青山剛昌先生が完全監修の公式のスピンオフ『ゼロの日常(ティータイム)』。
『名探偵コナン』魅力的な登場人物の安室透が主人公、トリプルフェイスをもつ男は、
公安では「降谷零」、
探偵のでは「安室透」、
潜入先の黒ずくめの組織では「バーボン」のコードネームを。
「3つの顔」を持つ男。
光と闇、誰にも知られてはいない普通の日々ーー「日常」の彼の姿が描かれている作品です。
今回はそんな「ゼロの日常(ティータイム)」53話ネタバレを紹介します。
ネタバレの前に絵付きで楽しみたい方!
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前回までのあらすじ
神社でお願いをしていた桜子と出会った安室。
財布のファスナーを使えるようにすると、財布の中身をお賽銭箱の中にぶちまけてしまった桜子。
公園で働き先で事件に巻き込まれるから、死神のようだと落ち込む桜子の話からコナンを思いうかべた安室。
嫌な思い出があるハロのためにいい記憶に塗り替えようとしていた安室。
悲鳴が聞こえて、倒れた老人を蘇生させた二人。
老人を助けられた事で前向きになった桜子。
後日、働きに行った先で再び事件に巻き込まれた桜子。
桜子の訴えでくしゃみが出て噂をされているのかと思う安室でした。
ゼロの日常(ティータイム)53話ネタバレ
お別れのメッセージ
帝丹小学校のあるクラスでは、女子生徒・木村が父親の仕事の関係で転校する事になったと本人の肩に手を置いて担任教師が説明をします。
クラスの皆には木村との色んな思い出やお別れのメッセージを手紙に書いて欲しいと。
話を聞いたヒロキは複雑な顔になります。
手紙を書き終わったら自分に渡して欲しいと担任が箱に手紙を集めると、次々と生徒たちが手紙を入れていきます。
ヒロキが手紙を出すのは「明日」でもいいかと担任に確認。
転校は「明日」だから、家で忘れないように書いてくるようにと注意。
返事をしながら、笑顔で友達と話す木村を見つめるヒロキでした。
困った時には…
溜息を付きながら下校していたヒロキのランドセルを叩いて、溜息をついている理由を聞いてきたたくまとマリア。
マリアが早く帰ろうと走り出した二人に「理由」を聞くと、忘れていた事を指摘したたくま。
ヒロキが鶴山のおばあちゃんの家で「われは海の子」のレコードを聞かせてもらうのを提案したのだと。
以前、ポアロにいた鶴山から合唱で歌うのかと質問され、家にレコードがあったはずだと。
そう言われて「レコード」を聞きたいと言った時の事を回想。
思い出したと言われて、突っ込みを入れたたくま。
しかし、鶴山の家に行くと「壊れた」と聞かされて驚いてしまいます。
朝に蓄音機の作動確認すると、まったく動かなかったと申し訳なさそうにする鶴山。
ショックを受けるたくま。
すると、冷静なヒロキが「あの人」を呼んだら大丈夫だと提案。
そうしてやって来た安室は蓄音機の状態を確認。
うなり声をあげる安室に仕事をしていたのにと気遣いながらお茶を用意した鶴山。
時間かかると仮定してポアロに断わりを入れてから出てきたから心配はいらないと笑った安室。
出前に出た途中で修理してもらおうと考えついたヒロキを褒めるたくま。
しかし、安室は頭をかきながら、真空管や電気回路が悪くなっているからと言います。
驚くたくま達。
ターンテーブルの歪みも強くて、修理は難しいと申し訳なさそうに鶴山に伝える安室。
「ポアロの兄ちゃん」でも修理できなかったのかと悔しがるたくま。
役にたてなかった事を謝罪して、そこまでレコードを鑑賞したかったのかと質問。
レコードの音は初めてだからとたくま。
マリアは1年の合唱でこの曲を歌うとレコードを見せます。
レコードを受け取り、レコードの音は独特の温かさは聞いてみて欲しかったと言います。
手作り蓄音機
その時、タンスの上に「ろくろ」があるのに気が付いた安室。
鶴山に確認すると、夫が昔に器を作るのを趣味にしていたと。
頷きながら、ろくろを間近で見つめた安室。
それなら「手作り」で蓄音機を作ろうと明るく提案。
蓄音機を「手作り」すると聞いて驚く一同。
それから、必要なものを準備していく安室。
紙コップ、割り箸、輪ゴム、セロハンテープ、縫い針。
針は鋭いとレコードの盤面を傷付ける恐れがあるので、先端が少しだけ丸くなっているポールポイント針が適切。
準備してから教えながら作り始めた安室。
紙コップの底の真ん中に厚紙を数枚重ねて高さを作ると、そこと平行に針を通してテープで固定。
隙間が大切だと言います。
針を通したフチが支点で針の振動を増幅と説明しながら、針を弾いた安室。
