異世界転生ものはすっかり現代の物語の手法として確立されていきました。
けれどそんなブームの少し前からこの異色作は始まっています。
主人公は生きたまま、世界が変わる。
そして、その変わり果てた世界を復興させる。
武力も体力も魔法もない……いや、それらを作り出す、科学の力で！
全面科学監修つきの超大作！
SF科学冒険譚、科学を見る目が変わります！
前回までのあらすじ
現代、突如として降り注いだ石化の光によって全ての人類は石像となった――およそ3800年、ストーンワールドと化した地球で、一人の科学少年が目を覚ます。
科学の力を使って文明を復興させようと奮闘する主人公・石神千空は様々な出会いを通して少しずつ石化の謎へと近づいていく。
石化の元凶・ホワイマンが月にいることを突き止めた千空たち。さらにNASAの科学者、天才数学者等々力強い仲間が加わり、月への特攻が現実味を帯びてきた！
死をも超越する石化装置。その脅威を厳重に保管するべく真空保存をすることに……しかし、その矢先、突如として光りだした石化装置が陽とゲンを石に変え、千空たちのいる空間にまで襲い掛かってきて――？！
この記事ではドクターストーン、214話のネタバレを無料で紹介します！
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ドクターストーン 214話 ネタバレ
分かっていたこと
陽とゲンを石に変えた石化光線はそれだけでは止まらず、ニューペルセウス号へと広がっていきます。もちろんその光を見た船員たちは大パニック。ホワイマンによる攻撃か、そうでないにしてもこの船が沈んだらどうなるか……。しかし千空と龍水は余裕の表情。階段の途中で立ち止まると、その読み通り石化光線は目の前で止まったのでした😳😳😳
「石化光線はな、デカいほど速くなんだよ」
その光線の速度を見れば、どこまで届くのかもわかる。今回は20メートルほどだという計算ができたのでその目の前で止まることができた様子。いやいやいや、分かったからって正確すぎやしませんか……実は思ったよりギリギリでドキドキしてたとかないですか……。
現場検証
石化の被害は結局二人で済みました。その二人もすぐに修復、再生し、原因を探ることに。羽京が装置を閉まっていた中を覗くと、ガラスだけが割れています。石化光線は基本的に人間とツバメだけを石化し、それ以外の物は通り抜けるはずですが、ガラスが割れているのは一体？
石化光線は空気がないと他の物に干渉する？ そもそも、ガラスが割れた原因は？ 誰が起動させたのか？ 謎ばかりが残りますが、あくまで憶測にすぎません。
少なくとも石化装置に触ったのは二人組で、お互いにお互いの潔白が証明できる状態です。けれど、だからこそ憶測が憶測を呼び、全員を不安が包みます。
装置は勝手に動いたのか、ホワイマンの仕業なのか、ホワイマンの仕業だとしたら、地球全体を包まなかったのはなぜなのか……どの道、ホワイマンが脅威であることには変わりはなく、であればなるべく早く月に向かうことこそが重要です🌕🚀
しかし、クロムが望む月への往復ロケットはまだ完成していません。あんまり速攻というのも困りもの。とはいえ現状、千空の片道ロケットもまだ完成していません。そして、月に闇雲に行くというのもありえない話。となると、次に欲しいのは……。
遠隔操作の正体？
ゲンは先ほどの石化について、まだ思う所があるようです。
陽によると、石化装置はずっと羽京が一人で持っていたとのこと。
そして誰も見ていない所で「３か月後、20メートル」などと吹き込んでおけば遠隔操作ではありませんが完全犯罪に近いことができます。
……えっ羽京さん？？？？？😳😳😳
いやいやいやいや、まだ早計でしょう。にしても、電池外す時とか一緒にいるし……怪しいようななんというか……。
死をも超越する石化は、誰も死なせたくない羽京の理想とも重なる部分がありますしね……っていやいやいやいやいや、何を不穏なそんなそんなそんな😓😓😓😇😇😇🤫🤫🤫
そしてDIY
石化装置を安全に保管するために、千空たちは鹿児島へ向かいます。
そこで採取したセレンを他の毒物とかけ合わせ完成したのが……テレビカメラ！🎥🎥🎥
録画こそできませんが、監視カメラとして石化装置の番をするのには十分です。千空たちは再度、より強固な真空装置を作成し、その中に石化装置を封印することにしたのでした。その中には先ほどのテレビカメラが仕込まれており、真空装置を空けずとも石化装置の様子が分かるようになりました。う～ん、すごい……。
そしてテレビカメラの用途は監視カメラだけに留まりません。野球の中継設備を整え、テレビをストーンワールドにお届けすることが可能になりました。娯楽！ メディア！ ぐっと現代的になりましたね……⚾
撮りたいもの
監視カメラ、テレビ。千空が作りたかったのはそれだけではありません🎥📺
先ほども出てきたホワイマンの居場所――月ではなく、さらに「月のどこにいるのか」それを探るために必要だと言います。望遠鏡では届かない月面の様子……それを今作ったテレビカメラで直接撮影して、電波を受信してしまおう。という魂胆です🌕👀✨
それは現代では無数に打ち上げられているもの。天気予報にも重要だし衛星中継なんて言葉も昔はありました。宇宙を利用して映像を届ける……そう、次に作るのは、人工衛星！！！🛰🛰🛰
ドクターストーン214話・まとめ
ロケットよりはいくらか手前のアイテムですが、それでも宇宙へ至る科学が……ついに、ここまで来たなという印象ですね！！！
千空が旧世界で作っていたロケットも、宇宙に飛び出して終わりというものでした。しかし今度の人工衛星はそれだけでなく月の様子を撮影して地上の千空たちに届けるという使命を持ったものです。様々なクラフトに今まで挑んできた千空ですが、明確に旧世界で作っていたものの上位互換というのは初めてではないでしょうか？
宇宙に行くと言い張ってきかなかったあの頃からずっと、夢見た宇宙。千空自身も、今一番胸躍らせてるに違いありません！
ちょっとだけ予想。
人工衛星の制作によって、宝島で作っていた発射台のテストなんかもできそうですね。全てが月に、宇宙に繋がっていく……集大成まで、あと一歩！
月の様子を見るところまで行けるでしょうか？ ホワイマンの姿は？ 人類を苦しめ続けた全ての元凶の姿が、やっと見られるかもしれません……！
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今回は、ドクターストーン213話ネタバレを紹介しました！
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