弱虫ペダル643話ネタバレ感想!そんな「勝ち」に落ち込まないで

wj‗nirakana 弱虫ペダル

2008年2月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「弱虫ペダル」。

世代が変わってもすべてのキャラクターが愛され続ける、自転車の仕組みやレースのルールなどもわかる「自転車漫画の金字塔」!チャンピオンや単行本を読むと、作者・渡辺航先生が出場したレースの模様や結果なども書いて下さっていることもあり、自転車情報誌として読んでも面白い作品なのです!🚴

物語の始まりは、総北高校に入学したての小野田坂道が激坂と言われる裏門坂をママチャリで鼻歌交じりに登校しているのをロードバイク実力者の同級生・今泉俊輔が発見し自転車レースを挑まれる所から。レースには負けてしまいましたが、その後アニメや漫画オタクの小野田のホームとも言える秋葉原で同じく鳴子章吉と出会い、車を追い抜いた経験から小野田は自転車への魅力と己のポテンシャルを見出し、自転車競技部に入部します。

2008年では高校1年生だった小野田たちも現在3年生時の世代。キャプテンとなった小野田を見下し再入部してきた川田と桜井に灸をすえるべく杉元照文が川田と白熱勝負!この勝負、どちらに軍配が・・・!?

今回はそんな「弱虫ペダル」643話ネタバレを紹介します。

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前話までのあらすじ

必ず追い抜いてやる、と杉元が川田を追いかけるが、川田もナメんなよと悲鳴を上げ始める体にムチ打って必死でアップダウンを抜けて行く。

俺は自転車でもテニスでも負けて、踏まれ抜かれてきた。先輩にも他校のライバルにもバカにされ理不尽に怒鳴られたり殴られたりしてきた。今更こんな痛みくらい屁でもない。俺は雑草、強くなるんだ!悔しかった思い出を胸に、川田は最高斜度10%の登りを一気に駆け上がっていく!

あんな余力があったのか、と驚くが依然川田に勝つつもりでいる杉元。残り500m、展望台のへりが見える。一進一退の攻防を続け再び川田に追いついた所で「もうルールは破らないと誓え」と川田に釘を刺した。その瞬間、川田はあまりにも冷静な目で杉元を見やる。一体あの目は何だ?そう思った瞬間現れた右カーブ。川田は再びルール違反であるカーブの内側を取って走っていく。

そう、杉元が内側を走らないことを確信した顔だったのだ。完全に確信犯じゃないか!
それでも杉元はルールを破らず、あくまでフェアに川田を破ろうとペダルを回す・・・

その頃、ゴールでは今泉が徐に川田との初対面の思い出を話し出した。そう言う今泉も昔は先輩以外には冷たく、川田が何度も挨拶をしたり会話をしようと取りつこうとしても完全無視していた。練習中にもしつこく話しかける川田をうるさく思っていたと語る今泉に鳴子はツッコミつつ同情すら覚える、と一言。川田が今泉に必死に聞いていたのは「どうしたら早く、強くなって勝てるか」ということ。

ずっと軽くあしらっていたがようやく1つ教えてやったのは、「お前のその粘り強さはゴール前まで相手と勝負をもつれさせることができれば武器になる」ということ。
まさに今、粘りの勝負の真っ最中!?この勝負どうなる!?

弱虫ペダル643話ネタバレ

ギリギリまで「勝負」

杉元と川田の勝負が気になって追いかけていた鏑木。しかしあっという間に孤立してしまったので一気につまらなくなる。せっかく2人の勝負見ようと追いかけてるのに結構なペースでやってるのかな、見たかったなぁ生意気な川田が無様にサクッと杉元さんに抜かれる所。

鏑木がそんなことを後方で言ってるとは知らず、川田と杉元の勝負はいよいよ大詰め!杉元は脚が悲鳴を上げているし川田は全身に痛みを覚えている。だがお互いに因縁を持っているため止まれない。特に「気持ちが鍵となる」コースだから尚更です。

「絶対に勝つ!」「絶対に抜く!」
ピッタリ張り付いたまま鎬を削る両者!やや後ろの杉元が「今なら許す!もうルールを破らないと誓えば、山頂に着いてない今なら許すよ!」と川田に訴えるが、「許す!?てめぇになん許されなくていいよ!何様のつもりだ正義のつもりか!?道交法の神様にでもなったつもりか!?」と相変わらずの川田。そして最後の右カーブも内側を通って行ってしまった。

距離がまた空いてしまったが、杉元はその川田の行動に激情が沸かさざるを得なかった。最後まであいつはルールを破って内側を走った。これが最後だったんだ。もう弁解の余地はないぞ川田!!

