2020年1月アニメ放送された、Gファンタジーで連載中の『地爆少年花子くん』。
ダークでオカルトファンタジーで、ラブイベントも有り！
かもめ学園の高等部に通う八尋寧々と強力な縁で結ばれた学園七不思議七番様こと、花子くん。最初は花子くんの助手と称して、旧校舎のトイレ掃除を日々やらされていた寧々。
そこに洸も仲間入りで3人でわちゃわちゃしていたが、話が進むにつれ寧々の寿命や葵の先祖が代々村の生贄となっていた事が分かってきた。
花子くんは依代を壊して行こうと寧々を使って計画を立てていたが…
今月号は表紙＆巻頭カラー＆特製すごろく下敷き付録
巻頭カラーは仲良くクリスマスの準備に勤しむみんなの姿になんだかこんな日常がくればいいのにと祈ってしまいます。
『地爆少年花子くん』14巻は11月27日発売決定！表紙はこの二人！！
前回のあらすじ
沢山の約束をした葵と茜。だが実際戻ってみれば葵の姿が見当たらない。
葵は彼岸に落ちてしまってもう帰れぬ人となり、寧々と寿命が綺麗に入れ替わってしまったのだった。
もう葵は生者じゃない事を言われた茜は、輝に何故黙っていたと八つ当たりをするが、言ったことでどうにもならないと言われてしまう。
そんなやり取りをしていると、怪異たちがパラパラと砕けていく姿に輝は慌てて時計守に会いに行こうと急かした。
場所はかわり、花子くんは教室の窓枠に腰を下ろして、崩れる怪異の数を数えている。
そこに寧々が声を掛けるが、「何がはじまるの？」と問えば断絶だよと答えた。
寧々の寿命は葵が彼岸に落ちた事でごっそり入れ替わったから長生きが出来る！
願いが叶ったね！と花子くんは言うが、寧々はそういう願いを言ったんじゃないと怒る。
花子くんのしたことに怒るけど、崩れていく花子くんの姿に寧々は「行かないで」と声を零した。
花子くんは被っていた帽子を外し、寧々を抱きしめて
「俺も…ヤシロと一緒に生きてみたかったな」と本音を溢して崩れ去ってしまった。
寧々はカケラとなった花子くんを追うように地面に座り込んでしまい、なんで…と悲しみの声が教室に響いたのだった。
この記事では地爆少年花子くん第72話ネタバレをご紹介します
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地縛少年花子くん72話ネタバレ
寧々の前から消えたものたち
『私の日常は変わってしまった』
旧校舎のトイレの前で寧々は立ち、3回ノックする。
「花子さん花子さんいらっしゃいますか…」
返事は帰って来ず静まり返る。
花子くんが消えてしまったあと、宿泊学習に戻って葵や茜くんスミレちゃんも探したが
結局誰にも会うことはできなかった。
「蒼井？早退したらしいよ」
「女の子の方のアオイ？誰？」
いつものクラスメイトは葵の存在を忘れたようだった
それだけじゃなく、日常の端にたくさんいた怪異たち…
七不思議も全部私の前から消えてしまったまま
夏休みが始まった。
消えた事を受け入れられない
くらい自室に入り、泣き腫らした目でベッドへと頭からぼすっと倒れる寧々。
ずっと泣いていて力尽きたかのようだった。
朝
茜は窓をあけ、隣の部屋の窓をじっとただだまって眺める。
その目の下は隈が出来ていた…
隣のカーテンは開かず、ずっと茜は部屋から隣の窓をじっと見つめて
現実に居ない事を受け入れられないでいる二人の様子。
そこにピンポーンとチャイムが鳴り茜は振り向く。
また場所は変わり、チャイムが鳴り返答をするのは寧々の母親
「寧々ちゃんお友だちよ～」とのんきに言う声に
「はぁい」と瞼が真っ赤のままぐじぐじと擦りながらともだち…？と
ドアの取っ手を掴み開けばその先には、無駄にキラキラ輝いて頭にはサングラスを付けた輝に不機嫌そうに後ろに立つ茜の姿。
これには流石の寧々も驚きを隠せず口を大きく開けてしまう。
「突然押しかけちゃってごめんね～今日ってヒマ？」
「とっ…特に予定は…」
動揺の声に「そっか！よかった～ それじゃ」
「今日は僕とデートしよう」
サングラスを外してニコリとほほ笑む輝に、後ろでは無感情の茜だった。
茜は知っている
場所はゲームセンター
輝はわくわくと輝いて寧々と茜を呼ぶ
「こっちこっち～ 見てよこれ 駄菓子の塔！」
「シャケのやつ！」ドン
「クレーンゲームだ初めて生で見た！」ドドン
「一度やってみたかったんだよねぇ～」
ウキウキと喜びつつお金を入れる。
『なぜゲーセンに…？』と寧々は後ろから見守る
ウキウキした背中に寧々は「た…楽しそうですね！」と声をかければ
「いや～うちって祓い屋じゃない、だから基本年中無休24時間営業なんだけど今日は初めて1日オフなんだよね」
