2008年2月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「弱虫ペダル」。
世代が代わってもずっと人気が衰えない!平凡な高校生が仲間やライバルと自転車を通じて成長していく「スポーツバイク漫画の金字塔」!✨卒業した先輩世代のキャラクターの大学生活や過去の話を取り上げた「スペアバイク」、他漫画家さんたちによる公式アンソロジー「放課後ペダル」も大人気!アニメ化、映画化、実写化、小説化とその人気はとどまることを知りません!🚴
運動音痴なアニメオタク高校生・小野田坂道が、アニソンを口ずさみながら激坂と言われる学校の裏門坂を登坂していた所を同級生のロードバイク実力者・今泉俊輔に発見されたことから歯車は動き始めます。アニメ研究部を作るはずだったのに自転車レースをして自転車の魅力、実力に気づき、小野田のホームとも言える秋葉原で同じく同級生で実力者・鳴子章吉と出会ったことで小野田は自転車競技部に入部することにしました。
たくさんの障壁を乗り越えて小野田が属するチーム総北はインターハイで2冠を達成!✨新世代総北のキャプテンとして走り出した小野田の最初の関門は「峰ヶ山ヒルクライムレース」!強豪ライバル・箱学の妨害をどう切り抜ける!?
そんな「弱虫ペダル」623話ネタバレを紹介します。
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前話までのあらすじ
13%の斜度を必死で駆け上がりながら高田城に張り付いてくる鏑木。死ぬ気で段竹守れって言われてるから、それだけで高田城を圧倒するスピードで食らいつく!「かかってこいよタカダ!!」
そんな息も絶え絶えで軸もブレブレの状態で敵うと思うのか?それなのに上からの物言い「かかってこいよ」?わかってるのか頭はあるのか、それとも単なるバカなのか!?
「痛みはあるのか?」おそるおそる尋ねる高田城に「そんなスイッチとっくの昔に切ってるよ!!」と吠えて抜き返した鏑木!今度は高田城が鏑木のペースに飲まれて息が上がってきた・・・!
一方つづら折りに入った小野田と段竹。段竹は依然鏑木を心配しているけど、小野田は「真っ直ぐな目をしていたから大丈夫、信じてあげて」と諭す。「今段竹くんを守るために闘ってると思います」という言葉に胸が熱くなる段竹。鏑木は今まで段竹が守っていた。それを今度は鏑木が段竹を守っている。
「高田城くんはすごく強いかもしれないけど、これまでの情報を調べてるなら、これからの情報はわからないってこと」「インハイ終わった後の成長は調べてもわからないし、今日のレースで鏑木くんがどんなチャレンジをするかなんて誰にもわからないでしょ」小野田の言葉には不思議な力があります・・・🔥
ついに3本つづらの最後のコーナー突入!「あ、ここで前から試したいことあったんだ」鏑木の秘策?状況打破できるか!?
弱虫ペダル623話ネタバレ
鏑木チャレンジ!予測不可能!
前から試したいことがあったんだ。最終コーナーで練習の時にはできないことを。
鏑木が何かしようと考えている時に、高田城も予想外の出来事に焦ってペダルを踏んでいるようです。「自覚なきスプリンター」であるはずの鏑木が、斜度13%を物ともせずついてきて並んでいる。痛みのスイッチを切って、キャプテンに仲間を守るよう言われた、それだけの理由でなぜついて来れる!?
物理の法則は根性や熱意で捻じ曲げることはできない絶対事実。ここで俺がお前を敗北させて証明してみせる!!もう軽口は叩けないようだけど、鏑木を崩すことを諦めてはいないような高田城です・・・💦
すると見える標識には「斜度15%」。最後のコーナーの内側は最も斜度が上がる、スプリンターにとっては絶望的な数字だ。さすが坂が得意な高田城、鏑木を抜いて前へ出た。勝負あったな。勝ちを確信した高田城の後ろで鏑木はコーナリングをせず、ガードレールに向かって進んでいった。
前も見えないほど疲弊しているか、あるいは意識を失ったのか、かわいそうに。骨は折れたが崩せた、最後はあっけなかったな。「そっちに道はないぞ?」と笑みすら浮かべる高田城だが、鏑木の目はまだ死んでいない・・・!
