2008年2月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「弱虫ペダル」。
連載当初、総北高校に入りたてだった主人公・小野田坂道ももうロードバイクに2年半乗り続けるキャプテン。ひょんなことからロードバイク実力者の同級生・今泉俊輔にレースを挑まれ、数日後秋葉原で同じく鳴子章吉と車を自転車で追い抜いた経験から自転車競技部に入り、個性的な先輩の教えを請いながら様々なライバルたちとしのぎを削った小野田はインハイを2連覇。それからも様々な出会いと困難があってその度に小野田は真摯に向かい合って乗り越えて来ました。
MTBの皇帝・雉弓射がわざわざ群馬から千葉にやってきて小野田とロードで勝負!意外な結末となってしまった雉の初めてのロードでのレースだけど、これは勝負はおあずけということか・・・?
作者・渡辺航先生はキャラクターの誕生日に手書きのイラストと共にキャラクターが話しているようなブログを更新しているのを知っていますか?ぜひSNSで検索して覗いてみてください!🚴
そんな「弱虫ペダル」660話ネタバレを紹介します。
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前話までのあらすじ
カフェまでの道のりをロードで勝負しようとなった雉と小野田。雉は全開だと言った、なら僕も全開で回さなくては!!
そう思っていると雉が先に加速した。雉の競技・MTBのように姿勢を低くしてバイクを左右の振りながら猛然とアスファルトを駆け上がっていく。速い。まるで大股で地面を蹴っていく巨人のような走り方。だから小野田も全開!!得意の高回転で坂を登っていく!
そして先行した雉にあっという間に追いつき追い抜いて行った!これにはさすがの雉も驚かずにはいられない。
これがインハイ2連覇の登坂力、だけどこうもあっさり抜かれてはプライドが許さないヨン!!雉も負けじと巻き返した!!
すると「丘の上カフェ残り1km」という看板が。すると小野田がアナウンスよろしく話始めた。
「カフェまで残り1km、もうすぐ見える信号を左に曲がって、そこから右の大きなカーブを600m行くと着きます!」
「斜度が上がるので僕は信号の15m手前からケイデンスをもう1段階上げます!!」
普通そういうのって敵の隙を突いて一人でやるものでは?わざわざペースアップ宣言をした小野田に驚きつつ、雉も「信号過ぎたら最後のギア入れるヨン!」と宣言。雉は小野田の「意外性」を「真っ直ぐな所」として嫌いではないのですw
そして信号が見えてきてその手前に立つポールの辺りから宣言通り加速し始めた小野田。
でも人の全開走行には限度がある。ピークを過ぎれば必ず失速する。前に仕掛けるか後に仕掛けるかの違い、どこまで持つかの勝負になる。MTBで鍛えている分、小野田より限界値は上のハズ。信号過ぎてからの仕掛けでも間に合うハズ!小野田をハンティングできる!!
ロードに願いを込めて雉は「最後のギア」のカウントダウンを始めた。信号を通過するまでにロケットダッシュを仕掛ける準備は整った・・・!と思った瞬間、雉は何かに気付いてブレーキに手を掛けた。一体どうしたの・・・?
その頃、カフェの前で息を切らしていたのは小野田だけ。実は・・・
雉が仕掛ける直前、信号が変わってしまい歩行者が横断して行ったのだった。停止を余儀なくされた雉は横断歩道の前で器用にロードに跨ったまま悔しがっているのでした💦またも真剣勝負はおあずけ?💦
弱虫ペダル660話ネタバレ
今はティーブレイク
小野田とカフェまで勝負を持ちかけた雉は、信号を越えた所で加速するつもりだったが直前で赤信号に阻まれてしまったというまさかの展開に悔しさを隠せない。そう、MTBだと山中を走るので信号がないのです。
「あの人まだ自転車で立ってるよ、すごいねぇ」なんて横断する親子に言われながら信号待ちをし、変わった所で左折してカフェへ向かうと、心配そうに坂の下を見下ろす小野田の姿が。やがて登って来た雉の姿を見て小野田も一安心。信号でストップしちゃってたヨン、という雉に「そうなんだ!転んだりしてないならよかったよ。無事ならいいよ」とニッコリ😊その笑顔を見て雉もニッコリ😊
そして2人はカフェへ。駐輪場に同じメーカーのロードバイクが仲良く並んでいます。
同じようにカフェで隣同士で並んで座る2人の前に、無料チケットのコーヒーと大きなシュークリームが運ばれる。そのオシャレで立派な商品に思わず「おぉ~」と歓声を上げてしまう2人w「コーヒーいい香りだ!」「シュークリームだヨン!」「「これが目的のコーヒー&シュークリームセットか!」」ってそんな大げさなwww
大きめのシュークリームを恐る恐る触ってみる。ふわふわなのに弾力がある、そしてずっしりと重い。これきっと中身もクリームぎっしりだよ!?と小野田が持ち上げてみるのを雉もマネする。なかなか食べないシュークリームをまるで珍味のように扱う無邪気な2人の前にカフェの店長が声をかけてきた。
「キミがトウジくんがよく言ってるレースしてる子?」と突然言われたので「ひゃいっ」と返事をする小野田w店長もレースはしないけど自転車には乗っており、遠くまで趣味でサイクリングに行くらしく、だから寒咲サイクルに配達をお願いしているみたいwよく見ると店内に立派な自転車が飾られています。
インター何とかで連覇したんでしょ?すごいねーと言う店長に「「インターハイで2連覇です!!」」とお互いに指を差して店長に教える小野田と雉。小野田はロードで、雉はMTBでインハイ2連覇しているのだけど店長にはまさか2人共だとは思わなかったらしく、その後はツッコまずゆっくりしてってねと去って行ってしまいました。その後ろ姿に深々とお辞儀する小野田なのでした😊