いいながら、ザリガニぽいぬいぐるみを上手に掴んで動かす。
「オフ…ですか？」
「うん」
「怪異がさっぱり消え去っちゃったからね」
笑顔だが輝は強調して言う。
この言葉に寧々は窓辺に座った花子くんの姿を思い出し
少し沈黙して勇気を出して「あのっ茜く…「何？」
声を掛けた途端不機嫌丸出しで顔も合わせず返事をする。
これには寧々も青ざめて、ゆっくり
「花子くんと 葵のこと なんだけど…」
顔を下に向けて言いづらいことを言葉にしようとしてると
「…知ってる」
「え？」
「 八尋さんが知ってることは多分大体知ってる」
少し間を置いて、知ってると答える。これにえ？と寧々は返せば
「寿命延びたんでしょ？」
目は合せないと言わんばかりで前を向いて言い切り、寧々は顔面青ざめ「あ…」
場がぎこちないと感じた途端
後からぬっ……つ 大きいザリガニの人形が二人の背後を取る。
「なんですか会長…」
茜も寧々も青ざめ
「はははびっくりした？ 二人もやればいいのに」
そういいとったザリガニの人形を二人にぽいぽい渡す
「クレーンゲームって案外楽しいもんだよ ほら見て大漁！」
茜がぽいぽい渡されている間に、「は？」「いや何？」と受け取りながら言えば
「でもこんなにはいらない」
と大きいザリガニだけでいいみたいにニコリと笑う輝
「だからって人に押し付けるな」
「次はカラオケに行こ～う」
おーと脇にぬいぐるみを抱えて進む輝、茜は紙袋にぬいぐるみを入れて「聞け！」
自分のは自分で持ってくださいよ！と後ろから文句を言いながらついて行く。
葵に、花子くんに話したい
場所はカラオケに変わり
「へえ～こんな感じなんだカラオケ！これどうやって歌うの？」
と茜に説明を聞く輝
「この機会に歌いたい曲を入れて…」
機械を差し出して説明をしているととても興味がないようで食べ物に目がいく
「へーあっ食べ物メニューある 八尋さん何がいい？」
「私はお茶で…」
タッチパネルで飲み物を
「じゃあ 八尋さんはジャスミン茶 僕はマンゴフロート 蒼井は青汁タピオカクラッシュね」
「は？」
茜に容赦ない内容のドリンクを輝がさっさと決めていく。
そこに「あ！」
「見てシュガトーだよシュガトー わあ～頭悪そうな食べ物～」
シュガトーのメニューを見て毒舌を吐く輝
「シュガトー好きから刺されますよ」とツッコむ。
「シュガトー超メガ盛りバージョンだって～おもしろ～蒼井これ食べなよ決まりね」
ピッ！
笑顔で注文を押す輝に「おい」とツッコむ。
「 八尋さんも頼む？お腹空いてない？」
「いえ私は…」「そう？」
声を掛けられたあと、寧々は一瞬固まり
「まさかこんなふうに源先輩とお出かけする日が来るなんて」
茜くんもいるけど
「全部元に戻ったら葵に話したいな 花子くんにも自慢しちゃおう なんて…」
「ヤシロってホントイケメンに弱いよね～」
とトイレで嫌そうな表情の花子くん
「すごい寧々ちゃん！それってデート？」
きゃーって頬を赤らめて花を飛ばして葵は笑顔で答える。
それは寧々の妄想の二人だった。
想像したらたまらなくなり、涙がぽつっと落ち寧々の気分は急降下。
輝と茜は注文の機械を取り合いをしていたが、輝が寧々の状態に気づいて
「一通り注文も終ったことだし 僕ちょっとお手洗い行ってくる
その間 八尋さんの事よろしくね」
注文機会を茜の頭に容赦なくゴッと置いて、輝はトイレと言って席を立った。
「いや、よろしくって何…」
そう振り返ればボロボロと泣き崩れる寧々を見て茜は「い！？」と顔を青ざめて声をあげてしまう。
協力しよう
ボロボロボロ泣き崩れる寧々に
「ちょっと何…どうしたの 八尋さん」
汗をかきつつ声を掛ける
「ごっごめんっでも私…どうしたらいいのかわからなくなっちゃって…」
急に泣きだしてゴメンと顔を拭いながら
「葵のことも 花子くんのことも…」とぼろぼろ零れる涙を必死に手で拭う寧々に
茜は固まり、2コマでなにか言おうとしたが、3コマでチッと舌打ちする。
「悪いけど慰めないよ」
寧々の横にドカッと寧々に背を向けて茜は座る。
「ごめんね急に泣いたり…」
「…僕アオちゃんと約束したんだよね」
「動物園に行くとか、ゲームやるとか まぁ未来の色んなこと」
彼岸から帰る道に約束した事を茜は語る
「だから絶対諦めない」
そう壁にきつく睨みつけるように言う。
「怪異とのつながりが切れた今、向こう側に行く鍵は源会長が握ってる。
絶対何か知ってるはずなんだ なんとかして情報を引き出さないと…」
ぎゅっと茜は右手を握り締め寧々を呼ぶ
「 八尋さん 協力してくれない？」
この言葉に涙も止まり 「…協力…？」と驚いた表情で茜の背中を見つめる。
