『名探偵コナン』のスピンオフである『名探偵コナン 警察学校編 Wild Police Story』。
この作品は、トリプルフェイスの安室透の警察学校時代の話になります。
安室透こと降谷零は、同期の松田陣平と諸伏景光と萩原研二と伊達航らとともに警察学校で青き日々を過ごしていました。
最初のうちは、降谷と松田は仲が悪かったものの教官の危機を5人で力を合わせて救い、同じ職を目指す理由を知ってからは、その距離も近付いていきます。
その後もコンビニで銃を持った犯行グループを仲間たちと数で制圧したり、または暴走したトラックを5人で力を合わせて止めたりと。
その結束力はさらに強いものになっていたのでした。
今回はそんな「名探偵コナン 警察学校編 Wild Police Story」10話ネタバレを紹介します。
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前回までのあらすじ
老夫婦が乗っていた車がぶつかったはずみでバンパーがトラックの後ろに引っ掛かったまま動き出しました。
しかもそのトラックの運転手は何かの発作を起こして気絶しているのに何をする気だと、教官の車を運転する萩原に松田に胸ぐらを掴まれたまま問いかける降谷。
見てのお楽しみだとハンドルを切った萩原は、車の車体を左に傾かせて、窓から右手でパトランプを前方に投げます。
そのパトランプを引っかけて車体を空中に浮かせると同時に助手席側のドアから落ちるように、松田は降谷の胸ぐらを掴んだまま老夫婦の車に飛び移るのでした。
松田はサンルーフから老夫婦に自分たちが移動したらボンネットを開けるように指示して、前に移動します。
松田は自分はバンパーを外すといって、降谷にトラックの運転手の様子を確認するように指示します。
バイクで追走していた伊達と諸伏は、高速道路の道が途切れていることに気付くのでした。
バンパーの内側のクリップを全部はずした松田は老夫婦にサイドブレーキを引かせると、車は急ブレーキがかかってスピードが落ちていきます。
並走して車で走っていた萩原は降谷を急がせると、今から急ブレーキをかけても10トントラックはすぐには止まらないと内心焦っていた萩原。
松田の言葉を思い出した萩原は、降谷にアクセルを踏むように叫びます。
次の瞬間、車とトラックが空中に飛び出します。
トラックの方は届かないと焦る仲間たち。
トラックは道の切れ目にぶつかると、その勢いのまま高速道路の道にひっくり返って滑っていきます。
萩原がひっくり返ったトラックに駆け寄ると、トラックの運転手を抱えていた降谷がグットのサインを出して笑っていました。
それを見た仲間たちもグットとサインを出して嬉しそうに笑います。
運転手を支えて出てきた降谷に萩原のアドバイスのお陰さと言われた萩原。
自分じゃなくてアイツならそうすると思ったと松田を振り返った萩原。
時々はアクセルを踏むのもいいと微笑む萩原でした。
鬼塚教官に車の修理と洗車が出来たかと聞かれた松田は、エンジンも大丈夫で洗車もきれいにできたと車を見せます。
満足そうに立ち去る鬼塚教官。
車の反対側に傷だらけの車体を見て、名誉の負傷だと思う萩原でした。
名探偵コナン 警察学校編 Wild Police Story10話ネタバレ
諸伏、炎の中へ飛び込んでいく・・・
伊達が諸伏を止めると、松田も間に合わないと止めます。
萩原が上を見上げながら、引き返すように叫ぶと、少し苦しそうにしていた降谷も「景(ヒロ)」と必死に諸伏の名前を叫びます。
しかし、諸伏は仲間たちの制止も聞かずに建物が燃える中、覚悟を決めたような顔で階段を駆け上がって行くのでした。
体育祭の教場旗
諸伏が炎の中に飛び込んだ時より、3時間前。
松田は風呂場の床にブラシをかけながら、その汚れに腹をたてていました。
週末の体育祭の予行練習で皆が泥だらけになっているからだと言う伊達。
降谷は思い出したように諸伏が作った教場旗のデザインを誉めると、照れながらお礼を言う諸伏。
警察で桜のデザインはありきたりだと思ったと言います。
萩原は今朝完成したはずだと松田に確認すると、肌身離さずに持っていたと、松田は体に巻き付けていた旗をほどいて得意気に広げて見せるのでした。
降谷たちも旗を見ながら、そのデザインに感心します。
しゃがんで見ていた伊達は、旗の文字のところに「猫の足跡」と「匂い」に気が付きます。
