2020年1月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「魔界の主役は我々だ!」
実在する動画投稿チーム「○○の主役は我々だ!」のメンバーをキャラクター化し「魔入りました!入間くん」のスピンオフとして連載が始まった「もう一つの悪魔学校の物語」!漫画はメンバーのキャラクターを描いていた津田沼篤氏が担当し、入間くん作者・西修先生も監修に携わっています。単行本宣伝用に作られたアニメ動画では福島潤さん、鳥海浩輔さん、小林裕介さんという大人気声優さんたちが担当するというスゴイ動画もアップされています!!💦
入間くんと同じくして悪魔学校に入学した1年生・シャオロン。
アメリ会長が統括する生徒会に憧れ入団したいと思いつつ、いずれ生徒会をも跪かせようという野心家です。しかしシャオロンの言動は空振り気味。幼馴染の淫魔・ウツやトントン、ゾムといった個性爆発同級生と共になぜか生徒会非公認の「我々師団」に入団してしまい、ハチャメチャな日々を送る始末。しかし我々師団での日々は面白く、シャオロンの野望も「我々師団として魔界全土を統べる」に変わってきているらしい・・・w
とりあえず我々師団公認を目指そう!という所でアメリ会長がなよなよ乙女になってしまい、「解散選挙(タイマン)」が行われることになってしまった!しかし我々師団内でも敵陣であるロノウェ派が多数で・・・!?
今回はそんな「魔界の主役は我々だ!」56話ネタバレを紹介します。
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前話までのあらすじ
解散選挙(タイマン)とは、現在の生徒会へ不満を持つ者が多数いた場合、代表師団を決めて現生徒会と一騎打ち全校投票を行うというもの。負けたら即解散。そして今回のタイマンの敵陣リーダーが風紀師団代表ロノウェだったわけだけど・・・
ロノウェ派とアメリ派で我々師団も真っ二つに派閥が分かれていた!そしてそれを楽しむグルッペン団長!←
「弁舌の強さは時に魔力や腕力をもねじ伏せる!それを団員たちが知るいい機会だから存分に言い争って説き伏せて自陣に引き入れよ!!」
ロノウェ派は、ロノウェの公約に賛成している者が多いみたい。授業日数を半分にして休暇をたくさん取り、校内にもレジャー施設を作るという悪魔にとって楽しくワイワイできる日々が約束されている。「だったら学校じゃなくて遊園地でいいやん」というロボロの意見もあり、さらに「そんなこと言うならもうゾムと遊ばへん」とシャオロンが吐き捨てたことによりゾム寝返り!
悪魔にとっての上下関係はランク!ランクが高い方が偉いんだと説得するチーノに「アメリ会長今回の件で2ランクダウンするらしい」という口八丁で今度はチーノがロノウェ派に!
相手を説得するにおいて「人心掌握」は基本中の基本。そのためには手段は何でもアリ。正しい方が勝つのではなく相手の心を掌握した方が勝つのだ!そう言うグルッペンは無回答だし、何なら生徒会をなくして第三勢力としてタイマンの日をメチャクチャにしてトップに返り咲く・・・なんて野望を持っていたので取り押さえた所でこの日は終了。
タイマンに向けて両陣が選挙活動をする中、大多数がロノウェ派で盛り上がっている中、シャオロンは真っ直ぐアメリ陣営を見つめている。お前みたいなのこそロノウェ派なんじゃないか、なぜアメリ派なんだ?とロボロが聞くと、シャオロンは「理由はあらへんよ、ただ応援したい人らがいるだけやから」とポツリ。でもその一言には確かな信念が感じられました・・・
ロノウェの勝ちを確信してウツたちは前祝をするみたいだけど・・・その油断が仇とならなきゃいいけど!?