そんな簡単なものでレコードを聴く事が出来る事を信じられないと言うたくまに、電気の使用もなしと驚くマリア。
驚く子供たちの姿に嬉しそうに笑った安室。
紙コップの下部に割り箸と輪ゴムで取っ手を、
使い終った乾電池を重りに。
出来たと作ったものを見せる安室。
カップめんの容器も付けたのを見て、「ラッパ」のようだと覗き込むたくまとマリア。
音を大きくするためだと言います。
レコードをろくろにセットして、同じ速さで回すとろくろを回し始めた安室。
たくまに紙コップで作ったものの針をのせるように指示。
緊張しながら針をレコードにのせたたくま。
プツプツと音がすると、曲が流れ始めます。
音楽が流れ始めた事に驚いて歓声をあげた子供達。
仕組みは簡単だと説明を始める安室。
レコード盤には螺旋状になった一本彫られた溝が、音の造形そのものを表していると。
溝をなぞった振動が記録された音。
針が起こした振動を紙コップが空気の振動へと変換。
方向性を与えたらと安室の説明に「スピーカーのようになる」とマリア達が言葉を続けます。
正解だと笑う安室。
面白いと鶴山が感心すると、自分も回したいとたくまとマリアがろくろに手を。
手を挙げなかったヒロキに加わらなくていいのかと聞くと、あまり関心がないような返事を。
若き日の鶴山の思い出
他にレコードはないのかとレコードを探そうとして何かに気が付いたたくま。
タンスの裏に挟まっていたと、「ELGARのSALUT DAMOUR」と書かれたレコードを鶴山に見せます。
そういうレコードが家にあったかと考えていると、レコードをかけると提案するたくま。
鶴山が許可するとろくろにセットして、マリアが針を落とします。
流れた音楽を聞いて綺麗だと感心すると、聞き覚えがあると。
目を閉じて聞いていた安室が、イギリスの作曲家であるエドワード・エルガーと言う人物が作曲したという「愛の挨拶」だと。
それを聞いて何かを思い出した鶴山。
別れた日に貰ったという事を。
「別れ」という言葉に反応したヒロキ。
ダンスでパートナーをしていた人が、仕事の都合で海外に行く事に、遠い昔の思い出だと若かった日のその人とのことを思い出す鶴山。
作曲家の人が身分の差を乗り越えて、奥さんと結婚した時に捧げた曲だと言われているという安室の言葉に関心の声をあげる鶴山。
彼がどういう想いを持って、このレコードに込めたのかは分からない。
でも、「伝えたい想い」は言葉にしなければ、きちんと伝わる事がないと。
きちんと伝えてくれていたら、自分の苗字も「鶴山」と違っていたかもしれないと意味深に笑う鶴山。
言葉の意味が分からなかったたくまとマリア。
何かをじっと考え込むヒロキを見つめていた安室。
勇気を振り絞った想い
翌朝、登校した木村は自分の下駄箱の上履きの上にあった「自分宛ての手紙」を手に取ります。
その日のポアロ。
一人で来店してテーブルに掛けていたヒロキにパフェを出して声を掛けた梓。
俯いたままの状態のヒロキに事情を聞いて驚きます。
一人で来店していたヒロキに気が付いた安室。
「好きな子が転校した」と事情を話した梓は「告白」は無理だったのかもしれないと同情を。
涙を浮かべながらパフェを食べていたヒロキ。
話を聞いた安室は「青春」だと微笑みながらエプロンの紐を結んでいると、笑顔で頷く梓。
好きな子に「告白する手紙」を書いたのに、差出人である自分の名前を書くのを忘れた事なんて言えないのだと、涙を浮かべながらパフェを食べ続けます。
その頃、車内で受け取った手紙を見ながら、「誰」からの手紙なんだろうかと考えていた木村でした。
ゼロの日常(ティータイム)53話の感想・まとめ
扉絵のヘッドホンをしてアコースティックギターを弾いている安室が、趣味を楽しむ男って感じでカッコいいですね(*^^*)
物語は帝丹小学校のあるクラスの朝の一場面から始まります。
木村と言う女の子が父親の仕事の都合で転校する事になったと担任教師が説明中。
お別れのメッセージの手紙を書くように提案すると、ポアロの常連客である女性の息子・ヒロキが複雑そうな顔をして座っていましたね(-。-;)
結局、手紙を書くことが出来なかったヒロキの木村を見つめる表情。
好意があるって感じですね(*^^*)
下校時間まで落ち込んでるなんて本当に好きなんですね。
そんな時に声を掛けてきたのは友達のたくまとマリア。
鶴山の家でレコードを聴くという約束の話をします。
約束通り3人で鶴山の家に行くものの、蓄音機が壊れていると聞かされて落ち込みます(;゚∇゚)
そこで思いついたのが「あの人」。
そう安室ですd=(^o^)=b
こうしてやって来た安室が蓄音機の修理に入ります。
しかし、真空管や電気回路の劣化が原因なので安室でも無理でした(-“”-;)