悲鳴を上げ続ける脚を気にすることもなく、杉元はラスト150mの勝負に出る!残るは直線と左カーブ1つ!
「覚悟しろ川田!!!」

グレーチングは勝敗を待つ

残り150m。杉元が言う通り、左カーブを一つ抜けると残りはそのまま今泉たちが待つ山頂の駐車場まで一直線。

そういえば皆さん本峰山のゴールどこにしてるんですか?と段竹が尋ねると、今泉と鳴子は歩き出して「ここだ」と駐車場に入る直前の横溝のグレーチングの前に立った。そこをゴールラインに見立てて先に踏んだ方が勝ちと判断しているらしい。

その山頂を目指して杉元と川田は息を切らして決死のラストラン!残り100m、最後のカーブは左カーブだ!左側はおのずと内側を走ることになるけど・・・?これが終われは山頂までのグレーチングまで70mは直線、全力で踏むだけだ!最後の直線に賭けているのは両者同じだけど、川田は内心杉元への不満が爆発していた。

しつこいな、何でついてきてるんだ杉元。何がルールだ正義ぶりやがって。逆に聞きてぇよ、右コーナーの内側通って何がいけないんだ。車が来ればブレーキかける、それだけなのに。目の前に勝ちが近づく方法が転がってるならそれを拾わない方が完全にバカだろうが!!

ギリギリの勝負を続ける杉元と川田の姿を、丁度グレーチングの前に立っていた今泉たちが捉えた。一気にゴールの空気がザワめく。一体誰だ、勝負している2人は。あれは・・・川田と杉元や!!

ゴール前の直線70mで決死の勝負!因縁のバトルの勝負の行方は・・・!?

意地と不正が勝つのか

直線を一気に向かってくる杉元と川田はほぼ横並び!鳴子は段竹に2人を迎えるため道を開けるよう促す。

体全体を使ってゼェゼェと息を切る川田だが、痛みなど無視している様子でひたすら「勝つ」と頭の中で連呼してペダルを踏む。俺はもう、絶対に誰にも負けたくねぇんだよ!!!今までの悔しさをバネに、ひたすら勝負に勝つことだけを念頭に走る!!

一方の杉元も勝つことにこだわる。というか「勝たなければいけない」という義務のような心持ちのようです。必ず川田を抜く、勝たなければいけない。でないと・・・
僕が今まで信じてやってきたことがすべてウソになる!!嘘になってしまうんだ!!

そう言って杉元は限界の脚にムチ打って思い切りペダルを踏み込んだ!!そして川田の前に飛び出した!しかしその瞬間、杉元の脚の筋がビキン、と限界を迎えた音がした。ガクンと首を前に倒す杉元。ゴール前で待つ鳴子たちには依然杉元が前に出たように映っている。前に出た拍子に一気に加速する・・・?

かと思った瞬間、あれっと思う鳴子と今泉。杉元はうなだれたまま、体をこわばらせていた。どうやら無理が祟ったのか、脚をつったか異変が杉元の体に起こってしまった様子。加速するかと思っていたのにしなかったことに驚きつつ、自分に運が回って来たとでも言いたげな表情になる川田!そしてニヤリと笑うとその一瞬を突いて杉元を追い抜き返した!!

杉元が来ると思っていた今泉たちも驚き口を開ける。「川田が・・・!」
だんだん近づくグレーチング。杉元も顔をしかめながらも必死で体を前に伸ばす。グレーチングを先に踏んだタイヤは・・・

川田の自転車だった。
片腕を天に突き上げる川田。うなだれる杉元。
「勝った・・・」勝負には勝ったけど、本当に勝ったと言えるのか?そして杉元は「嘘」になってしまうのか・・・?

弱虫ペダル643話感想・まとめ

ついに杉元と川田の決着!でもこれは本当に川田が先にゴールしたのか?勝負には勝ったけど不正しまくった川田が勝ったことにしていいのか?今後のメンバーの判断が待たれる所ですが・・・

突然現れて好きに引っ掻き回して行った川田だけど、ここまで破天荒にされると「川田は何の目的で自転車に乗り始めたのか?」という所が疑問になってくるんですよね。元々中学ではテニス一本だったのに総北に入った瞬間自転車部に入り、ずっと表彰台の常連だった今泉に固執して負けず嫌い発動して。でもウェルカムレースで不正して挙句小野田に負けて杉元に憐れまれ、総北のテニス部に入ったけどそこでも馴染めず出戻りでこの結果・・・

負けず嫌いなのはいいけど、川田は目標を見失っているのかも?なぜ勝ちたいのかというのも明確にわからないし、結果を残して上の立場になりたいのか、周りにチヤホヤされたいのか、はたまたえばりたいだけなのか・・・どのみちどこでもうまくいかないのは才能もあるかもしれないし「努力の方向性が間違っている」、もしくは「合わない方法で無理している」のかも?それに気づかず負けた悔しさを怒りに変えてもその結果って美しくない気がするんだよなぁ・・・💦

小野田は勝ちとかより「自転車を楽しむ」を地で行きます。憧れの先輩もいてその背中を追いかけながら仲間たちと楽しく走ります。ここは小野田が川田にビシッと言う場面か・・・!?
勝負の結果と彼らの今後はどうなるのでしょう!?次回も楽しみです!

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今回は、「弱虫ペダル」の643話ネタバレを紹介しました!

が…

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手に汗握るギリギリの勝負の描き方はさすが渡辺航先生!少しずつ、いろんな角度からグレーチングを描く手法にも注目です!

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