前回のあらすじ
相生の回想。
上司は相生に語ります。
「正義を掲げることで救えない者も出来てしまう。味方に見放されている君がいい例だ。
先の事件では運良く左近が窮地を救ってくれたけど、左近がそばにいなければあの時死んでいたよ。情のままに動いていては奴に辿り着けないぞ。
今こそ、君に手を差し伸べてくれる清濁併せ持つそんな部隊が必要だよ」
相生に向かい、凶器を振りかぶる犯人。
そこへ左近のキックが命中し、凶器を飛ばされます。
さらに、ふらついた犯人にパンチを喰らわせ床に尻もちをつく犯人。
この隙に逃げる一行ですが、部屋のすぐ外にはオーナーの死体が。
逃げること最優先しそのまま進もうとしますが、相生がこの場に残ることを宣言。
制止に入る左近をよそに、煙幕を焚き立ち去る相生。
それを追おうとする左近に対し、右近は相生を警察の道具だと言います。
そして父と同じ目にはあってほしくないと止めようとしますが、左近は右近に頭突きをし、相生の元へと走っていきました。
残された右近はその場に座り込み、2人の様子を見ていた加賀美は右近から話を聞くことにしました。
相生はその頃犯人の手がかりを求めて館内を進んでいきます。
そしてとある部屋に着くとその奥には複数の白骨化した手と写真が。
そして前室に置かれていた日記から、犯人がなぜ手に執着するのかわかりました。
そして左近。
なかなか相生を見つけられない中、突然右手を握られます。
振り返るとそこには犯人の姿。
焦りますが、犯人の後ろには相生がいました。
左近は相生に気を取られます。
するとそこへすかさず、犯人のパンチが。
隙を突かれたことから左近は尻もちを突いてしまいます。
危機を感じる中、相生が犯人に立ちはだかります…!!
ついに共闘か!?(°▽°)
という展開で終わった前回
今週はブチ上がりそう٩( ᐛ )و
アイテルシー6話ネタバレ
右近の気持ち
相生は、警察にとっての使い捨ての道具にすぎません。
しかし右近は、これまで相生の処遇に納得などした事ありませんでした。
ですが、その感情を認めてはいけない。
『犯罪者』に情を抱けば愚かな目に遭うからです。
そのため『相生は道具だ』『壊れて使えなくなっても仕方ない』
卑怯な事だが仕方ないと自分に言い聞かせてきました。
しかし左近は自分の気持ちに従っています。
右近は、相生に手を差し伸べる事ができなかったのです。
それを聞いていた加賀美は
「ヒーローは遅れてやってくるのが物語のセオリーだぜ?」
と、声をかけました。
右近の心、これまで全然読めませんでしたが心中はしっかりとヒーローだったんですね(´・ω・`)
心の隙間
ノコギリを持った犯人が手を振り上げ、相生と左近に斬りかかろうとします。
今回ばかりは相生でもどうすることもできないと、左近は心中感じていた時…
ぎゅっと、相生は犯人の左手を握りしめました。
犯人の動きは止まったのです。
「そう…落ち着いて。貴方はただ手を握りたかっただけ。
愛されたかっただけですよね?」
はい、女神・:*+.\(( °ω° ))/.:+
被害にあったオーナーの大平権蔵の手記には…
息子の伸人はひどく不気味な子だった。
10歳を過ぎる頃には、私たち夫婦も息子の異常性に気づいていた。
愛などもはや無い。
ある日、妻の姿が見えない。
屋敷の奥には隠し部屋を設けていた。
息子は死体の山の上で妻の右手を握っていた。
散らばる無数の手は、骨が折れるほど握られたのだろう。
死体は崖に捨てた。
あぁ、息子をどうしよう。
殺す?私にそんな度胸などない。
なら永遠に、誰の手の届かぬところに。
相生は、屋敷を散策する中で写真を見つけていたのです。
幼い日の伸人と母親と思しき人が手を繋いでいました。
それこそが伸人の愛の形。
「犯罪を犯す理由は人それぞれ。
でもそれは大抵、負の感情が犯罪に駆り立てる。
嫉妬、抑圧、渇望…
私はその隙間を埋めたい。