申し訳なさそうな安室がそんなにレコードを聴きたかった理由を聞いて、答えた子供達。
話を聞いた安室がここで終わるはずがないでしょう。
タンスの上に置いてあった「ろくろ」を見つけて、回しながら考えて何かを思い付きます。
こうして「手」を思い付いた安室の提案で蓄音機を「手作り」する事に(^-^)/
用意したのは、紙コップ、割り箸、輪ゴム、セロハンテープ、先が少し丸くなったポールポイント針。
説明しながら作り始めた安室。
紙コップの底の真ん中に厚紙を数枚重ねて高さを。
底にあるフチに針を刺して通して、頭の部分を厚紙にのせてセロテープで固定。
「隙間」が大切、
つまり、厚紙で作った高さから出来た隙間ですね。
紙コップの底のフチに針を刺して通したところが、支点。
レコードにふれて、針の振動が増幅されると、その様子を半分にして振動するのが描かれています( ̄0 ̄;
子供達が驚く様子が楽しそうですね、安室さん。
次に紙コップの針が出ている方を上にして、下部に割っていない割り箸をあてて、輪ゴムでクロスするように引っ掛けて固定を。
使用済みになった単3乾電池を重りにすると、割り箸を固定した反対側のコップの端の方になるように両側に1つずつ輪ゴムに通して固定。
どんぶりみたいなカップめんの容器の底に穴をあけて、紙コップの口を通します。
音を大きくするための補強だとか。
マリアの「ラッパのようだ」という言葉の通りに大きく広がったような形w(゜o゜)w
実際の蓄音機もホーンと呼ばれる音を大きくするラッパのようなものがついたのも、先がラッパのように広がってますからね。
手作りながら本物っぽいですw(゜o゜)w
ろくろを使っているからか、材料がなかったからか、子供達に経験させるためなのか、
針が付いた紙コップの方はたくまに待たせて、ろくろにおいたレコードに針をゆっくりのせるように指示を。
実際のレコードでも針はゆっくりとおろさなくてはならないですから。
たくまの緊張も分かります( ̄0 ̄;)
あまりいい音ではないでしょうが、音が出ると感動ですね(^○^)
ここで仕組みについて安室の説明。
簡単だと言っていますが、レコード盤には螺旋状の1本の彫られた溝。
このうねうね彫られたものが音の造形そのもの。
溝をなぞって起きた針の振動は記録された音だと。
針がなぞって起きた振動を紙コップが空気の振動に変換したと。
方向性を与えたらスピーカになると。
答えたのは子供達。
ちゃんと理解したんですねo(^o^)o
それから、たくまが見つけた鶴山のレコードを聴いた事で、鶴山は若い頃のダンスのパートナーだった男性との淡い思い出を思い出しました(*^^*)
作曲家だった人が身分の違いを乗り越えて、結婚したと安室の説明にレコードをプレゼントするだけではなく、男性には想いを口にしてくれなければわからなかったと。
伝わらないと真剣に聞いていたのはヒロキ。
ここで転校する木村の事がからんでくるようですね(*^^*)
男性が告白してくれていたら、今の苗字は「鶴山」以外のもの、つまりダンスのパートナーだった人の苗字になっていたはずだと。
もう一つあったかもしれない選択肢を面白そうに笑った鶴山( *´艸`)
他の二人はわからなかったようですが、ヒロキには刺さったようですね(*^^*)
安室もヒロキが何かを考え込んでいることを気にかけていました。
そして、ようやく翌朝に木村の下駄箱に手紙を入れることで、その想いを伝えたヒロキ( *´艸`)
でも、結果としては落ち込んでいたヒロキ( ´゚д゚`)アチャー
梓が話を聞くと、好きな子が転校したということ。
告白できなかったと察する安室たち。
本当のところは、せっかく想いを書いたのに差出人である自分の名前を書くのを忘れた事に落ち込んでいたようですね_(^^;)ゞ
例え名前を書いていたとしても、上手くいく保証はないですが、相手は転校してしまったんですから(^_^;)))
初恋って叶わない事の方が多いですからね(^o^;)
34号からはコナンの本編が始まるようですが、次回のゼロの日常も楽しみです。
次回も楽しみです!
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今回は、「ゼロの日常(ティータイム)」の53話ネタバレを紹介しました!
が…
やっぱり、絵と一緒に読んだ方が絶対面白いですよね!
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蓄音機を手作りした安室のアイデア。
小学生のヒロキは初恋相手との別れの手紙に悩みます。
ぜひお手に取ってご覧下さい!