吸血鬼すぐ死ぬ259話ネタバレ感想！魔都の香りは海を越えて

2015年6月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「吸血鬼すぐ死ぬ」。

ついに今年10/4から、東京MXやテレビ神奈川などでアニメ放送することが決定！✨ED曲を担当する人気声優・近藤孝行さんと小野大輔さんもそれぞれカメ谷、ヒヨシを担当することが判明！その他にもショット、サテツ、フクマをそれぞれ田丸篤志さん、細谷佳正さん、土岐隼一さんと大人気声優が担当します！9/8に最新刊18巻と共に初のキャラクターブックも発売！これからどんどん盛り上がっていく作品です！✨

吸血鬼と人間が共存する世界の「新横浜」という魔都で、若手売り出し中の吸血鬼退治人・ロナルドの元にある日「ドラルク城に入った子供を助けて」という依頼が。子供を助けドラルクも退治すれば一躍有名に･･･！と意気込むロナルドだが、ドラルクはドアに挟まってすぐ砂になる「すぐ死ぬ」吸血鬼だった！

子供に煽られながら2人で城を駆けずり回っていた所で城のトラップが暴走、ドラルク城は大破･･･。ロナルドの事務所に行き場を失ったドラルクが転がり込み、同居生活がスタートしたのでした。それからというもの、クセの強すぎる吸血鬼や人間もわんさか登場する、ツッコミ所満載のハイスピードギャグ！アニメでのドタバタぶりも気になる所ですね！ｗ

そんな「吸血鬼すぐ死ぬ」259話ネタバレを紹介します。

ネタバレの前に絵付きで楽しみたい方！

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前話までのあらすじ

「辻斬りナギリ」逮捕に情熱を注ぐ元警官で現吸血鬼対策課の一員・ケイカンタロウ。遅くまで資料室でナギリの資料を改めていたが、先輩である半田に「そんな強大な吸血鬼なら俺の能力でわかる、感じないということはナギリはもういないのでは」と現実を突きつけられる。

という悩みを当の本人であるナギリに話しちゃうカンタロウです💦
ナギリは元危険度A級吸血鬼。たまたま出会ったカンタロウに「辻田」と名乗ってしまったせいでカンタロウに「辻斬り探しに協力してくれる親切な一般人」だと思われ執着されているのです💦だから今回自分がもういないのではという話をされていろんな怒りが交錯するナギリ💢

クセのある吸血鬼たちにやっつけられたのかも、という妄想があまりにもクセ強なので「そんなわけあるか💢」と反論してしまったナギリ。自分がナギリだとバレたらカンタロウの武器・パイルバンカーで粉微塵にされる、でもナギリがいないと思われるのは癪、だがカンタロウの捜索は超迷惑。ナギリの存在を証明しつつカンタロウを県外に出せばいいと思いついたナギリは道中の物を自身の能力・血の刃で斬っていくことに。

標識を真っ二つにしてカンタロウに見せてみると「不自然であります」と一言。ギクッバレたか･･･？
ナギリは身の丈100mで全身に血の刃が生えてて口から火を吹くし高尾山2分で登頂すると何だか小学生男子みたいな理論💦そんないつも全力じゃないだろと諫め、次へ。
壁にバッテンの切り傷をつけてカンタロウを呼びに行っている間に、さすらいのアーティストに加筆されて「OPPAI」にされてた･･･そしてそれをナギリからのメッセージだとなぜか受け入れるカンタロウ💦きっとこの先にオッパイ関連の事件を起こそうとしてるとナギリを引っ張っていく･･･

円形広場に着いた2人。そこにはかつて強盗をやっていた「オッパイ丸出し軍団」が大道芸をお披露目中。彼らには一度会っているナギリとカンタロウ、ナギリに至っては彼らに自白しているのですが今回は黙ってろと口止め。オッパイ丸出しの怪しい男があっちへ、と適当な証言を信じて市街地を離れた2人。

このままカンタロウを追いやれるか、と思った所で、いろんなものに斬られた痕がついているのを発見。辿って行くと山っぽい所に洞窟のようなものが。覗き込むと、そこは何とカマキリのような下等吸血鬼の巣穴だった！じゃあ今までの痕もこいつら？ということはナギリはやはり･･･？とカンタロウがこぼした所でハッとするナギリ。

カマキリは数も多く凶暴性がありそうなのでナギリを避難させようとするが、カンタロウが武器を構えるより早く襲い掛かる一際大きなカマキリ！危ない･･･！とその瞬間、真っ二つに斬られるカマキリ！咄嗟にナギリが血の刃で斬ったのです。そこには血の痕も。それこそが血の刃で傷つける「辻斬りナギリ」の証拠だと嬉々とするカンタロウ。実は刃こぼれの痕なんだけど、こいつも納得したし･･･

