花見会場でぽつんと場所取りをする新入社員。そこにやってきたのはコタロー!!
コタローは新入社員をちらりと見て、お花見を始めてしまいます。
コタローは””ある瞬間”を楽しみにして花見会場に来ていたのです。
それでは120話のネタバレ感想いきまーす♡
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「コタローは1人暮らし」は独居4歳児の笑って泣けるアパートメントコメディー!!
アパートでサムライ言葉を話す4歳児・コタローは一人暮らし。
両親は離婚し、母親もコタローの元から去っていたのです。
コタローは、そんな状況に深く傷つき、だれよりも寂しい思いをしています。
アパートの住人達をはじめ、周りの大人たちはコタローをほっとけない!
一人でいるコタローを暖かく見守ります。
そして大人たちも完ぺきではありません。
時には傷ついたり、涙を流すこともあります。
そんな大人たちにしっかり者のコタローはそっと寄り添ってくれることも。
コタロー辛い気持ち、寂しい気持ちが見え隠れしながらも、周りの大人たちとの心温まるやりとりは、毎回ほっこりさせられます。
そろそろ季節は秋・・・寒くなってきた心もポカポカあったまりそうな漫画です。
コタローは1人暮らし 120話ネタバレ!★場所取り
それでは120日目場所とりを紹介します。
場所取りをする新入社員の傍にはコタローが!
今から一年前、満開のサクラ下でポツンと広いシートに座る男がいました。
その男・島井は「これが新入社員の仕事なのか」とイライラが止まりません。
どうやら上司からお花見の場所取りを頼まれたようです。
「ふざけるな。こっちは早く仕事を覚えたいのに」とカンカンです。
ふと時計を見ると、あと30分でみんなが来る時間になっていました。
もう6時間も待っている島井。
「あと30分でさえ気が遠くなる。。。」と落ち込んでいると、一人の少年がトコトコとやってきました。
コタローです(≧▽≦)
イライラする島井、鼻歌でご機嫌なコタロー
コタローは場所取りをしていたシートに腰を下ろし、鼻歌でご機嫌です。
「ボク?この場所は僕がとった場所なんだ。違うところ行ってくれる?」
コタローは島井を見ましたが、無視をしてモグモグするめを食べています。
「これはお菓子ではなく珍味ぞ」と答えるコタロー。
のん気なコタローがかわいいっ。
「いーかっ!ここは僕が長時間かけて死守した場所で!」
島井が言いかけた時、コタローは一人で場所取りさせられていること、広いシートなのでさぞかし大勢来るのか?と島井に確認します。
それを確認し、再びご機嫌になるコタロー。島井は訳が分からずイライラしてしまいます。
そんな島井を見たコタローは「イライラして待たれたら皆がいやであろう」とするどい指摘をします。島井は言葉に詰まってしまいました。
1年前出会ったコタローに謝らなきゃ!
コタローと島井が掛け合い(?)をしていると、ぞろぞろと会社の人たちが到着します。
「もう30分経ったんだ」と島井は時計を見てから、コタローのいたところを見ると、コタローはいなくなっていました。
そして一年後、花見会場に向かう島井はコタローとのやり取りを思い出していました。
「今思うと、あの30分は嫌じゃなかった。待っているのも苦じゃなかった」
そう話す島井は、一人でいた自分のために、わざわざかまってくれたのか?と思い始めました。
島井は、コタローに申し訳ないと思うようになっていたのです。
今年は島井が花見の場所取りではなく、新入社員の小野井です。
花見会場に到着すると、小野井の横には、なんとコタローがいました!!
コタローのジャマはだめだよ♡
「あーーー!君!また会えたっ。僕去年のお礼とお詫びをしたくて…」と話し始めた島井を無視して、なぜかコタローは去ってしまいます。
「ちょっと待って!良かったら一緒に花見を・・・」とコタローを引き止めようとする島井を小野井は引き止めます。「あの子のジャマしたらだめっすよ―――」と小野井は話してくれました。
小野井は、コタローが場所取り中の所を回っているということ。
それはコタローの”趣味’だということを話しました。
コタローは小野井に話していました。
場所取り係はとてもうらやましい役割ぞ。待っていれば必ず人がくる。
コタローは家出したお母さんのことをずっと待っていますが、来る日も来る日もやってきません。
でも場所取りの人の元には、いつか「おまたせ」と大勢の人達がやってきます。
やってくるその瞬間がたまらなく好きなのである。
島井たちが花見会場についたとき、コタローはとてもうれしい表情をしていました。
コタローはまた場所取りをしている他の人の元に座っています。
「それはジャマしたら悪いな」と島井は小野井につぶやきました。
コタローは1人暮らし 120話感想★場所取り
コタローが場所取りで楽しみにしていた”瞬間”とは、場所取りの元にやってくる人たちに会う瞬間でした。
コタローが誰よりも聞きたいこと言葉「おまたせ」。
花見会場では何気ない会話でも、コタローにとっては母親に言ってほしいと願い続けている言葉なんですね。
しかも母親は帰ってこない…と読者は知っているので、さらに辛い。
「おまたせ」と聞いた時のうれしそうなコタローの顔をみると、母親の死の事はまだそっとしておいてほしい。そう考えてしまいます。
イライラしながら待つ場所取りも、コタローにかかると素敵な時間に変えられてしまいました。
そんなコタロー目線で日常を過ごしてみても良いかもしれませんね。
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