松田が他の教場の連中に自慢するために窓の外に掲げていたら、風で飛ばされたのを猫の汚れた足で踏まれてしまったと言うのでした。
その野良猫を萩原と捕まえようとして、松田は指とかを怪我したと手の包帯を見せます。
外守のクリーニング店に行く前に鬼塚教官に呼び出されたとことを思い出す松田。
罰掃除を告げられた5人
他の教官たちからも文句が出ていると鬼塚教官に呼び出された降谷たち5人。
風呂場と脱衣所が物凄く汚れていると話す鬼塚教官に、汚したのは自分たちじゃないと降谷たちは反論しようとします。
しかし、鬼塚教官は「だから」と話を続けて、体育祭が終了するまでの1週間の間、毎日風呂の掃除をすると決定したと、5人は言われてしまうのでした。
驚く5人に鬼塚教官は、「悪行三昧」を償うチャンスを与えると言います。
降谷と松田が夜中に部屋を抜け出してケンカをして、他の3人と隠すために口裏を合わせたこと。
コンビニで同期の仲間たちを集めて、強盗グループと派手にケンカをしたと。
在校中には禁じられているのに勝手に車を運転して、とんでもないカーチェイスをして自分の知人の車を傷つけたと指摘していく鬼塚教官。
それから気まずそうに自分が助けてもらったときのことを思い出しながら、銃を使ったことも指摘します。
鬼塚教官のことを松田は思わず「お前」と言ってしまいます。
銃を使ったお陰で助かったはずだと萩原に止めながらも鬼塚教官に食って掛かる松田。
コンビニで同期の仲間たちを集めて、強盗グループと派手にケンカをしたと。
鬼塚教官は、5人に風呂場と脱衣所の掃除を1週間するようにと、1日でもサボったら学校から追い出すと命令してくるのでした。
仲間たちの強い想い
部屋から出ようとした諸伏はコピー機のトレイにあった捜索願いの女の子の写真を見つけて手に取ります。
それに気付いた鬼塚教官は、昨夜、自分たちが管轄する区域に出された捜索願いの女の子の写真だと。
おつかいに出たまま帰ってこないと言う鬼塚教官の話を聞きながら、ずっと女の子の写真を食い入るように見ていた諸伏。
その女の子ことを知っているのかと鬼塚教官に聞かれて、街で見たことがあるだけだと答えた諸伏。
思い出すためにもと諸伏はコピーを1枚持って部屋から出て行こうとします。
部屋から出る諸伏にあとで確認に行くからと、入浴が始まる17時までに掃除を終わらせるように指示する鬼塚教官でした。
風呂場の掃除を続けていた5人。
まだまだ終わりの見えない風呂場の汚れに、脱衣所もほとんど手をつけていないと。
このスピードで時間までに終わるのかと、腕時計を確認する松田。
テンションの上がる話をしながら掃除をしようと言う松田の提案に、少し考え込んだ萩原。
さっき見た捜索願いが出されている女の子に何かがあるのではと諸伏に質問に、伊達も街で見ただけの反応としてはおかしいと言います。
子供の時に遊んでいた子に似てたけど、その子は病死したと言う諸伏に、自分も会ったことがあるかと確認してくる降谷。
長野時代の話だと言う諸伏に、そのことを話すように促す松田たち。
しかし、話そうとした瞬間、諸伏の脳裏に子供時代の残酷な光景が記憶が蘇り、血だらけの包丁をもった人物のことを思い出して恐怖で固まってしまいます。
面白い話じゃないからと、笑って誤魔化す諸伏。
すると、大きな声を出した松田は降谷に言われて諸伏が話すのを待っていたけど、やっていられないと。
腹をたてた松田は、諸伏が「自分の両親の命を奪った犯人を探している」とズバリ。
続けて、「捜索願いが出されている女の子が、両親の事件に関係しているかもしれない」から気になっていることを指摘する松田でした。
諸伏は一度は認めるものの、この事件は自分で解決しなければならないと。
誰かが巻き込まれて、命を落としたらと恐怖と不安で怯えていた諸伏。
しかし、松田たち4人は、自信ありげに「死なない」と言います。
これまでたくさん、危ないことをやって来たけど、5人で力を合わせたら、何でもできたと。
伊達、松田、降谷、萩原と一言ずつ自信満々に言葉を繋げていきます。
だからと、松田が「悪いようにはしない」から話すように言うと、諸伏は思わず吹き出してしまいます。
「悪いようにはしない」と言うセリフは悪いヤツが言うセリフだと。
伊達が悪代官が言うセリフだと言うと、降谷も頷きます。
松田は根が悪だと楽しそうに笑うと、うるさいと松田が照れてしまいます。
そんな仲間たちの様子を見て微笑む諸伏。
諸伏は「15年前」に自分の中の時計の針を止めた「鉄の匂い」がした恐怖の夜のことを話すと言うのでした。
