前回のあらすじ
時行達と行動を共にすることとなった玄蕃は、時行を伴い綸旨を盗み出すことになったのです。
厳重に守られている蔵に潜入するべく、時行と玄蕃が共に行動し、孤次郎と亜也子は合図を待ち別の場所で待機。
玄蕃は手慣れた様子で塀と堀を越えて、時行もワクワクした表情で後に続き潜入しました。
玄蕃が小笠原に扮し、蔵の見張りを欺いたのです。
そして難なく、錠も開けて蔵へと侵入しました。
この異変を敏感に察知したのが信濃守護補佐役『市河助房』
2人の元に敵が迫ります…!
ということで、新敵登場です(^o^)
果たして時行と玄蕃は無事に館から脱出できるのでしょうか!?早速みてみましょう(((o(*゚▽゚*)o)))
逃げ上手の若君13話ネタバレ
迫り来る敵
玄蕃はすぐに迫り来る敵の気配を察知。
敵に包囲される前に脱出を図りますが、玄蕃にとって時行を守る事は仕事の範疇ではありません。
時行もそれを了承し、蔵の屋根から脱出しました。
その姿は市河に見つかっていましたが、玄蕃は即座に敵側に煙幕を投げ込み視界を奪います。
さらに閃光弾も投げ入れ、敵の視界を完全に奪ったのです。
さすが玄蕃は抜かり無いですね♪( ´▽`)
敵達が煙と光で現場と時行を見失う中、市河は持ち前の耳で2人の足音を捉えていました。
さらに、音のみで正確に位置を把握し、弓矢を放ったのです。
やばい( ゚д゚)
地獄耳
市河が放った矢は間一髪、時行の袖を貫きました。
時行は即座に弓を放り、何とか塀を越えたのです。
怖すぎぃ:(;゙゚’ω゚’):
小笠原郎党達は、時行達を追うべく、次々に塀の外へと向かっていきました。
一方、控えていた孤次郎と亜也子は、玄蕃が放っていた閃光弾を見て行動を開始していました。
その合図は『火』
『見つかったから追手を引き付けろ』
2人は馬を走らせ、塀を出た郎党達を惹きつけたのです。
しかし、鋭い聴力を持つ市河には囮の作戦は通用しません。
塀から馬まで走り寄る子供の足音がしない事を、耳で聞き分けていたのです。</span>
また、徒歩で去る足音もしない。
となれば、すぐ近くの林で息を殺していると察知したのです。
「どおぉぉおこかなあぁぁぁあ?」
これはかなりの恐怖心((((;゚Д゚)))))))
というか、足音聞き分けるって…:;(∩´﹏`∩);:
かなりの強敵/(^o^)\
順風耳鬼
玄蕃は冷静に状況を分析します。
貞宗の腰巾着
市河助房
驚異的な地獄耳で、視覚を欺く玄蕃の幻術が通用しない相手。
かといって、今から時行を売るにしても、時すでに遅く時行の一味と見られることは必至。
そこで玄蕃は時行をこの場に置き捨て、忍足でこの場から逃げ去ることにしました。
良くも悪くも、常に状況を分析してますね(´-ω-`)
時行は焦ります。
隠れ鬼では、この距離で動き出すのが一番見つかるのです。
さらに相手は地獄耳の持ち主、忍ぶ玄蕃に大太刀が迫ります。
時行は咄嗟に玄蕃を庇い、大太刀が当たりました。
時行は苦しむものの、市河は大太刀が木に引っかかったことで身動きが取れなくなり、その隙に2人はその場から立ち去ることに成功しました。
傷を負ったけど、時行ナイス((((;゚Д゚)))))))
時行が庇ってなければ玄蕃が危なかった_:(´ཀ`」 ∠):
逃げる時は必ず一緒
玄蕃が時行の負った絆を案ずるも、時行は気丈に振る舞います。
玄蕃には、時行の行動がわかりませんでした。
「…見捨てようとした俺をなぜ助けた。
1人で逃げりゃ良がったものを」
すると時行は
「さっき君を疑ってしまった。
君が死んだら詫びれない」
さらに
「私は心も弱いし器も小さい。
この先も君を疑ってしまうことがあるかもしれない。
だけど誓える。
私からは絶対に君を裏切らない。
君と一緒に逃げるのが楽しいからだ。
私1人では逃げ切れない強い鬼からも君の技の数々があれば逃げられる。
そう考えるとわくわくして止まらないんだ。
たとえ君が絶体絶命でも、たとえ君が裏切っても、
逃げる時は必ず一緒だ!」
うぉぉぉ!!!\\\\٩( ‘ω’ )و ////
時行の心の広さよ・:*+.\(( °ω° ))/.:+
夥しい人間から裏切られた経験を持ちながら、時行の方から裏切った記録はない
寝返りや離反が当たり前のこの時代では、かなり一途な武将だったと言えるだろう
強敵の共闘
小笠原は馬に乗り時行達を追っていました。
しかし既に闇夜、歳のせいもあり小笠原は難航していました。
すると急に背後から手がスッと…
「馬鹿だな。
拙者がいるよ」
現れたのは市河でした。
小笠原は齢も役職も上なのに市河がタメ口なのを気にしつつ、馬を走らせます。
流石小笠原ですね(´ー`)
どんな時も笑いを誘います( ̄▽ ̄;)
玄蕃は森を抜けたところに馬を隠しており、その地まで間もなくのところ。
しかし時行が負った傷からは出血が多く、これ以上激しく動くと限界が来るほどでした。
微かにキリ…という音がしたのに気づく時行。
ボッという音を上げながら、時行のすぐ上を通過。
そして矢は木を裂いたのです。
むしろ時行の反応が遅れていたら致命傷:(;゙゚’ω゚’):
玄蕃は雷かと驚きますが、時行は冷静。
「…お出ましだ。
これは貞宗の弓だ」
初見の玄蕃は
「馬鹿な!