そうすれば貴方が犯罪を犯す理由は無くなるでしょ?」
相生は、その人が望むものを与えるために無茶とも思える事をやってきたのです。
素晴らしきかな・:*+.\(( °ω° ))/.:+
これを警察は道具として扱ってるとは…W(`0`)W
最悪の犯罪者
3人の元へ、右近と加賀美も到着しました。
右近が逃げる事を促しましたが、伸人は
「あ…りが…と…う…」
と涙を流し、微笑んでいました。
相生は、伸人と手を取り望みを聞きました。
これこそが父さんが目指した光景だと右近と左近は見つめていました。
きっと彼のような者を救えるのが、父さんや相生のような人だと…
ズガンッ
突然、伸人は撃たれました。
加賀美の銃によって。
…え?(΄◉◞౪◟◉`)
「つまんない。こんなのボツだ。
僕の望んだシナリオと違うんだな。」
と、突然髪をかきあげ
「そうだろ、りさ。
僕は君を誘拐した鏡野日(かがみのひかる)だからね」
…ええ(΄◉◞౪◟◉`)
鏡野日こそ、5年前の相生の事件の犯人。
しかし、当時とは顔が違うのです。
彼こそ、相生が最初に愛した犯罪者。
左近は相生に目をやると、
これまでにない怒りの形相で鏡野日を見つめていました…!
Twitterも過熱してます\\\\٩( ‘ω’ )و ////
#アイテルシー
ラスト衝撃だった…まさかの真打登場…!?
いやこれ上手いなと思ったのが、加賀美の「つまらない」って言葉に読者も同調できちゃう前半部分の展開…「なんか捻りのない展開だな…」と思ったらコレよ!まさに加賀美の行動によって「面白く」させられちゃってるのよ!
すごいよ!— 天然甘栗@原稿は続く (@tennen_amaguri) March 8, 2021
アイテルシー、1話時点でちらりとでも目を通しておかなかったのもったいなかったな。好きです。続いて欲しい。
— しーとん (@seton8852) March 8, 2021
あっ月曜日だ!!!!! ようやくジャンプのネタバレできる~~~~~~~!!!!!! アイテルシー今週!!!!!!! 最高でした!!!!!!! いつもニコニコで飄々とした掴みどころのないキャラクターが露わにする怒りの表情大好き~~~~~~!!! しかもそれが女の子!! キャッキャッ
— jyuRi (@xx_jyuRi_xx) March 8, 2021
アイテルシー6話まとめ
『警察の道具』そんな相生の処遇に、納得できなかった右近。
しかし左近は自分の気持ちに従い、相生に手を差し伸べていた…
そんな右近の葛藤を知った加賀美は、ヒーローは遅れてやって来るのがセオリーだと右近を立ち上がらせます。
その頃、左近と相生はピンチ。
犯人が手に持ったノコギリを振り上げ襲いかかって来る最中。
諦めかけていた左近でしたが、相生はぎゅっと犯人の手を握りました。
相生は館内を散策する中で、オーナーで犯人の父である大平権蔵の手記を発見していました。
愛情に飢えた犯人が愛を求めたが故の犯行だったのです。
負の感情が犯罪に駆り立てる…
嫉妬、抑圧、渇望…
その隙間を埋めたいと、相生はいいました。
相生の無茶は、その人が望むものを与えるための行為だったのです。
そこへ、右近と加賀美が合流しました。
右近が逃げるように促すも、既に犯人は微笑みを浮かべ、相生に感謝を述べていました。
相生により救われている犯人を見詰める右近と左近。
しかし、
ズガンッ
突然加賀美が発砲、犯人が打たれました。
「つまんない。こんなのボツだ」
彼の本当の正体は、
5年前、相生を誘拐した鏡野日(かがみのひかる)
しかしその顔は以前と違っていたのです。
相生が怒り、鏡野に敵意を向けます…!
今週は怒涛の急展開でしたね((((;゚Д゚)))))))
ジェットコースターの如きスピード感に鳥肌!
来週が待ち遠しい!(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