2008年2月から、週刊少年チャンピオンで連載されている「弱虫ペダル」。
もはや今「弱虫ペダル」の名前を知らない人はいない!?レベルで「スポーツ自転車漫画」の代表として知れ渡っている人気作!主人公・小野田坂道やライバル校・箱学の先輩たちの人気も衰えることなく、現在もOBとして登場してくれる所がファンには嬉しい演出です♡アニメ化だけでなくアニメ・実写共に映画化もされている超人気スポーツバイク漫画なのです!!🚴
アニメ大好きで運動音痴なちょっと気弱な高校生・小野田坂道。
廃部寸前だったアニメ研究部を復活させるために奔走していたはずが、激坂と言われる学校の裏門坂を鼻歌交じりに登坂していた所を偶然同級生・今泉俊輔に発見され、レースを仕掛けられたことで思わぬ方向へ運命が動き出す坂道💦しかし小野田のホームとも言える秋葉原で同じく同級生でロード実力者・鳴子章吉と一緒に走ったことで小野田は自転車競技部に入部することに決めます。
個性的だけどカッコイイ先輩やライバル校の生徒たちと、時に争い時に協力しながら成長していく小野田。現在は申請総北のキャプテンとしてチームの指揮を取る存在に!3年生のインハイに向けて小野田はどう采配を採る・・・?
今回はそんな「弱虫ペダル」624話ネタバレを紹介します。
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前話までのあらすじ
「小野田さんに段竹死ぬ気で守れって言われた」それだけで高田城を崩そうと奮闘する鏑木!ギリギリの勝負の最中、「最後のコーナーで試したいことあったんだ」。それを試すため、必死で食らいつく・・・!
高田城も鏑木の予想外の動きに驚きつつも、斜度が15%に上がることや鏑木が無自覚なスプリンターであることでまだ可能性はあるとがむしゃらにペダルを漕ぐ。すると、鏑木はコーナーの反対側のガードレールに向かって行った。
意識が飛んで視界を失ったか?かわいそうに。勝ちを確信する高田城の後ろで、鏑木の闘志はまだ生きていた・・・
新生総北のゴールを見届けるため、前年度キャプテンの手嶋とその唯一無二の相棒・青八木が会場に来ていた。無口な青八木が真剣な眼差しで峰ヶ山を見つめて「あいつの言っていたバカなことを思い出した」と口を開く。
青八木たちが引退する前、峰ヶ山で鏑木と練習中に鏑木は突拍子もない打開策を言っていた。最後のつづらのコーナーは斜度がキツいから、イン側を走らず対向車線にあるガードレールの支柱から5本目に向かって45度ターンを決められれば、斜度を気にせずスピードが出せる。でも対向車線に飛び出すと事故ってしまうから練習中では使えない。
じゃあ、道路が完全閉鎖されるレースでぶっつけ本番で試すしかない!
鏑木はそれを成功させていたのだ!!「おののけタカダジョー!!!」
手嶋は「ぶっつけ本番でそれをやるのはあり得ない」と言ったけど、青八木は「だからこそやると思う、あいつはとびきりのバカだから」先輩に信じられている鏑木、高田城を崩せるか!?
弱虫ペダル624話ネタバレ
鏑木、大反撃!
「試してみたいバカなこと」を実行し、45度ターンを成功させ一気に加速する鏑木!!わざとなのか!?とおののく高田城に一気に迫る!!
イン側を走らず、対向車線からあえて対角線上に走ることで勾配が抑えられ、スプリンターにとって好条件になることまではさすがの情報通の高田城も知らなかったのか、目標値までに近いのは自分で奴には距離がある、と信じて必死で走る高田城。そのすぐ後ろで「はまれ歯車ァ!!!」とフルスロットルでブッ飛ばす鏑木!!!
確かに距離は少ないかもしれないが、地形をモノにした「スプリンター」鏑木の加速は高田城のデータでは計り知れない!まるでロケットのような爆発的な加速を続けて街灯まで一直線!!俺の方が圧倒的に近いから追いつくなんて・・・とあくまで「事実」を信じ続ける高田城の横に、鏑木はとうとう並んだ・・・!!!
並ぶなんてありえない!そう言いたいけど言えない、覆った現実。無自覚のスプリンターをナメていたはずなのに、スプリンターは山が苦手なはずなのに、すべての「事実」をひっくり返して自分の前を走っているなんて。
ありえない!!!
なのに、追い抜いたぁ!!??
「あんぐり顔が見たい」高田城、今自分が一番あんぐり顔しているのに「無自覚」ですよ・・・🤭
レースは楽しんだ者勝ち
気持ちだけでここまでなるものか。いやおかしい!
