやつではあるんだろうけど。
いざ、ホワイマンのご尊顔を拝みに行きましょう!
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今回は、ドクターストーン214話ネタバレを紹介しました!
が…
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