魔入りました!入間くん222話ネタバレ感想!教育に正解はない!?

wj‗nirakana 週刊少年チャンピオン

2017年3月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「魔入りました!入間くん」。

アニメ第三期放送が決定した所で、本編はまた新たな展開が!可愛くて不思議で面白い、でも時々怖くて不気味で、それを乗り越えていく入間たちの成長ドラマ、隅々まで楽しめる子供から大人まで楽しめる異世界アドベンチャーです!✨

お人好しな人間の少年・鈴木入間はクズ両親によって突然悪魔・サリバンの元へ売り飛ばされてしまった!しかしサリバンは付き人・オペラと共に入間を熱烈に迎え入れ、サリバンが理事長を務める「悪魔学校(バビルス)」に入間を悪魔として通わせます。最初は控えめにしていた入間も様々な悪魔と過ごすうちに自身の目標や欲を出すことができ、人間界にいた頃より自分らしく生活できているようなのでしたw

入間たちが2年生に進級して入って来た新任教師は何と六指衆の2人・アトリとシーダだった!もちろん差し向けたのはバビルス崩壊を目論む13冠の1人・バール。「デルキラに関するものすべてを持ち帰れ」アトリはノリノリだけどシーダは入間と出会ったことで何やら思いつめている様子・・・。

そんな「魔入りました!入間くん」222話ネタバレを紹介します。

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前話までのあらすじ

新任教師としてやってきた六指衆の2人、アトリとシーダ。2人はこれから問題児クラスの実技授業の補佐をやるみたいだけど、何やらザワついている問題児たち。アトリが挨拶がてら近寄ってみると・・・

「思ったよりマトモそう!強そう!✨」
一度ウォルターパークで会っているはずなのに初めて会ったようなリアクション。これはどういうこと・・・?

そんな中、シーダをじっと見つめる入間。入間とシーダもウォルターパークでデートみたいなことをした関係なので妙な空気が流れるが、入間は「初めまして。入間といいます」と挨拶。その挨拶に驚きつつも返事をするシーダ。そんなシーダにも他の生徒たちは食い気味に質問攻め💦とりあえず今日は顔合わせだけで2人は退室。実はウエトトの魔術でウォルターパークでの記憶は消えているようです💦

もちろん本当に先生としてやってきたわけではなく、バールが指令を出していたのだ。
魔王デルキラに関するものは何でもいいから持ち帰れ。生徒たちは有効活用しながら邪魔者は少しなら消して構わない。ただしイルマは感づかれたら連れてこい消していい、の言葉にアトリは興奮し、話を聞いていたキリヲは入間の名前を聞いて興奮する。しかしシーダだけは入間の写真を見てからずっとうかない顔をしている。

何を落ち込んでるかわかんないけど大丈夫だって、俺らの教師生活のスタートにカンパイ!とアトリが軽く盛り上げようとすると・・・
「ごめん、驚かせちゃったかな。新任の先生たちかな?ちょっとお話いい?」

守護の白鴉・バラム先生登場!2人にどうアプローチをかける・・・!?

魔入りました!入間くん222話ネタバレ

ガーゴイルの詮索

新任教師という名目で悪魔学校の問題児クラスに潜入した六指衆の2人、アトリとシーダ。その際に主人・バールから命じられていたことがありました。

「潜入する際、接触を最小限にすべき悪魔が3人いる」
1人は理事長のサリバン。1人は「悪魔学校の番犬」ナベリウス・カルエゴ。そして最後の1人は彼らに並ぶハイランク悪魔・・・それが「守護の白鴉」バラム・シチロウ先生だったのだ。

バラム家の家系能力「虚偽鈴(ブザー)」どんな嘘や不正も瞬時に察することができる、例えるなら波打たない水面にどんなわずかなものが動いたとしてもその動きを見逃すことはないと言った能力。潜入前にバールからも聞かされているし犯罪組織と銘打っているだけあってランクも高いアトリとシーダも疑ってかかってはいるようだけど、とりあえずバラム先生の部屋へ。

簡単なお茶を差し出し明るく切り出す先生に、アトリもバラム先生とはお話したかったのでお呼ばれ嬉しい~wなどと話す。お茶を少し飲んでからバラム先生は早速とばかりに「キミたちはどうして教師になろうと思ったんだい?」と切り出した。

いきなりッスね?最初は趣味とか好きな食べ物とかじゃないんすか?とアトリが特有の軽い感じでバラム先生の質問をやんわり躱す。その間にシーダもお茶を飲む。そんな彼らを見ながら目を閉じるバラム先生。「どうしてキミたちが悪魔学校に来たのか、同僚としての純粋な疑問なんだけどなそう言って先生は「水面の揺れ」を探っているようです・・・

「ぶっ壊すためですよ!悪魔学校を!」

突如アトリが水面に石を投擲するような発言!これにはシーダもびっくり。もちろんバラム先生も青ざめながら心をザワつかせる。水面もザワつき始める。悪魔学校をぶっ壊す、穏やかでない言葉を悪びれず言ったアトリにバラム先生の目つきも鋭くなる。

一体悪魔学校で何をするつもりなのでしょう・・・?💦

交錯する三者の「闇」

「悪魔学校をぶっ壊す」悪びれずそう言い放ったアトリにバラム先生の水面もザワつき始めるが・・・

「もちろん!教育的な意味で!w」と食い気味にアトリが続けた。
革新的っていうか、従来のやり方に囚われないニュー教育、新しい風ってやつっすよ!とさすがの機転でケラケラと笑うアトリだが、バラム先生は見逃すわけには行きません。

「にしても随分と過激な表現だね」「そっすか?創造には破壊がつきもんって持論なんですけどぉ」
その瞬間、アトリの湯飲みにピシッ・・・とヒビが入った。アトリもそれを見逃さない。チラリと湯飲みに目をやったがすぐに逸らし、バラム先生を見やる。すると。

「ちなみに・・・その破壊の中に、生徒は入っていないよね・・・?