戦士の休息、そして「核心」
店長との世間話を終えた小野田と雉は、せっかくのシュークリームとコーヒーにやっとこ手を出す。けど、香りを楽しんだりグラサンを外したりとなぜかもったいぶっているw
「では早速・・・頂くヨン!」「うん!」
がしっざくっとシュークリームを掴んで大口を開けてかぶりついた。たかがシュークリーム食べるのにドラマチックにしなくても・・・(笑)でも一口かじってその美味しさにご満悦~な2人✨クリームとろとろ、シューはサクサク、走った後の甘いものは体に染みるヨン♪美味しいね~♪としばしシュークリームとコーヒーに舌鼓を打つ2人なのでしたw
そしてゆっくり残りのコーヒーを味わっている時に小野田が「雉くんの来年の目標はMTB3連覇なの?」と尋ねる。改めて3連覇って口に出すとすごいな、と思っていると「そだね」と即答する雉。すごい!と思っている小野田にも雉が聞き返すと「僕は全然無理です💦」なんて恐縮中💦そんな2人のやり取りが聞こえて振り返った、後ろに座っていた女性客2人が「あの彼目や髪綺麗・・・かっこいい♡」と盛り上がっていますw
そして無料でシュークリームとコーヒーを堪能し帰り際に小野田は別でシュークリームを購入し、雉に手渡した。わざわざ群馬から来てくれたしお父さんやご家族に、と小野田の厚意に素直に喜ぶ雉。小野田は無料券くれた上に自転車貸してくれたお礼にと寒咲兄妹にもシュークリームを律儀に買っていましたw「帰る途中に全部食べちゃいそう」「えーっ💦」「冗談」そんなことを言い合う小野田と雉は心底楽しそうに笑うのでした😊
帰りはゆっくり走らなきゃだヨン、そうだよシュークリーム傾かないように、と言っていると「勝負はできないね」と意味深なことを言った雉。ん?という顔をする小野田だが「あ、でもまたいつかどこかで」と何やら誤魔化すように下を向いて自転車を出した。その小野田の背中に「来年の夏までは」と投げかけた雉。そこでピタッと止まり「えっ」と振り返った小野田。
その頃、寒咲サイクルでは幹ちゃんが兄・通司に「雉がわざわざ千葉まで来た理由」を話していた・・・。
皇帝が狙う場所
雉が群馬から千葉まで来た理由は、小野田をMTBに誘いに来たんだと思った。けど違った、その逆だったと幹ちゃんは通司に話します。
雉が幹ちゃんに話したことを幹ちゃんも思い出しながら話始める。
MTBの世界でトップに君臨し続けるのは容易じゃない。自分の心と体を強く維持しながらもっと強くなり続けるには、心からワクワクするような新しい目標とチャレンジが常に必要なんだヨン。2連覇の次の目標、そのワクワクを探すために俺は今日ここまで来たんだ。そのワクワクを小野田くんなら教えてくれそうな気がして。
それってもしかして、と幹ちゃんが感づいた「それ」が小野田にも明かされる所だった。
「小野田くん俺さ、来年の夏のインハイロードレースを走るよ。今決めた」
ドキッとする小野田。MTB一筋だと思った雉が、新たな世界を教えてくれた雉が小野田の「敵」になる。
皇帝としてMTBのトップを走って来た雉の後ろには、吉丸雷音という意気の荒い強大な敵が追い回している。彼も強くなってるし払いのけなきゃいけない。そのための新たなチャレンジの矛先が「ロードレース」だったというわけです。小野田とロードに乗ってみて確信したんだとか。
そう言って自分の襟足をぎゅっと握った雉を見て胸がザワめく小野田。そして雉は宣言した。
「俺の来年の目標は、MTB3連覇、そしてロードレース個人総合優勝のダブルタイトルだヨン!!」
突然突きつけられた大きな目標。小野田の胸に衝撃が走る。今まで以上に大きな相手が立ちはだかろうとしている・・・!💦
弱虫ペダル660話感想・まとめ
なかなか明かされなかった「雉が来た理由」がやっとわかりましたね!シュークリームの所といい渡辺航先生はもったいつけて読者を焦らすのがお上手ですね・・・😏
今までロード一筋だった作中に急に「MTB」という同じ自転車でも全く違う競技が介入してきて白熱した割には尾を引いてない感じがあって困惑した読者さんも多いみたいですし「これを機に小野田が転身?」という予想も出ていたものですが、まさかの雉がロードと両利きになるという展開に!!だからあえてカフェまでのレースで白黒つけなかったのかもしれませんね。雉がインハイに出るという大舞台があるからw
小野田が雉の言葉をあえて聞かないような素振りを見せたのは何でしょうね?雉とは畑違いの「ただの友達」でいたかったのでしょうか?元々温厚でプライドもあまりなく「みんなと楽しく」走りたい、頼まれ事はきちんと完遂したいというタイプの小野田はあえて自分から敵を作りにいくタイプではなさそうだし、雉がもし望まなければレースもしたくなかったのでは?でもインハイ出場宣言しちゃったし、小野田は何を思うのか・・・
「個人総合優勝」ということは小野田たちみたいにチーム戦ではないのかな?そこも気になる所ですw
次回も楽しみです!
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今回は、「弱虫ペダル」の660話ネタバレを紹介しました!
が…
やっぱり、絵と一緒に読んだ方が絶対面白いですよね!
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「弱虫ペダル」は食事シーンもよく描かれてますし美味しそうなんですよねw健康や体力は食から、という渡辺航先生のモットーでしょうか?
ぜひお手に取ってご覧ください!