魔界の主役は我々だ!56話ネタバレ
ピンチから始まったタイマン
「僕から君たちに提案するのはズバリ『愉楽』だ✨」
そう言ってたくさんの支持者を集めているのは、今回なよなよアメリ会長の生徒会にタイマンを申し込んだ風紀師団代表のロノウェ・ロミエール。でも彼は家系能力「カリスマ」を使ってるみたいだけど・・・?しかしそんなのはお構いなしで「つまらないは最も無価値!苦しみを誇らず楽しみを崇めろ!さぁ僕と理想の楽園目指して遊ぼうじゃないか!!セイマイネーム!?」
「「「ロノウェ━━━━━!!!!!」」」
見事なコール&レスポンスも決まって解散選挙(タイマン)開幕!!
ものすごいロノウェコールの中、二分化してしまった我々師団もほぼ価値を確信して余裕の表情😤「流れは我らロノウェ派が掴んだな✨」それに引き換えアメリ派はトップも応援も声小さいのぅガッハッハ!なんて笑ってます💦するとその煽りが聞こえたのか突如響く「アメリ会長ガンバレェ!!!」のハイパーボイス・・・
「ロボロうるさい・・・😵💦」一途にアメリ会長の生徒会を推しているシャオロン、真横でロボロの爆音ボイスを喰らってフラフラ・・・💦近くにいたライバル支持者も半分くらい倒れています💦「こんくらい声出さんと届かんやろ。俺らにできるの応援くらいしかないねん」と言いつつ、アメリ会長が負けた時の今後の身の振り方を考えて・・・とメモまで出してくるロボロ。これにはシャオロンも「もうちょっと信じたれよ💦」と言うも、ロボロは別に感情論でアメリ会長を応援してるわけではないらしい。事実、アメリ会長はだいぶ劣勢ではある・・・💦
確かにロノウェの掴みがバッチリで、鳴りやまないロノウェコールがアメリ派の苦しい状況を物語っています💦タイマンが仕掛けられた頃にジョニー先輩は「生徒会は揺らがない、揺らがせない」と毅然と言い放ったけど、実際はめちゃくちゃピンチなんだろうな。きっと元々のビシッと厳しく高潔な姿のアメリ会長をみんなは支持していて、今の会長はやはりみんなにとって頼りなくて面白みがないのだ。
でもなんやろな、あんまり不安はない。
アメリ会長の生徒会は、こんなことで折れたりせんはずや。
そうシャオロンが考えている間、弱々しくも何かを語り出したアメリ会長。「私は、弱いです・・・」?
悪魔よ、悪魔たれ
鳴りやまないロノウェコールの中、「私は弱いです」から語り始めたアメリ会長。
「周りの方々に助けてもらわねば何もできない。情けなくて不甲斐なくて逃げようとしました。でも私を信じてくれる方がいた」
「その方が信じてくれたのは私の、欲望」
欲望、の言葉が出た瞬間、それまでのロノウェコールが一気に押し流されるように悪魔学校の生徒たちをビリビリと震わせていった!それまでロノウェに注目されていた視線が一気にアメリ会長に集まる!!「アメリ会長・・・!」とシャオロンも嬉しそう!
「あなたたちは生徒である前に悪魔なのです!悪魔の本質は欲!与えられた『愉楽(よく)』に甘えず、己の欲望に誇りを持つのです!!あなたの欲望は何ですか!!??」
突如人格が入れ替わったかのような、アメリ会長の迷いのない声を聞いて我々師団の面々は思い出していた。
どうして忘れていたんだろう、俺の中にある本当の欲を。そうだ、もう迷わない。
愛する使い魔・トンと一緒に食べきれないくらい肉を食べるという欲!
たくさんのナイスバディ美人に囲まれて暮らしたいという欲!
魔界を震撼させるほどの大物になって腱鞘炎になるくらいサイン書きまくりたいという欲!
山よりも大きく筋骨隆々な体を手に入れたいという欲!
いつも誰かとワイワイキャッキャ遊びたいという欲!
他人の金で焼肉食べる日々を送りたいという欲!
我々メンバーを面白おかしく特集した動画をバズらせて念子・ピコと悠々自適な生活を送りたいという欲!
こんなしょーーーーーもない野望を、忘れていた自分を恥じ、アメリ会長に向き直る生徒たち!!