「そう 目的は大体一緒でしょ？ アオちゃんを取り戻して、七番様をぶん殴る」
正直これまでの 八尋さんは七番様に対して甘すぎてまともに付き合う気なれなかったけど、今の 八尋さんの事は…
間を置いて。
「信頼できたらいいと思ってる」
この言葉に寧々は
「私できることあるかなぁ？」
「さあね でも 八尋さんだってこのまま終りなんてムカツクでしょ？」
この言葉に、寧々は目を大きく開け茜の名前を呼ぼうとしたら店員が「お待たせしました～」
と注文した飲み物をトントンと置いていき、
シュガートーストファイヤーマウンテンスペシャルフラッシュです‼
ドドンと大きなシュガートーストメガを輝が頼んでいた。
「これ会長がたのんだやつだな…僕こういう歯が溶けそうなの苦手なんだけど…」
どすん…とみていたら
寧々がフォークを握りばくんといきおいよくカッ食らう
ばくばくばくばくがっつく姿に茜はツッコむが
「私 やる 協力…する！ 私だって 私だって…！」
泣きながら涙をぬぐい、メガサイズを食べる寧々
これに茜は「わかった それじゃよろしく 八尋さん」
と協力関係を二人はむすぶ。
「戻って来たら 八尋さんがハムスターになってる」
わーって言いながらも真顔でいう輝
「アンタが無茶苦茶な注文するからだろ」
と茜はげんなりして言う
「 八尋さん大丈夫？元気？」
傍により声を掛ける
元気だと言う事に頷いた寧々に輝は「そっか」と笑い
「元気が出たみたいなら良かった じゃ はい」
タンバリンを渡され「 八尋さんって今日夜まで空いてる？」
そう言いながらぴぴっと何かを入れる輝
「夜ですか？一応…」
そう答えたら
茜は注文通り青汁タピオカをすすり驚く表情。
「僕に相談があるでしょ うちに来なよ」
マイクを持ちにっこりほほ笑んだのだった。
地縛少年花子くん72話まとめ＆感想
花子くん72話表紙と巻頭カラーは平和だったけど今回は暗い‼重い
寧々は泣きはらして、茜はずっと寝れない夜を過ごしている。
二人とも大切な人が消えてしまった現実を受け止めきれない様子。
それでも日常は残酷なまでに過ぎて行き夏休みに入る。
夏休みは楽しい休み
本来葵と茜は動物園など約束を果たしていた夏休みだっただろう。。
でも葵はいない。
トイレを叩いても、花子くんは出てこなければ怪異も出てこない。
そんな怪異がいない現状を輝が突き詰める。
自分は常に祓い屋してるのにオフなのは怪異がいないから。
そう、怪異がいない平穏な日々。
ここで私はふと、洸はどうしてるのだろうと思いました。
ミツバは怪異だから…覚えてるのか覚えていないのか。
輝は現実を受け止めきれず落ち込む茜と寧々を連れまわして
ゲームセンターやカラオケではっちゃけ、そこでさり気なく
寧々と茜を会話させようと思ったのでしょうか？
そこまでスマートに考えるとは流石イケメン！！！！！！！！
しかし輝には何か出来るのか？次号がとても気になる！！！うううーん
この話は年内で終わらなさそう！！！！
あー気になる！あーもう苦しい!寧々ちゃん泣きすぎて目ぼったりだし。
でも元気よくもぐもぐ食べてくれて何となく嬉しかったです。
そして、茜と協力関係になり、信頼し二人で葵と花子くんがいない
この状況をどうにかしよう！！！とするのでしょうね。
おたがい好きな人の為に動く二人‼けなげ！！！
あー早く茜くんも寧々ちゃんも報われて欲しいです！！！！！！！！
しかし輝の後ろ何歌う予定だったんですかね？
お米までタイトル見えてましたけど、米酢玄米…米津かなぁ？笑
お米おいしいかなぁ？頭でタイトル隠れてて本当気になりました！
これは単行本になったときにでも明かされるのかな？
はぁあ続きが楽しみです！
地縛少年花子くんを無料で読む方法
今回も悲しい花子くんのネタバレ72話をご紹介しました(//´◒`//)
やっぱりこういうのは絵で読みたいですよね？というより読んで下さい先月号から‼
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花子くんの絵はとても独特でカラーも魅力的です。
今回は表紙カラーにすごろくの下敷き付！
今回は茜くんと寧々ちゃんの表情をみていただけたらいいなぁと思います
あなたの望みを叶えるもっけーズ
— あいだいろ@14巻11/27発売！ (@aidairo2009) November 9, 2020
作品の総合公式アカウント（@hanakokun_info）もよろしくお願いします✨ pic.twitter.com/t0ObLLmkP7
次回1月号12月18日金曜日ですヽ(=´▽`=)ﾉ
☆とってもカンタン☆