ハンドルを握る手も、「ヒアッ」という独特な掛け声にも力が入る高田城!必死に「スプリント」を行う鏑木に今度は高田城が必死にしがみついていく!どうしても抜き返したい高田城。
そもそもなぜお前が前を走っている?
そんな空気抵抗を無視したようなブカブカジャージでなぜ走れる?コーナーを早く抜けたのも俺だし、圧倒的にラインに近くて有利だったのは俺のはずなんだ。2段階でコーナーを折り返して斜度を回避するなんて奇策で俺を抜くなんて、理論的に破綻しているのに。
俺を追い抜けるはずのないお前を走らせているのは何だ。
そんなことを考えてとにかくペダルを回すことだけに集中している高田城の耳に「・・・い」と声が聞こえてきた。
勝ちを確信して何か言いたいことでもあるのか?「それがお前のあんぐり顔か」とでも言いたいのか!?ずっと驚いた顔の高田城の横で、破綻している鏑木は、
「ヤッベスプリントチョー気持ちいい」
爽やかな笑顔でそう確かに言ったのでした・・・
気持ちいい、だと・・・?
「き?」の発音だけでそう呟いた高田城のスピードが緩まっていく・・・
さぁ「決着」だ
「気持ちいい」予想外の言葉に今までの驚きとは違う驚き方をしてスピードが緩む高田城。
先に最後のつづらの街灯に到達したのは、「しゃらああぁ!!!」鏑木でした!!!✨
過去のレースと同じように、勝者の鏑木は手を上に掲げ空を仰ぎ、敗者の高田城は顔を地面に向けうなだれる。
「・・・キツかった、まじキツかった。けど、今のすげー楽しかったァー!!✨」
うなだれたまま、鏑木の言葉を噛みしめる高田城。トレードマークのメガネを外し、袖で汗なのか涙なのか、顔を拭いながら「楽しい、気持ちいい?それが理屈を超えたというのか」と小刻みに呼吸しながら考える。小野田もピンチの時こそ「自転車って楽しいですね」と敵味方関係なく笑いかけています😊
すると突然「今バトルしてたんだ」と思い出す鏑木。1本目と3本目を先取したので、高田城が仕掛けたバトルは鏑木に軍配です💪「しゃ━━━ッ!俺の勝ち!!2勝1敗俺の勝ち!!お前から言い出して負けるとかダサすぎー!!!🤭」と子供のようにはしゃぐ鏑木と、「くそぉ腹立つ・・・少しは気を遣えないのか💧」と冷静な高田城ですw
しかし・・・事実、彼の純度を計り間違えていたのかもしれんな。
事実をひっくり返す力がある鏑木を、少しは認めてくれたかな・・・?未だに大騒ぎして喜ぶ鏑木に「オイやめなさい」とクールに諫める高田城なのでした。
しばらくすると、大きなプレッシャーが近づいてきた。そう、置いてきた「本隊」が追い付いてきたのだ。小野田と段竹、そしてそれをマークする新開悠人。言われた通り、残り4kmまで本隊を守った鏑木。全力バトルを後を託し、本当に離脱してしまうのか・・・?
弱虫ペダル624話感想・まとめ
途中で奇想天外な方法を思いついた時に「鏑木の方が上手かな?」と予想していましたが予想通りというか、つづらバトルは鏑木が勝ちましたね☆鏑木の純粋さもさることながら、高田城があまりにも鏑木に対して毒づきすぎてるなと思う所もありましたよね💦
それにしても、鏑木が3本目のゴールを決める直前に「高田城のスピードが緩む」と書いたのは、文字での説明があったわけではなく「そう見えた」から書いたのですが、その描き方がスゴイんですよ。「鏑木が抜いた」というより、鏑木の言葉で「高田城のスピードが緩んだ」という状況を、絵だけで伝えている。もちろん私の印象もありますが、そう思わせる渡辺航先生の手腕が素晴らしいんですよ✨🚴
きっとこの後、インハイなどで鏑木と高田城が出会った時、「一緒に走った事実」「勝った、負けた事実」を胸に2人はちょっとだけ「信頼関係」を持ったライバル関係になるのではと思っていますwなので鏑木と高田城はインハイメンバー確定!?これからも「弱虫ペダル」は面白い展開が待っていますよ✨
高田城との全力バトルをした鏑木は肩で息してるけど、本隊に託すのか、一緒にゴールするのか・・・そして総北vs箱学の「峰ヶ山ヒルクライムレース」の結末は!?
次回も楽しみです!
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今回は、「弱虫ペダル」の624話ネタバレを紹介しました!
が…
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いつもすごいですが今回の「スピード感を五感で感じる」渡辺航先生の手腕に圧倒されること間違いなし!
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