「己の欲をその手に掴みたいのなら・・・黙って私の野望についてこい!!!」
こうして、アメリ会長乙女モード事件に端を発した解散選挙は現生徒会の圧勝で幕を閉じたのでした。にしても、我々師団メンバーの欲望クッソしょうもないな!!!←
憧れの場所はライバルで
あんなにロノウェ派だと騒いでいた面々も、現生徒会が圧勝した途端寝返ってアメリ会長バンザイモードで屋外宴会中。横断幕やタスキ、だるまも「アメリ」に書き換わってるし「当初の予測通りアメリ派の圧勝だったな。敗北を知りたい」とかウツ大先生がまた変に決めてます✨
調子良すぎやろ、とツッコミも辞さないロボロと「俺らはアメリ派は寛大やから(^◯^)」と笑うシャオロン。
「今回のタイマンは図らずもアザゼル女史の威光をより強める結果となったな」としみじみ語るグルッペン団長。この一件でライバルだったロノウェがアメリ会長の生徒会にスカウトされ、代わりに入間くんは脱退したのですが、ますます締め付け厳しくなりそうでめんどくせぇ💧とゴネ出す団長です💦
それを聞いて「なら尚更やること決まったんちゃいます?」とシャオロン。
「目指せ我々師団公認。しっかり許可貰ってから楽しく暴れましょうよ」とニヤリ。それは同意や、現状だと手続きが煩雑でしゃーないとロボロは事務的な面での判断みたいだけど、グルッペンはシャオロンの言葉を聞いて「確かにそうだな!生徒会が体制強化しようというならこちらも負けてはいられない!」とシャオロンの首を無理矢理回す。痛いよ!💦
首が回ったついでに、向こうからやってくるアメリ会長率いる生徒会が歩いてくるのが見えた。「我々も生徒会に匹敵するほどの強固かつ柔軟な組織を創り上げようじゃないか!」とグルッペン団長の言葉に「別に僕ら生徒会と戦争したいわけやないんですよ・・・💧」と静かに突っ込むロボロ。
あんなにも憧れたアメリ会長の生徒会を眺めながら、「あんな風に俺らもなれたらええよな」と思うシャオロン。その横をジョニー先輩がスッと通り過ぎる。通りすがりに、シャオロンの方を見てニヤッと笑ったジョニー先輩。その顔に最高の笑顔と👍サインで応えるシャオロンなのでした。
俺の憧れた生徒会はあなたたちなんですよ。これからも存分に憧れさせてもらいますよ。
胸を張って誇れる師団であれ。
魔界の主役は我々だ!56話感想・まとめ
「魔入りました!入間くん」でも名シーンだったタイマンでのアメリ会長の演説が改めて見られた回でしたね!せっかくいいこと言ってるのに我々メンバーの欲望がしょーもなさすぎて名シーンもお笑いに見えてしまったような💦それも我々メンバーがなせる技・・・?←
アメリ会長という学生の中でトップの存在と近しい存在になれている入間くんもすごいのですが、シャオロンは右腕のジョニー先輩とちょっとした仲間のようなライバルのような存在になれているんですよね。最後のお互いの健闘を讃え合うように笑うシーンは入間くんに匹敵するような名シーンなのではないでしょうかw見ていてとても気持ちのいい関係だと思いました☆
そしてタイマン回で改めてしっかり出てきた「グルッペン団長」。体はデカいけど何となく団員たちに持っていかれてるような感じありましたが、さすが「上級生悪魔として」タイマンを客観的に見つつ自身の欲を提示していたのではないでしょうか。無党派とか勝手なこと言ってましたがそれこそが上級生たる采配だったのかと。生徒会と戦争するのも辞さない姿勢を見せているし、何かと様々な「場数」を踏んでいるスゴイ団長なのかもしれませんね・・・!
また一つ区切りがついた所で、次はどんなことがシャオロンたちを待っているのか?
次回も楽しみです!
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今回は、「魔界の主役は我々だ!」の56話ネタバレを紹介しました!
が…
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