見ると部屋から植物がズズ・・・と這い寄ってきていた。生徒を守る教師として、宝である生徒に仇なす者には制裁を、の校訓で生きている先生が能力を使っている様子。その迫力に好戦的な目付きをするアトリ。だがそんなアトリの前に手を置きバラム先生の前に立ったシーダ。

「僕らは悪魔学校の教師として生徒たちに危害を及ぼすことはしません。絶対に」

シーダの目は驚くほど澄んでいて真っ直ぐだった。その姿にバラム先生のザワついていた水面がみるみる落ち着いて行く。そう、と落ち着いたバラム先生に俺も別にそんなことしないっすけど!とアトリも否定する。志は同じです!と何とかその場を和やかにした所で3人の会話は終了。また廊下を歩き出すアトリとシーダ。

刺激的な時間だったね、見た?あのプレッシャー、威嚇されちゃった~ひゅ~~!!となぜか興奮しているアトリ。そして顔を紅潮させながら「あ~俺悪魔学校来てよかったな~~~」とぬけぬけと語る。アトリはともかくとして、シーダは何を思うのか・・・

その後。シーダが一人で植え込みの花を眺めていると「あれ?シーダ先生?」
声をかけたのは入間だった。どうしたんですかこんな所で、と入間がのんびり話しかけるとシーダは咄嗟に「日向ぼっこ」と言った。でも続けて「それに・・・花がすごく、キレイだったから」と言った。嬉しい!そこの花植えたの僕なんですよ!と入間は嬉しそう。実は新しく種まきしようとやってきたようで。

シーダ先生もやってみます?何も言わなかったけど、シーダの顔はぱぁっと明るくなったのでした🌼

「先生」と生徒、とは

新しい種を植えようとやってきた入間と出会ったシーダ、一緒に種まきをすることに。

入間がやり方を教えシーダは種を植えていく。やさしく土をかぶせたらあとは水をまけばキレイな花が咲きますよ、という言葉に思わず「おぉ・・・!」と歓声を上げるシーダ。その横顔を見た入間はふと口走った。

「何で懐かしいんだろう・・・」
予想外の言葉に驚くシーダ。変なことを言ってすみません、と言いつつ入間は初対面の時から違和感を感じてたという。もしかして僕たち・・・「どこかでお会いしましたか・・・?」

その頃、バラム先生は理事長サリバンと連絡を取っていました。「シーダ教員アトリ教員。共に危険悪魔かと推察します」
バラム先生のブザーには引っかからなかったが、彼らの動きは「何かを隠している」生物の動きだったと、生物学のバラム先生は話します。あの短いお茶の時間でバラム先生は2人の、頭やツノに近い部分を触る回数やお茶の飲み方、その他手先足先の動きまで読み取って不自然さを感じ取っていたのです。

真偽はわからないけど、悪魔学校や生徒たちに仇なす場合は「凄惨たる教育を」心得ているバラム先生・・・

そして・・・入間は何と大の字に寝かされ口を押さえられ、シーダに馬乗りに乗られていた。「だめ・・・」
「それ以上は、だめ」

入間の言葉をかき消すように、シーダは口を押さえたようです。だめ、と言う顔はどこか悲しそうで・・・
するとすぐに離れたシーダは入間に背を向けたまま「もう下校時間過ぎてる、帰りなさい」と言った。困惑しつつも何か思う所がありそうな入間・・・

何があっても絶対守る。絶対に傷つけない。
バラム先生はもちろんだけど、シーダも思う所があるようです。ウォルターパークで入間と撮った写真にはシーダの姿はないし、入間も覚えていたわけではない、けど・・・。

それぞれの「先生」の思いはこれからどう交わっていく!?💦

魔入りました!入間くん222話感想・まとめ

いや~「悪魔キラー」入間くんが大人にねじ伏せられましたね!?← シーダは成人ではないかもしれないけど年上女性に「それ以上はだめ」なんて言わせる入間くんってば〜〜〜!!←

まさか六指衆の2人を悪魔学校の大人たちがノーマークなわけないと思いましたが、それぞれの役割があってその担当がバラム先生だったというわけですね。にしてもバラム先生の能力すごすぎ・・・生徒は宝、その宝を守るためなら大人は最大限の力であらゆる事象に立ち向かう、という姿が見られた回でもありましたねw人間の世界もこうなってほしいものです・・・生徒を全力で守る姿を見せることで教育する、なんて機関人間界にどのくらいあるのでしょう・・・💦

そして入間と出会ってから考えが変わって来たようなシーダと、自身の好きにやれることに楽しみを覚えているアトリは、真逆でありながら「バールの指令を無視」している感も否めないですね😅アトリがなぜあそこまで堂々と「ぶっ壊す」と先生の前で言えたのか、むしろ「俺は悪者だ」と宣言するようなことを言って、先生たちと全面戦争して合理的に物理的に学校を潰そうと思っているのか・・・!?アトリの行動がむしろ楽しみにすら思えてしまうのが不思議・・・💦

シーダも六指衆でありながら悲しい過去でもあるのでしょうか?それを救うのは入間、ということ・・・?シーダの動きも気になりますね!
次回も楽しみです!

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今回は、「魔入りました!入間くん」の222話ネタバレを紹介しました!

が…

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バラム先生の能力と心情をリンクさせて「水面」を描く手腕は素晴らしいし美しい!小さいコマのアトリとシーダの動きも面白いですw

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