先輩が信じる「バカなこと」
峰ヶ山の山頂を見上げて何かを思うこの姿は、秋に引退した先輩・青八木一。鏑木と共にスプリンターとして箱学としのぎを削った無口な先輩です。レースの先頭はつづら折りに入っているというアナウンスを聞いて青八木が思うのは・・・
「おーいバス出るぞ」と青八木に声をかけたのは青八木と同級生で前キャプテン・手嶋純太。青八木とは「T2」とチームを組み、インハイでは真波とも争ったクライマーです。総北のゴールを見届けるためにバスに乗り込むようです。「何か考えてたのか?」「つづら折り入ったって言ってたから、前にあいつが言ってた『バカなこと』を思い出してた」
青八木たちが引退する前の峰ヶ山での練習中。青八木と共に走る鏑木が大きな声で「峰ヶ山ってマジキツいですよねー特に3本つづらの最後がマジキツいんですよねーねー」と青八木に話しかける。何が言いたい?ととりあえず青八木が聞いてみると、「マジの俺のスゲー話なんすけど聞きます?俺のアイデア攻略法!」と言ってくるので「いやいい」と青八木。聞かないんだ・・・💦
「青八木さんみたいなスプリンターは聞いといた方がいいと思うんすけどー」「いやいい」「練習中にぴかーって閃いたんです」「いやいい」「坂道をジグザグに登ると楽ってあるじゃないですか!」結局青八木の意見は無視して話し始めた鏑木・・・
「あのコーナーって向かいにガードレールあるじゃないですか、あそこの支柱から5本目めがけていくんですよ、俺の見立てだとそのルートが1番斜度抑えられるんですよ」「結局イン側って斜度キツくて失速するんで思い切って真っ直ぐいって加速するんです」
ほぅ・・・?5本目とはやたら具体的だし理にかなってはいるけど・・・やっぱ無茶?💦
バカと天才は紙一重!?
ガードレール支柱から5本目に加速!!!
崩れたと思っている高田城の後ろから感じるプレッシャー。鏑木は意識を失うどころかしっかり前を見てわざとあのコースを選んで加速している!?次々起こる「予想外」にザワザワしっぱなしの高田城!
「ガードレールに向かった後は45度の鋭角ターンで折り返す。距離はかかるけどそこからの直線は加速できるから巻き返せる」「斜めに行くんで折り返した時の斜度はたぶん3%前後、スプリンターが最も得意とする勾配です!!」感覚なのかカンなのかわからないが、スプリンターに有効な方法を見つけたんだな。でも使えない。なぜなら、対向車線に飛び出すことになるから練習中は対向車と事故っちゃうぞ。そうすね💦
使えるとしたら、大会か何かで道路が完全封鎖されてる時だけだ!!
それなら今使うしかない!!自分で見つけ出した方法で加速からの45度ターンを完了させ一気に加速してきた鏑木!!わざとそう動いていたのだ!!!
それを今使ってる?それはないだろうぶっつけ本番だぞ?と言う手嶋に、青八木はニヤッと笑って「だから使ってるんじゃないかと思った」「あいつは思いついたら即行動のとびきりのバカだからな」
ぶっつけ本番を成功させてこその天才・鏑木だ!おののけタカダジョー!!!
弱虫ペダル623話感想・まとめ
「鏑木が試したいこと」。それは前回小野田が言ってたように、読者の皆さんにも予想できなかったのではないでしょうか?今までも「弱虫ペダル」では予想外のピンチの抜け方を様々なメンバーが編み出してきていましたが、すべて「予想しなかった」方法なのです。
鏑木の今回の打開策も、無謀で荒削りでリスキーな方法。でも実践して高田城を追い詰めている。理にかなっているし、高校生ならではの「とにかくやってみる」という若さの象徴でもあると思いました。対向車と事故ってしまうようなやり方だけど、「大会」というプレッシャーが強い条件だからこそできることもありますよね。
そしてそんな鏑木を「バカ」と言いつつ信じている先輩・青八木。あいつにはきっと何かある、バカなりに何か考えているしバカだからこそ敵をあっと言わせる何かをしてみせるはずだ。そう信じてもらえているのは実力もさることながら鏑木の「魅力」であるし、青八木が鏑木に魅せられている証拠でもあるんでしょうねw
予想外な方法で高田城を圧倒する鏑木だけど、残り4km手前で本当に離脱してしまうのか・・・?頑張れ鏑木!
次回も楽しみです!
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今回は、「弱虫ペダル」の623話ネタバレを紹介しました!
が…
やっぱり、絵と一緒に読んだ方が絶対面白いですよね!
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読みながら感じるスピード感!手に汗握る展開と鏑木たちの表情!鏑木のペースになってきた今と前の表情を見比べてみて下さい!
ぜひお手に取ってご覧ください!