馬の音は100m先だ。
この闇夜にドンピシャで狙えるはずが…」
まさに人間離れ∑(゚Д゚)
「我が耳を信じて放ちなされ、貞宗殿」
「…ククク
この手で何人敵を闇に葬ったのかのう」
弓に秀でた小笠原と、地獄耳を持つ市河が手を組み迫っていたのです。
すごいけどこの二人の体勢、どうにかならなかったのか( ´_ゝ`)
隠してある馬までもう少しとはいえ、まだ距離があり、時行と一緒ではあの弓から逃げ切れない。
しかし、目に見えない借りならば無視できたとしても、目に見える傷など作られたら
返さなければならない…!
Twitterはボルテージが高まりつつある様子((o(^∇^)o))
逃げ上手の若君は小笠原貞宗以降めちゃ面白くなってると思ってて、今週確信したけどやっぱ敵が魅力的すぎるんだよな。貞宗殿と市河殿ホント好き
— 尾瀬ヶ原薄 (@tigiru_ebikui) April 19, 2021
敵キャラがおもろすぎるんだよな、貞宗さんの心の声(笑)
味方から裏切られても自分は裏切らない、時行様好きだ!
(逃げ上手の若君)— リーシャ (@Reasha_oR) April 18, 2021
逃げ上手の若君13話まとめ
敵の気配を察っした玄蕃。
2人は蔵から脱出します。
さらに玄蕃は向かい来る敵に煙幕と閃光弾を投げ込み撹乱させます。
しかし市河は持ち前の地獄耳で、時行と玄蕃が逃げた位置を察知し、矢を放ちました。
間一髪、時行は矢を逃れ塀を越えることが出来たのです。
とはいえ小笠原郎党達は次々に追ってきます。
そこでこれまで影で控えていた孤次郎と亜也子が馬を走らせ、塀から出てきた郎党達を欺くため動き出したのです。
しかし市河はこの囮作戦にも惑わされず、影に潜む玄蕃と時行に迫ってきます。
玄蕃はこの危機的状況に1人逃げようとするものの、市河に見つかったのです。
現場の危険な行動にいち早く気づいた時行のおかげで玄蕃は難を逃れました。
時行は玄蕃を庇った際に傷を負ったものの、2人は市河から逃げることができました。
玄蕃は時行に、なぜ助けたのかと尋ねると
「私からは絶対に君を裏切らない。
逃げる時は必ず一緒だ!」
と時行は答えたのでした。
一方の小笠原はというと夜目が効かず、時行達の追跡に苦心していたものの、そこへ市河が合流。
共に時行達を追うこととなったのです。
玄蕃と時行は、隠した馬までもうすぐのところまでやってきていましたが、時行は出血量が多く既に限界が近づいていました。
そんなところへ小笠原の放った矢が飛んできたのです。
時行が異変に気づいたため何とか避けられたものの、100m先からの驚異的な命中力。
玄蕃はついに立ち上がったのです…!
次回は玄蕃の活躍が見られそうですね((o(^∇^)o))
今週もセンターカラーでしたし、単行本発売前にも関わらず、まさに飛ぶ鳥落とす勢い٩( ‘ω’ )و
ちなみに来週は合併号です(^o^)