少年が、出会いを通じて強くなる――。
そんな王道を、堂々と。
おとぎ話のような不思議で不気味な世界観に、バトルを乗せて。
第14回金未来杯優勝作品が、読み切り掲載を経て連載に!
全ての名作を過去にするような、新世代ハンティングファンタジーの開幕です!
前回までのあらすじ
人狼と呼ばれる異形の者が人間を食らうという恐怖が横行する世界。人狼に怯え暮らす森の奥の小さな村の村人たちは、一人の狩人を雇った。
しかし村にやってきた狩人・グリムは幼い見た目で尊大な態度。村の命運を託すには頼りなさ過ぎる……と、思いきや急にナイスバディの大人に変身? 謎のアイテムも続々! そして明らかに狼には見えないバケモノに変身する人狼……狩人志望の少年・ベローは戦いの中で成長していく……。
村を出たベローは、まずは狩人になるための選抜試験を受けることに。仲間が幾人も脱落していく中、過酷な試練という名の訓練は続く。3か月後、狩人組合に到着する頃には「降車試験」という最終試験があると言うが……?
\ 600円分のポイントがもらえる/
レッドフード 8話 ネタバレ
村長と人狼
何も知らず試験を受けるベローを他所に、死んだと思われていた村長がクソデカ人狼とその右腕である魔女と言葉を交わします。
村長と自分たちの目指すところは同じとクソデカ人狼は語りますが、クソデカ人狼くんはどうも個人ではなく組織的なものとして「我々」という言葉を使っています。それも「目録」と書いて「われわれ」です。目録とは恐らく狩人組合が滅ぼすことを定めたレッドリストと思われますが……レッドリストは人間が作った物ではないのか? それとも目録とレッドリストは別物? 「目録」が村長を使って何かをしようとしているようですが、カソカ村での一件は村長が仕込んだことだった……というように聞こえます。む、むずかしい……😵😵😵
そしてカソカ村での一件について、魔女の方は不満があった様子。「辻褄合わせに振り回されるキャラクター」というのが自分だったことに腹を立てているということであってるのかな……あってるのかな……不安だ……。
シナリオ、ページ、そしてベローの物語と、何かと書物に例えられていますが、まーさっぱりわかりません🤪はい次。
新しい、仲間?
あっという間に二か月半も経過したようです。過酷な訓練と聞いていましたが、ベローもチルチもなんとかついていっている様子。二人は共同の部屋で座学に励んでいます。
と、そこへボンカース襲来。自分の荷物を持ち込んでこれから相部屋だと言います。あ、そっか彼慣れてるんだもんね。で、四人一部屋ということはもう一人……物陰からひそひそと陰気なメガネがやってきました。スペース節約のために脱落者が出た部屋は随時圧縮しているようです。ほうほう。彼の名前はメリオピオス。メリオで良いと名乗る彼もまたひょろっちく、地獄の訓練という話がやっぱりいまいちイメージできません。猫背で弱っている風なのかと思いきや、別に顔もやつれてるとかじゃないし🙄
メリオの特徴は陰気メガネだけではありません。突如顔を引きつらせ語ったのは「食べかけ恐怖症」……まあ、後々出てくるでしょう🙄🙄🙄
最終関門!
あと三週間で降車試験ということで、部屋の中も自然とその話題が上がります。しかしお風呂出てホカホカとはまた、やっぱりいい御身分だなぁ……。
降車試験に合格すれば、目的地にて降車し、組合に加入することが許されます。ここまでは想像通り。
しかし降車試験に失敗すると、そのまま逆戻りする要塞に残され、再び地獄の合宿生活を送ることになるとのこと。
えええええええええええええええええええ??!?!?!?!??!!!!?!!!
いや、だからこそリピーターが続出してるのか……? 帰りもあんなに頑張ったから次は的な……? えぇ……わからん……不合格者への慈悲なのか道楽なのかただの弱い者いじめなのか……。
そしてその肝心の内容は毎回変わるとのこと。ふんふん、それで何が起きるか分からないから何も教えてくれないし対策もできなかったのですね。
……にしても、なああああ……🙄🙄🙄🙄🙄
地元ではドロケーでした
さてさて、気になるところはありますが、あっという間に最終試験までたどり着きました。
最終試験の内容は……ケイドロ!!!👮♂️🤸♂️(泥棒はさすがに絵文字なかった
「鬼ごっこの一種」と説明されていますが、手錠をかけられたらアウトという内容です。牢屋が設定してあるようですが、ケイドロにある泥棒が牢屋の仲間を解放するやつとかもアリなのでしょうか? 車掌が牢屋まで連行する……車掌は警察ではないの? んん? あ、手錠持ってるのがデボネアさんだけってことか、ん~、やっぱり難しい。
まあとにかく捕まらなければ大丈夫! ベローの言う通り! 戦って生き残れ!
……とは言ったものの、警察にはさらにグリムが追加。試験の難易度が跳ね上がります。
グリムの参戦に喜ぶデボネアさんでしたが……デボネアさんの能力ってどの程度のもんなの? という人の為に、わざわざ敵がやってきてくれました。
熱血のデボネア
突然無線が入り「クラーケン級」のクソデカマンタがやってきました。いやいやいやいや、全部わからん。クラーケン級って何? そのマンタは何?? なんか突然変異の一種なの??? 人狼とかと同じ人間が倒すべき存在なの???? それともそういう種族なの????? 線路のある所は浅瀬じゃなかったの??????
……まあいいや。とにかくデボネアさんがめちゃくちゃアツい右ストレートで撃退してくれました。これもグリムと同じく魔女の呪いだそうですが、デボネアさんはそれを乗り越えた人。なるほど、強いのはよくわかった。
強いのが分かったところで、さあ、最終試験開始です!!!
レッドフード8話・まとめ
謎が深まるばかりでした。狩人組合に行くしかなさそうですね。この世界のルールとか、そもそも根本的なところにきっと人狼と狩人たちの戦いの歴史や色々があるのでしょう。
狩人組合に行くため、読者のためにも、がんばれ、ベロー!
ちょっとだけ予想
ケイドロとのことでしたので、次はバチバチお友達が捕まる所からでしょう。ただの鬼ごっこではない、牢屋からの解放なんかも上手く使って戦ってくれると嬉しいですね!