名探偵コナン 警察学校編 Wild Police Story10話の感想・まとめ
今回の『名探偵コナン 警察学校編 Wild Police Story』は諸伏景光のお話ですね。
ずっと何かに苦しんでいた諸伏の話がようやく読めるので嬉しいですね(*^^*)
そうして、物語が始まると、いきなり切迫した場面から始まりました。
どこかの建物が燃えていて、皆の様子からしても、事件の山場のようにも見えます。
諸伏は誰かを助けにいったのか、それとも燃え盛る炎の中に犯人でもいるのか。
とにかくいきなりの気になることから始まって、早くも続きが気になってしまいますね(^_^;)
そして、物語は冒頭のシーンから3時間前から始まると言う、よくあるパターンで事件が起きる前に戻りました。
風呂場の掃除しているのもいきなりといえばいきなりですが、とにかく日常の場面に戻りました。
風呂場の汚れから、体育祭の話になり、体育祭で使う教場旗の話になります。
教場旗のデザインを諸伏が考えた話から、何かを斜め掛けに背負っていた松田が教場旗を背負っていたことがわかりました。
警察だから桜を使ったことにベタと諸伏は照れていましたが、松田が広げて見せた教場旗を見る限り、凄くいいデザインだと思いましたね(*^_^*)
教場旗を自慢しようと窓の外に掲げようとするなんて、松田も子供っぽい感じがしました。
教場旗のことから、また何かに発展するかと思いましたが、物語は別の方に進みました。
`
鬼塚教官からこれまでのこと、つまりは、警察学校編で起きたことを注意されてしまいましたね(^o^;)
そうして、今回から諸伏編が始まりました。
女の子の捜索願いを見てから、諸伏の心に昔の事件のことが強く思い出されたようですね。
それを風呂場の掃除中に萩原が質問。
諸伏がコピー機のトレイに置いてあった女の子の捜索願いを見つけた時、降谷たちの姿は描かれていませんでした。
部屋から出ようとしていた時だったのか。
とにかく諸伏の様子にちゃんと気付いていたところが流石です。
答えようとした諸伏の様子からも、これまでのことを見ても、本当に、深く心に突き刺さっているって感じで、かなり心配です(-“”-;)
仲間たちも、そんな諸伏の気持ちがわかっているからか黙って見守っていたようでした。
その証拠に我慢ができなくなった松田が諸伏が「両親の命を奪った犯人」を探しているってことを知っていました。
これまでの諸伏の行動からも、仲間たちもそれを見たり、見た人から聞いたりして知っていたんでしょうね。
それでとうとう松田が我慢をできなくなったと。
降谷は諸伏が話してくれるのを待っていたようですが、遅かれ早かれ皆に話さざる得なかったでしょう。
松田に問い詰められた諸伏は、自分のことで皆を巻き込みたくないと思っていました。
もし、巻き込んだせいで皆の命が脅かされてしまうかもしれないと追い詰められるように不安になっていた諸伏。
そんな諸伏の不安を吹き飛ばすような仲間たちの自信満々な笑顔。
今までたくさんの危ないことしてきたけど、5人なら大丈夫だと、仲間たちの信頼の強さが見えてきますね(^-^ゞ
だから、気持ちが楽になったんでしょうね。
松田が「悪いようにはしない」と言ってくれたことに、それは「悪者のセリフ」だと諸伏は思わず吹き出してしまいました。
どんな時も悪ノリを忘れない5人。
諸伏の「悪者のセリフ」と言う言葉から、伊達が「悪代官」と言えば降谷もそうだと頷きます。
松田を「陣平ちゃん」と呼んだ萩原が「根が悪」だとハートマークをつけたセリフに遊びでのチームワークも完璧だと言うのが見えてきますね(o^-‘)b !
そんな仲間たちの「らしい」姿を見ていて、ようやく諸伏も決意することができました。
こうして、「15年前」のことを話す決意をした諸伏。
自分の中の時を凍らせた事件のことを。
「鉄の匂い」と言うのは、おそらく血の匂いのことでしょうね。
諸伏が語る「恐怖の夜」がどれほどのものなのか、諸伏がずっと抱えていた事件を仲間たちがどう解決していくのか。
次回も見逃せない展開になりそうですね(“⌒∇⌒”)
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捜索願いの女の子の写真を見て、一人気にしている諸伏に気がついていた安室たち4人の仲間の絆の強さ。
松田の一言でようやく語り始めようとする諸伏の過去に注目!
ぜひお手に取ってご覧下さい!