人気作が次々と大団円を迎え、世代交代を感じさせる2020年夏の週刊少年ジャンプ。
そこへ堂々帰還したのが「べるぜバブ」「腹ペコのマリー」を代表作に持つ田村隆平氏による海洋マンガ!
ギャグのようなそれでいてストーリー物のような、一言で言い表せない深い魅力がつまった目が離せないイチオシ作品です!
前回までのあらすじ
主人公・鮫島灼熱(さめじまボイル)はハードボイルドな警察官。大都会新宿での不祥事を経て左遷された先は、小笠原諸島姉ヶ島! そこで出会った相棒はまさかの人外?! そしてその人外をパパ上と慕う謎の少女……刑事×少女×海、深海のごとく誰も見たことのない物語が今始まる――。
教団の事件の捜査の為、海洋機動捜査隊と主人公二人は海底遺跡を調査。最奥にて教団トップの教主と崇められる神室洋介と再会し、まずは一発!
この記事では灼熱のニライカナイ、33話のネタバレを無料で紹介します!
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灼熱のニライカナイ 33話 ネタバレ
警察のやり口
主人公サイドがどんな打ち合わせをしていたのか。まずは水の中からサメの不意打ちアタックです。モロに受け、床に投げ出される神室くん。教団メンバーに戦慄が走ります。
助けに入ろうとする教団メンバーに対し、オルフェと神宮寺は拳銃で「動くな!!」
まあ、それが効く相手かどうかはおいといて、警察ってまずこうしなきゃいけないんだろうな~……っていや今更警察のルール持ち出されても!!! まあカッコいいからヨシ!!! しかしオルフェのガタイとウェットスーツで銃を構える姿はなんだか不思議な感じですね。海の中で銃……大丈夫だったのか……。
人間のオモチャ、海人の戦法
銃を向けられ驚いた顔のドリアン頭。しかし彼が驚いたのは銃に対する恐怖ではなく。
「そんな人間の玩具ふりまわして何だって? 動くな? ……がっかりだ」
血管の浮き出た激おこ顔でそう言うと、一閃、目にもとまらぬ速さでオルフェと神宮寺の背中へ回り込みます。背中に構えた剣で切ったのは、二人が構えていた銃と、足場。いとも簡単に切断されたそれらはドリアン頭……一角さん、それそれ。の力を示す物でした。わ~強いな~。ランキング5位、別格と称される一角さんでしたが、つまりそれ以上強いのがあと4人いるということでもあります。今この場にもいるのでしょうか? 相来くんを人にらみで震え上がらせるほどの実力者です。人数的にもまあまあ不利、う~ん、キビシイ……。
頭脳戦……てほどではないですが
相来くんへ次の攻撃を仕掛けようとした一角さんは、神室くんのツルの一声で引き下がります。しかし神室くんはサメに抑えつけられており、一見絶体絶命。この余裕はどこから来るのでしょうか?
そんな二人はこの状況とは思えないほど冷静に語り合います。お互いに話をしたかったと言い、署でコーヒーでもと誘うサメ。コーヒーの良さが分からない神室くん。
「人生が苦い? ……そうか、君はそうやって自分をなぐさめてきたんだね」
それから神室くんは国木田独歩の言い回しでサメを諭します。「小春」という小説の一説でしょうか。多分これ↓
「今や人情の幽音悲調に耳を傾けたり。今や落日、大洋、清風、蒼天、人心を一貫して流動する所のものを感得したり。」
(青空文庫様より引用https://www.aozora.gr.jp/cards/000038/files/42202_48332.html)
まあざっくり言うと世の中の色んな事に耳をすますことを覚えたからあらゆる自然が色んな事を教えてくれるのを感じることができるようになったよって意味ですかね。ざっくりすぎる? 間違ってる? あっはいごめんなさいちゃんと読んでないです……。
そしてそれを瞬時に理解したサメに対し、意外に博学だと煽る神室くん。そうそう、ただの脳筋主人公じゃないんですよ。ただサメは「知り合いに好きな奴がいただけ」と返します。
……誰だ? いた? そんなの。
ちなみにさらに引用されている「巡査」という短編はかの夏目漱石が絶賛したことで知られています。漢文っぽくてただ読むだけでだいぶ疲れます。神室くんのセリフは「警察はなにもしないでいられるのが一番だよね! 何事もないのが一番! なんかあった時治めるのは二番目だゾ!」っていう感じの言葉ですね。あっはいすごく適当だけどこっちはわりと自信あるので思い切って書きました。
裏切りの発覚
ずっと余裕だった神室くん、それはいつでもこの状況を変えられると思っていたからでしょう。セイラさんが二人の前に進み出て、サメは動揺し一瞬のスキを突かれなんか目の気持ち悪い人(名前忘れた)に制圧されてしまいます。
セイラさんの裏切りを糾弾するサメでしたが、神室くんはそもそもスパイだったから裏切りではないとヘラヘラ顔。おぉ……悪役……。
突如として神殿の上部が壊れ、海水が侵入してきます。神殿が目覚めようとしているということですが、要するにやばいってことだと思います。さらにサメが水中で酸素を供給するためのレギュレーターが壊れてしまっています。わ、分かりやすくピンチ!
あちこちから水が浸入し、既にサメの胸のあたりまで水がきています。このままでは戦うこともままならない。さあ、どうする主人公!
教団と人間と儀式と過去
水が迫る中、神室くんはサメは教団に引き入れるつもりだから全くお構いない様子。水に沈むことも入信の儀式だと大きく構えています。どうやらそれは日常的に行われており、耐えられなかった人間の多くが死んでしまっていたとのこと。そして、そのことはオルフェも知っていて……。
そんな大ピンチに、声を上げたのはセイラさんでした。神室くんを人質にとり、サメを離せとスゴみます。あ、そうそう、武藤さん。
その場にいた教団メンバーは驚いた表情をしており、今度こそ「裏切った」形になっています。水は容赦なく全員を沈めていきますが、果たして主人公サイドに勝ち目はあるのか? 次週、海人である教団メンバーと海中戦が始まる――?!
灼熱のニライカナイ33話・まとめ
とにかく主人公サイドが追い詰められていく回ではありましたが、最後に反撃の狼煙が?!
神宮寺やオルフェも、海中の方が戦いやすかったりするのでしょうか? それはそれとして、まだ呼吸の使えない(よね?)サメは沈んだら沈んじゃうんですが……。
セイラさんはランキングも低く戦力としてどこまで期待していいか分かりません。まだ動いてすらいない教団メンバーもいます。海中戦闘、一体どうなってしまうのか? あと相来くんもうちょっと活躍して!!!
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今回は、灼熱のニライカナイ33話ネタバレを紹介しました!
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