って何も解決になってないどころか悪化してるじゃないか！！💦
カンタロウに「ナギリ捜索」を諦めさせてオサラバしたかったのに、結局まだまだ捜索に振り回されそうなナギリなのでした。いつか2人が報われますように･･･☆

吸血鬼すぐ死ぬ259話ネタバレ

いきなりグローバル

TVでポーランドのクレープ「ナレシニキ」の紹介を見ているロナルドとジョン。うまそう、簡単そうだし作ろうと適当に粉と卵をハンドミキサーで混ぜてみるも、分離した変なものができただけなのでドラルクとジョンに「有罪」判決されてしまった💦そんなことしてると休日の事務所のドアを叩く者が。

休みですが急なら、と出てみると尋ねてきたのはロナルドの同級生で「ボルンガ共和国」出身のコンナヤツ・イタンカくん。最近よく出てくる「ボルンガ共和国」という架空の外国ですが、どうやらイタンカくんの故郷に悪い吸血鬼が出たらしいとのことでロナルドに依頼しに来たのだとか。イタンカくんの故郷の村に突如吸血鬼が現れ、目立った被害はないもののみんな怯えているとのこと。

ボルンガ共和国はヨーロッパかどっかにある小さな国と何かワヤワヤしてるのは置いといて、日本との親交も深く日本語とボルンガ語のバイリンガルの人が多いとか。新横浜と姉妹都市もあるらしく、ボルンガ車の輸出が主産業。最近ではハロウィンに乗じて派生した「ダバダバ祭り」という奇祭が盛り上がっており、街で目が合うと祭りに情熱をかける「ダバラー」に勝負を挑まれるとか中高生が危険な「ジャンピングダバダバ」を仕掛けてくるとか奇祭のことも置いといて😅

ボルンガはいろいろな要因でほとんど吸血鬼がいないので退治人もおらず、故郷の小さな村では対処しきれないのでロナルドを頼って来たとイタンカくん。同級生の悩みとあって二つ返事で了承したロナルド。
早速新横浜国際空港からボルンガまでの直通便で飛び立ったロナルド。ドラルクは砂にして荷物にして預けちゃう非情っぷり💦ちなみにボルンガまでは30分で着くお手軽海外なんだとか。

ドラルクはキレてるけど、無事ボルンガに降り立った3人。件の吸血鬼とは一体･･･？

変な奴vs変な奴

ボルンガ共和国に降り立って空港周りは意外と栄えているけど、郊外に行くとほぼ何もない村が多いのだとか。早速ドラルクはダバラーにダバダバ仕掛けられて砂ってますが←

空港からバスに揺られること2時間。イタンカくんの故郷「ナンモネー村」に到着。名前の通りナンモネーだろ？いやいや💦何でこんな人口も少ない所に吸血鬼なんか、と世間話をしているとイタンカくんの祖父で村長の「コンナトコニ・イタンカ」さんが。わざわざ新横浜からすみません、よろしくと丁寧に挨拶してくれる村長に状況を聞こうとすると「格好ばかりのよそ者が何用だ？」と声が。

そこには名家・ネーヤツ家の次男「タイシタコト・ネーヤツ」が。俺が吸血鬼退治することによって村の吸血鬼は村で解決できるのさ、と妙にカッコつけたネーヤツにイタンカくんが怒ると、「悪いがそいつのデルマクハネーヨ」とボルンガ語のスラングを吐いて去って行った。スラングって言ってるけどそのままの意味だよね･･･← ちなみにネーヤツの兄は出奔しており名前は「タイシタヨージャ・ネーヤツ」、父の名前は「ドーシヨーモ・ネーヤツ」だそうです←

ネーヤツの無礼を名家の跡継ぎというプレッシャーからかムキになって退治人気取りになったりするんです、と丁寧に詫びるイタンカ村長。気にしないで、とロナルドが宥め、本題の吸血鬼の話へ。村はずれの深い魔の森「トクニナンモネー森」から夜な夜な出て来て人を襲うのだとか。とりあえずイタンカくんたちは村にいてもらい、ロナルドとドラルク、ジョンで見に行くことに。

特に何もないな･･･と言いながら歩いていると「ガサッ」と物音が。振り返ると、何か植物のような奇妙な吸血鬼が飛び出してきた！！咄嗟に銃を構えるロナルド、ジョンでガードするドラルク！だが、そこへ「どいてろ俺が退治する！！」と割り込んで来たのはネーヤツ！どんな技が飛び出すかと思ったら･･･

「タアッ」「トリャァッ」と威勢だけはいいものの、何もせず吸血鬼とワヤワヤしているだけ。吸血鬼も噛むとかせず取っ組み合いしたかと思うとネーヤツの服を脱がそうとしているだけ･･･。重大なケガとかにはなっていないけどとりあえずハエ叩きでベチーンするロナルド。

