前回のあらすじ
捜査i課はめでたく、初手柄をおさめたものの、その強引なやり方に周囲の反応は冷たいものでした。
銀行強盗の罪により逮捕された吉田輝彦の元には、毎日のように相生が面会に訪れていました。
吉田が雑談の流れで愚痴を溢すと、
「犯罪者の十字架に押し潰されてしまいそうなら、一緒に背負わせていただきますので、私の所に来てください!」
と、相生は愛の形を示しました。
その後、既に始められていた慰労会に顔を出す相生。
相生が注文をしている横で、左近は
「自分…相生さんの事全く知らないんですね…」
と寂しそうに溢しますが、明課長は
「焦る必要はない。
物語は始まったばかりだ」
と答えたのでした。
彼女の愛を恐ろしいと感じる者も居れば、その愛に救われる者もいる。
同じ愛の形の筈が相手に届く頃には、どんな形になっているのか、
他人の目にはどう映るのか、当の本人さえ知る由もない。
彼に一体どのように届いたのかも。
そしてこの物語は、私の目に映った『彼女の愛の形』を書いたものだ。
あの日の慰労会から数年経った。
i課の皆はもう居ない。
全てが終わった後、私は筆を執った。
りさの美しい愛を形にしたかったのだ。
長い、とても長い序章もこれで了い。
ただ意味もなく時を刻むのも辞めにして、始まりに相応しい文字から始めよう。
さぁ 第一章の幕開けだ。
まさに誰も予想しなかった展開でしたね( *`ω´)
完結したのかと思って、何度も見返してしまいました笑
今週からはさらに新たな展開へ!
アイテルシー12話ネタバレ
上木ほむら
捜査i課は初捜査以降、噂となっており左近も例外ではありませんでした。
とはいえ左近は通常モードで、昼食を摂りつつ筋トレに励んでいます。
そうとは知らず、左近の悪口を言う職員に対し銃を向ける女性が。
「そのi課に捜査一課は出し抜かれたのだろう。
嘲笑してる暇があるなら、その口で聞き込みにでも行け」
彼女は捜査第一課刑事『上木ほむら』
「筋肉バカは昔からだ。
なぁ左近」
「バカって言わないでよ、ほむ姉」
…お?(*’ω’*)
左近がタメ口で話すの、初めてでは…!?(`・ω・´)
ほむ姉は2つ上の幼馴染
家族ぐるみの付き合いで、父さんに憧れたもう1人の刑事
そして愛銃家
警察内で話しかけてくるのは珍しいですが、左今回は左近を心配してくれたようです。
上木は相生以上に、明課長を信用していません。
もし左近が望むなら、、捜査一課に戻れるように口利きをしてくれるとのことです。
クールな雰囲気で、すごく頼れる先輩って感じ( *`ω´)
しかし左近は
「自分は捜査i課がいいんです」
と笑顔で返答したのです。
この対応に拗ねる上木。
そんなやりとりを眺めていた明課長はにんまり。
顔を赤くし、上木は走り去っていきました。
怪盗マー
今回明課長が現れたのは、『次の事件』について話があったからです。
捜査i課のデスクに戻ると、相生が激怒。
左近の散らかした机で雪崩が発生、圧死するところだったのです。
これに対し、落ちないように次からは重しをと、乗せたのはダンベル。
殺傷能力を高めたことで、さらに相生の怒りを買っていたのでした。
さらに明課長からもお咎めを受ける左近。
しかし今回の本題は事件について。
「2人は『怪盗マー』を知っているね?」
怪盗マー
この半年で数十点もの絵画を盗み出す
盗まれた絵画は全て女性が描かれた作品で
その絵画は盗まれた数日後に『台無し』にされ返却される
『モナリザ』を台無しにした事で一気に世界が注目する回答となった
メディアは謳う
怪盗マーは盗みのエンターテイナーだと
怪盗マーは相生も注目しており、怪盗マーが作ったダークウェブサイトは既にブックマーク済みでした。
相生はターゲットがかなり手広いんですね( ̄∀ ̄)
サイト名は『mart』
サイトの掲示板には数多くの盗み映像が貼られており、いわば盗みのシネマショー。
マーを崇拝する投稿者達が彼にアピールしているのです。
そして先日、マーから初の予告状が届きました。
《貝塚我郎作 浜辺の姫を頂戴する
全力で私を捕まえに来い
楽しいショーにしよう》
明課長の見立てによると、
「マーはもはや民衆の心さえも盗んでいる。
自らを作品として昇華しているようにも見えるね」
手柄を立てるには絶好の犯罪者で、逮捕すべく意気込み
えい!えい!お〜!!
…すると深くフードを被った人物が。
その人物は
「『マー』の声が聞こえたから入ってみれば、やる気満々でよろしい!
あ、これかいしにきたよっと」
と、左近に差し向けたのは先日盗まれた貝塚我郎作『ひまわり』でした。
既に絵には落書きがされ、台無しになっていました。
「そう、私が『怪盗マー』よ!!」
これはまた一癖も二癖もあるキャラクターですね(*´∇`*)
うつくし偏差値
フードを取ると、女性が…!
マーは刺激を求め、敵陣とも言える警察へと侵入したのです。
逃げおおせることができれば、最高に美しいエンターテイメントになるはず。
そうなれば、マーの『うつくし偏差値』は爆上がりだと言うのです。
とはいえ、それはあくまで捕まらなかったらの話。
あっという間に相生がマーの元へ。
「逃げるついでに、私もご一緒に盗んでいかれてはいかがですか?」
相生、既にゾーンに入ってます(*´∀`*)
男女関係ないんですね笑
マーも相生に対抗するかのように、
「貴女みたいなお嬢さん、滅茶苦茶にしたくなるわ。
『うつくしノイズ』をかけてあげようかしら』
これに相生もさらに乗っかりますが、見かねた左近が仲裁に入りました。
相生は海の見える刑務所を提案するものの、もちろんマーは断り、お詫びにプレゼントを渡しました。
相生が笑顔で開けようとすると
「爆弾よ」
ドォォン
…!!
Twitterは今週の内容に対する感想というよりも、徐々に落ち込んでいる本誌の掲載順位に対して不安視する声が多数ですね(´-ω-`)
アイテルシー12話まとめ
怪盗マー
この半年で数十点もの絵画を盗み出す
盗まれた絵画は全て女性が描かれた作品で
その絵画は盗まれた数日後に『台無し』にされ返却される
『モナリザ』を台無しにした事で一気に世界が注目する回答となった
メディアは謳う
先日、初めてマーからの予告状が届きました。
《貝塚我郎作 浜辺の姫を頂戴する
全力で私を捕まえに来い
楽しいショーにしよう》
手柄を立てるにはうってつけの相手。
捜査i課が逮捕に向け意気込んでいると、突如フードを被った人物が現れたのです。
すると取り出したのは先日盗まれた貝塚我郎作『ひまわり』でした。
既に絵には落書きがされ、台無しになっていました。
フードから姿を表したのは女性。
彼女が『怪盗マー』だったのです。
相生にプレゼントを渡すとそれは爆弾で…!!
先週は驚きの展開がありましたが、今回はついに捜査i課、二つ目の事件を手がけることに!
Twitterでは心配する声が多く上がっていますし、順位をぜひ取り戻してほしいですね( *`ω´)
来週は合併号です(*´ω`*)