少年が、出会いを通じて強くなる――。
そんな王道を、堂々と。
おとぎ話のような不思議で不気味な世界観に、バトルを乗せて。
第14回金未来杯優勝作品が、読み切り掲載を経て連載に!
全ての名作を過去にするような、新世代ハンティングファンタジーの開幕です!
前回までのあらすじ
人狼と呼ばれる異形の者が人間を食らうという恐怖が横行する世界。人狼に怯え暮らす森の奥の小さな村の村人たちは、一人の狩人を雇った。
しかし村にやってきた狩人・グリムは幼い見た目で尊大な態度。村の命運を託すには頼りなさ過ぎる……と、思いきや急にナイスバディの大人に変身? 謎のアイテムも続々! そして明らかに狼には見えないバケモノに変身する人狼……狩人志望の少年・ベローは戦いの中で成長していく……。
二人組の人狼を撃破したベローとグリム。しかしそこへ魔法使いのような女と大きな大きな人狼が現れて……?
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レッドフード 5話 ネタバレ
伝説の中から
ホウキに乗って、とんがり帽子を被った女は横書きかつ不思議なフォントで村を見下げています。隣には規格外のサイズの人狼が。
さっきまでは余裕だったグリムも、今すぐ村人たちを避難させるよう焦っている様子。
クソデカ人狼によると、彼は「息子」の様子を見に来たとのこと。
人狼は人狼同士で繁殖するのでしょうか?🙄 人間から派生すると言っていましたが、それ以外の増え方も? 兄弟の人狼がいたので別に家族があってもおかしくはない気はしますが、それはそれとして「人狼にも人間のような感情があって、家族のような集合体を形成していく中で生じた家族という感情👨👦👦」だとしたらまた話が変わってきますね。
人狼は全て敵だと教えるグリムでしたが、そのような戦い辛い人狼とも戦えるようにということだったのでしょうか……。
全て敵だ
グリムはクソデカ人狼に対して「手下は死んだ」と先ほどの人狼を手下と表現しています。やはり人狼は繁殖行動はしないのでしょうか。まあそうだとしたら人狼が世界の覇権を握る日はすぐでしょうし仕方ないんですかね🙄
グリムは秘密道具でクソデカ人狼に襲い掛かります。
それに対してクソデカ人狼はグリムへの称賛の言葉を送り、腕を振るって応戦しました。
「流石『百砲のグリム』!!」
わ~なんだ、なんだそんなカッコいいのがあるのかいいな~、グリムはやはり有名人だったようですね🦸♀️
クソ長い鎖で壊れた村の瓦礫を丸めて攻撃するグリム。これもやはりヴォルフォニウムとやらでできているのでしょうか? 鎖を掴まれて叩きつけられるグリム👊💥けして小さい体とは言えませんが、クソデカ人狼に弄ばれては手も足も出ません……と思いきや、拳を受け止めているグリム。つよ🙄🙄🙄
とにかく村人を逃がすよう指示するも、グリムには更なるピンチが。
魔法とグリムの実力
魔女っ子の方も、グリムを知っている様子。
横書きの言葉はベローにも通じているようですが、外国語とかそういうアレではないようです。てゆっか、横書きの吹き出しすごい邪魔そうだな🙄🙄🙄
村人を逃がすベローでしたが、クソデカ人狼に見つかってしまいます。息子たちという表現がやはり気になりますが、さきほどまで村にいた人狼の魂を嗅ぎ分けているようです。倒した時どこにいたとかではなく、魂の残滓……戦士の発言ですねぇ。しかしそのクソデカからベローのところまで顔を伏せるのは大変だったろうに……。
ベローはそんなクソデカにもひるまず、傍にあった農具で応戦しようとフラフラの体で構えます。
「家族の仇なら俺も同じだ、相手になってやるぞ……!!」
倒すとか負けないぞとかではなく、逃げる時間を稼ぐために立ち上がるベロー。大きくなったなぁ……。
そんなベローの姿を見てクソデカ人狼は大口を開けて笑い飛ばします。
今はオナカが空いていないと言っていましたが、ベローくらいならペロッと食べるつもりだったのが気が変わったのでしょう。そのまま帰ろうとします。
「楽しみにしておこう。成長した貴様の血の味を」
やっぱり、強いは美味しいなのですね……😋😋😋
シンデレラの魔法
そのまま帰ろうとするクソデカ人狼でしたが、魔女っ子の方は消化不良の様子。あれ、吹き出しが縦書きになっている。
そんな魔女っ子の様子にクソデカ人狼は、炎を頼みます。散っていった息子への送り火とでも言いましょうか、クソデカ人狼も横書きになって言います。なんなのさこの法則は!!!!!!!!!😫😫😫わからないよ~
線香花火のような炎が村を焼いていきます。森の中の小さな村は成す術なく焼かれ、ベローも湖まで避難するように大人に連れられて行ってしまいました。
シンデレラと呼ばれた魔女っ子は、意味深な言葉を残します。レッドリスト、生きることを諦めないという言葉。最初にグリムが言っていた魔女やドラゴンが過去だったという言葉とやはり何か関係があるのでしょうか。狩る側と狩られる側、狩られる者たちのリストがレッドリスト……ということでしょうか。
魔女や人狼は人が狩ってきましたが、きっと過去のものにしたはずの魔女がまだいて、狩りがおっつかなくなると。不穏な感じですねぇ。
そして次の物語へ
カソカ村は焼けてなくなってしまいました。村人たちはバラバラに引っ越し。これでベローが心配していた問題はなくなりましたね! さあ旅にでよう!
……主人公が納得してではなくこう、なんでこう最近のジャンプは自発的にじゃなくてどうしようもない感じで話が始まるのでしょうか……😥😥😥
グリムは魔法とやらが解けて子供の姿に戻っています。
村と村人を守れなかったことに責任を感じているのか、グリムもかなり落ち込んでいる様子。村人を捜索したらベローと村人たちの前から姿を消すと言っていますが、ベローは涙を拭って決意を固めます。
いざ、狩人組合へ―――!
レッドフード 5話 まとめ
シンデレラとクソデカ人狼は一体何者だったのでしょうか。またきっとどこかで会うのでしょうが、本来ならこんな小さな村に来るはずではなかったようで、再会は先の話になりそうです。
その時のために、どうか強く! 頑張れ狩人たち!
ちょっとだけ予想
狩人組合に行く二人。もう少し設定面が明らかになるといいですね……!
魔女やそれこそドラゴンの話も少し聞きたいです!