助けたつもりか？あとは俺の仕事だ！と再び吸血鬼に挑むネーヤツ。だけどまた服を脱がされロナルドがベチーン。元に戻ったかと思ったらまたワヤワヤ服脱がしで「何をどうしたいんだよお前ら💦」とロナルドもツッコミ。

「チクショーだめか･･･」と急に吸血鬼が喋った！意思疎通ができるならなぜ奇襲するのか･･･？

清々しい紆余曲折

急に喋り始めた吸血鬼。よく見ると吸血鬼は人参の吸血鬼だ！吸血人参はもはや見た目だけが特異な人みたいに流暢に話し始めました。

元々ボルンガでは吸血鬼は生まれにくいけど、イタンカ村長のいい具合に適当な家庭菜園で奇跡的に吸血鬼化した人参なんだとか。生んでくれた村に感謝の意を込めて村を襲った･･･って何そのサイコな考え方！？と思ったらそうではないらしい💦

村に顔を出した時、逃げ回る村人の中から1人「退治してやる！」と言って来た若者がおり、彼に可能性を見出したそう。ボルンガでは☆5レアみたいな畏怖い自分とこの若者が戦うことによりエンタメとして村おこし的なアレがワンチャンできんじゃね？みたいな可能性をアレした的な、とビジョンがワヤワヤすぎる人参。その若者というのは先程から退治に躍起になっているネーヤツですが、ネーヤツがザコすぎてモダモダなるだけで挙句本物の退治人であるロナルドに銃とかじゃなくベチーンされるなんて･･･とボヤいてます💧

何でボルンガ産の人参が退治人と吸血鬼の戦いのエンタメ性とか知ってるの？とドラルク。そのワケは、人参にとって恩人であるイタンカ村長が孫のイタンカくんから聞いた新横浜の話を嬉しそうに話してたからだと。この村と同じくらい何もないのに退治人と吸血鬼がゴチャゴチャやってウケてるって聞いた、とワヤワヤな割に絶妙に的確でムカつく指摘💦

どっちにしろエンタメ性は他の方面で考えた方がいいぞ、新横浜から何も学ぶことはないぞと人参を宥めるロナルドとドラルク。だけど「いや！」とまたも割って入って来たネーヤツ。「俺は内心退治人に憧れてたんだ！だから吸血鬼と退治人のメッカ新横浜に留学して本物の退治人になる！！」

･･･いややめとけよ！！！💦
でも人参も吸血鬼を学びたいとよりによって1人と1匹は強引に新横浜に飛び立つことに決めてしまいましたとさ。

そして人参とネーヤツは新横浜に降り立ったのだけど･･･
吸血鬼野球拳大好きと対峙するショット、エッチピクチャーに興奮する吸血鬼へんな動物を叱るマリア、辻Y談を仕掛ける吸血鬼Y談おじさん･･･

ここから学ぶことは無い、と1ヶ月くらいでネーヤツと人参は帰ってしまいましたとさ。
でもその後、ネーヤツと人参は協力してボルンガクレープ屋を始め大ブレイク！一躍トレンドになり新横浜にも支店ができた✨食べたそうにしているロナルドとジョンを複雑な目で見ているドラルクなのでした。

吸血鬼すぐ死ぬ259話感想・まとめ

今回は「吸血鬼すぐ死ぬ」オリジナル外国、ボルンガ共和国のお話でしたね！いきなり出て来た「ボルンガ共和国」という謎外国の詳細が知れて面白かったし、ボルンガの人みんないい人で好感持てますよねｗ

最初にナレシニキっていうクレープのようなお菓子を紹介したことで最後のボルンガクレープに繋がるという話の繋げ方が見事で、ニンジンとネーヤツが村おこしするきっかけに繋げていくのも自然でしたよね✨ネーヤツもスラング吐いてたりしたけど素直になれてなかっただけで村おこし一緒にやってくれるいい人だし、人参がめっちゃいい子でしたよね･･･ベチーンされた時にひしゃげた体を直す所とかカワイイし･･･って、この感覚は麻痺しているのか！？💦←

わかっていると思いますが新横浜に国際空港はないし30分で行けるお手軽海外ってあるんですかね？ヨーロッパのどっかなのに30分で行けるというのはめっちゃ速い飛行機でも開発されてるのか、それとも新横浜かボルンガ共和国が気合いで近づいているのか･･･← 新横浜は魔都なので現実世界にはない施設や自然がいっぱいあるんです。ビルも勝手に移動するしね←

ちなみに出奔したネーヤツの兄「タイシタヨージャ・ネーヤツ」は16巻187話に出てきます(笑)
次回も楽しみです！