人気作が次々と大団円を迎え、世代交代を感じさせる2020年夏の週刊少年ジャンプ。
そこへ堂々帰還したのが「べるぜバブ」「腹ペコのマリー」を代表作に持つ田村隆平氏による海洋マンガ!
ギャグのようなそれでいてストーリー物のような、一言で言い表せない深い魅力がつまった目が離せないイチオシ作品です!
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前回までのあらすじ
主人公・鮫島灼熱(さめじまボイル)はハードボイルドな警察官。大都会新宿での不祥事を経て左遷された先は、小笠原諸島姉ヶ島! そこで出会った相棒はまさかの人外?! そしてその人外をパパ上と慕う謎の少女……刑事×少女×海、深海のごとく誰も見たことのない物語が今始まる――。今週は新展開? このマンガ始まって以来の警察らしいことしてます。
この記事では灼熱のニライカナイ、15話のネタバレを無料で紹介します!
灼熱のニライカナイ 15話 ネタバレ
まずは新キャラから。
今週のスタートは、海辺のギャルちゃんたちと、チャラそうなイケメン? ライフセーバーからです。彼の名は神室洋介、姉ヶ島の安全を守るのが仕事のようですね。胸には「レッドサブマリン」の文字が。ええ。なんてことのない、海のブランドでしょうね。実在する団体名等とは一切関係ありません。
ひたすら通りがかる女の子に点数をわりと辛口でつけていく神室くんですが、後輩らしき女の子が現れ話しかけてきます。全員80点以上とは言っていますが、低い点数を素直に話すと何か怖い事が起きるのでしょうか? ちょっとした中に力関係が見えてよいですね。
夏の恋に溺れそうだと語る神室くんですが、今回はそんなことを悠長に言っていられない展開が待っていました。
「また揚ったらしいですよ、足だけの遺体……」
こわぁい^v^
いつからホラーマンガに?????
揚収とは、漂着したものを海から引き上げる事を言います。警察が呼ばれるような仕事ということで、今回は遺体が流れ着いたようですね。しかし、遺体というにはあまりにも不十分な、靴を履いたままのひざから下の片足。なんならそれの持ち主が死んでいるのかさえ分からないものでした。ボロボロのスニーカーを履いていますが、布に覆われたふくらみがいかにもで恐ろしいですね。大人気漫画の読み切りが載っている号でなぜこんなにおどろおどろしい話をやろうと思ったのか……ほのぼの回というか、先週のを今週に回したんじゃだめだったのかな……。そんな片足が漂着するのが今週に入ってもう7人目。片足だからもしかしたら4人目かもしれませんねなんて冗談も言えないような吐き気をもよおす現場。宇海ちゃんもサメも神妙な面持ちです。
既に巷では話題になっているらしく、人食い鮫のしわざ、UMAなど様々な憶測が流れる中、物語の重要なワードである「海の教団」が出てきます。海の教団は現状謎の集団で、このような悪事を働く団体としては描かれてきませんでした。しかし、今回の片足の漂着は「海の怪異」として、同じく得体のしれない海の教団のせいにしてしまいたくなってしまったのでしょう。一体なんなんだ……。
神室くんと沖浦さんはオルフェを知っている様子。ここからどんな刑事ドラマが始まるのでしょうか!
姉ヶ島マリンセンター
謎の片足事件をじっくり調査する暇もなく、サメと宇海ちゃんは他の事件に駆り出されます。次の事件の舞台は姉ヶ島マリンセンター。車が壊れて汗だくで現場に急行する二人ですが――って、もしかして車壊れたって何週か前のパトカー海に落としたやつ?!
いや、そうだよね小さい島だもんね。代わりの車だって見つけるの大変だよね……妙なリアリティを感じてしまった。いや、ギャグマンガだと思ってたからパトロール出てる時点で普通に車乗ってるもんだと思ってました……。この汗だくの宇海ちゃんは非常にえっちで可愛いですね……。
姉ヶ島マリンセンターはイルカの調教をやっているようですね。水族館に行く前にイルカを人に慣らす施設。本当にあんのかそんな施設?(ありそう)(わからん)
夏真っ盛りのはずですが、この時期はトレーナーの研修がメインとのこと。ショーとかやってないのかな?
新米トレーナーの葉村樹良と奥菜由香理。他のキャラと違ってあまり海っぽい名前ではありませんね。奥菜が沖を連想させるくらいでしょうか。しかしさっき出てきた新キャラも沖だったような……早速渋滞する新展開です。
事件について、くわしく。
そこで起きた事件は、ジュラちゃんによると「教官による殺人未遂」教官が由香理ちゃんのことを好きでフラれた腹いせに、という筋書きでしたが、教官には笑い飛ばされてしまいます。ホースに切り込みとか、由香理ちゃんのイルカトレーニングとか、「彼らに」、例え攫われても……事件について推理できそうなワードがちらちら出てきますが特にこちらの記事では考察とかしないので安心してください。
宇海ちゃんは連続する片足の事件と準えて、水難事故の難しさを語ります。あれだけインパクト強ければそりゃあ、忘れられないと言うか、夢に出てきそう。可哀想に。
そんなうんざりする宇海ちゃんを横目に、サメはもう事件の真相と、見ちゃいけない物が見えているようで――。
イルカの調教をするイルカ。
毎度の事ですが、オルフェに戸惑う住人達。毎回新鮮な表情を見られて楽しいですね^^
しかし、イルカの調教師たちと事件は、思わぬ方向へ……。
ギャグとシリアスのグラデーションがすごい
勇気を振り絞ってイルカと仲良くなる秘訣をオルフェに乞う由香理ちゃん。サックリオッケーするオルフェ。
そして二時間後、新たな海難事故が起きます。
水面に浮かぶ女性もののサンダル、それを拾い上げる神室くん、海岸に打ち上げられる形で倒れている由香理ちゃん。
今週はここまで。一体これから何が起きて何マンガになるのでしょう?! 思わず普通に実況してしまいました……
しかしオルフェがこれ以上ないタイミングで出てきてくれたので事件が起きて解決するだけの単調な話にならずに済みましたね! 来週さらなる展開と、マリンセンターでの最初の事件の解決も期待です!!!
灼熱のニライカナイ15話・まとめ
宇海ちゃんが終始吐き気をもよおしていましたが、こちらもシリアスとギャグの切り替えが早く酔いました^^
ギャグマンガかと思いきやバトルが始まって、終わったら感動話を挿し込んでからのミステリーです。深海のようになんでもあり、予測不可能な展開に目が離せません!