2016年9月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「BEASTARS」。
2018年にマンガ大賞、手塚賞を受賞し、アニメ化もされ来年1月に2期放送も決定している「動物によるヒューマンドラマ」です!
様々な種族の「獣人」たちが共存する世界。
最も残虐で重罪な「食殺」が、同じく共学で「ビースター」を排出する名門・チェリートン学園で起こってしまう。その事件の真相を探るためウロついていたハイイロオオカミ・レゴシがこの作品の主人公です。
オオカミでありながら食肉を一切して来なかった真面目で不器用な今時男子なレゴシ。事件を探る際に様々な種族と触れ合い理解することで成長していきます。特にウサギのハル、アカシカのルイとは今ではレゴシにとってなくてはならない存在になりました。
何とか食殺犯を突き止めたレゴシは、学園を退学し一人暮らしを開始。大人の世界に介入した矢先に出会ったヒョウとガゼルのハーフ・メロンに興味を持ってしまったことで、レゴシの生活だけでなく世の中も何だかおかしくなっていく・・・。
異種間での出生を悔やみ恨み、破壊をやめられないメロン。
異種間だからこそ自身は尊く、メロンですら守りたいと思うレゴシ。
レゴシはメロンを止められるか!?
今回はそんな「BEASTARS」21巻のネタバレを紹介します。
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作品紹介
作品名・・・BEASTARS
作者名・・・板垣巴留
出版社・・・秋田書店
掲載誌・・・週刊少年チャンピオン
レーベル・・・少年チャンピオン・コミックス
発表号・・・2016年41号
発表期間・・・2016年9月8日
前巻までのあらすじ
一般市民である首ギプスのキリンを転倒させるキューを全力で止めるレゴシ!
牙を抜いていたので思い切り噛みついたけどキューに傷はつけなかった。キューが一瞬見た三途の川は干上がっていて、今までの人生を反映しているかのようだった。
死ぬ時くらい豊かな風景を見せてくれないものか。そう思った時にはメロンにレゴシを売っていた。裏市の底辺の女が生きるためだ、仕方ないことなんだ。そんなレゴシはキューに「待てと言ってくれ」と懇願。よし、と言った時には思い切り牙を立てろ。
キューの修行に集中するレゴシを、アパートの隣人のサグワンやセブンが心配する中、世の中はレクスマス(人間界のクリスマス)一色。でも、何だか様子がおかしい。そんな中、レゴシと10代最後のレクスマスを過ごしたいとハルは1匹街を闊歩する。一度はハルを追い返したが、結局追いかけてハルにレクスマス当日に決闘があることを伝え、キス😘もできたレゴシなのでした。
そんな中、レゴシの部屋にあった存在感がすごい赤い液体の袋と、新社長就任会見に遅れているルイ。何でも決戦の日には肉食と草食の混血が必要だと、レゴシとルイで血抜きを行っていた、その血液だったのだ。自分だけで戦って死ぬ覚悟でいるのかレゴシ!と溜めた血液を頭から被ったルイ!養父オグマ、シシ組での父親代わりのイブキを失っているルイと、そんなルイのシャツを心配するレゴシはメロンに勝てるのか?
心配しながらも、ルイは会見会場に行き、レゴシは裏市の縄張り争い「愛肉の日」に向けて決闘開始!最初のヤクザ組、祖父・ゴーシャと同じコモドオオトカゲのドク組と拳を交えながら「対話」をするようなスタイルのレゴシ。翻弄されつつもレゴシは相手を傷つけない戦いを見せた。そんなレゴシにドク組は・・・?
BEASTARS21巻ネタバレ
179話・・・かかと直下型パワー
ドク組の断尾弾で切れた尾を、赤子を守るように抱いていたレゴシの健闘ぶりにドク組は負けを認め、レゴシとルイの混血の松明で尾を弔う。「俺たちの誇りをお前に託す」とサボン。レゴシの松明にはこれで3種類の血の匂いが混ざりました。
「ちゃんと縄張り争いに参加できてるぞ」と少し優越感に浸るレゴシ。
そんなレゴシを羨ましそうにも見える目で「楽しそうだなー」と遠くから揶揄するメロン。そんなメロンに戦いを吹っ掛ける、ヒョウで編成されたマダラ組!因縁のネコ科同士、シシ組vsマダラ組、開戦!
一方レゴシは、メスのキタキツネだけで編成されたイナリ組に睨まれていた。女性だけのイナリ組に緊張しているレゴシに容赦なく上空から膝を落としたのはイナリ組ボス・テン。
「男って下品よね。だからこれからの裏市は、女である私たちが品格を持たせるのよ」
そう言ってレゴシの尾を引っ張り、ヒールを背中に突き立てるが、その力は至って「全力」。女性の全力は男にとって半分程度です。投げ飛ばすことはできるけど、女性にケガを負わせるのは・・・💧
その瞬間、テンの履いていたヒール👠が両足からポロリ。サイズが合ってなかったとこぼすテン。
思わずそれを拾って駆けだすレゴシ!駆けながら「やっぱ女性は女性じゃん!」「俺は出会ってきた女性全員に敬意を払う戦い方をします!」と考えるレゴシ!逃げながらおもむろにズボンを脱ぎ、チューブトップのように着るレゴシ。足には先程拾ったテンの大き目ヒール。
靴を待てなかった私への仕打ちがこれ?と引き気味のテンに、レゴシは・・・?
180話・・・満月なのでおまかせを
女性であるテンと戦う上で、同じ土俵に立てると突貫で女装したけど、慣れないヒールに足はもつれ、下着を見せないようにするのも一苦労。よろけたレゴシに容赦ないテンのキック。
なぜこんな格好で命がけの戦いをするのか?というレゴシの問いに、遠い目をしながら「スタイル良く見えるから」とテン。「敵う気がしないぜ」と息を吐きながらぼんやり母校の女子の制服に身を纏うハルを思い出しちゃったりするレゴシ。つくづくスカートもヒールも不自由な格好だ。
そんなレゴシに「女子トークしましょ」と容赦ない攻撃を繰り広げるテン。「ブルベの赤がお似合いね!」そう言ってレゴシの顔面を蹴り上げるテン!青みのかったレゴシの毛に血の赤が添えられます💦
ふと空を見上げると、雨が降って来た。いわゆる「お天気雨☔」です。
思わずテンもギャラリーも静かに空を仰ぐ。
「なぜお天気雨を『狐の嫁入り』と言うか知ってる?」と突然問うテン。
メスギツネが嫁に化けるから天気雨の日は結婚するなと男たちが吹聴した。メスギツネは女を使って騙してくる卑しい存在だと長らく妖怪扱いしてきた。切々と語るテンの表情には長年の男への恨みや悔しさが滲み出ているようでした。
雨のせいで各チームの松明は消え、真っ暗になってしまった。
「縄張り争いの松明なんてどうでもいい。私はメスギツネのイメージを変えて男どもを見返したいだけなの」
レゴシにこぼした、テンの本音、戦う理由。
「狐の嫁入りって夜のお天気雨のことも言うんですかね」
急にそんなことを聞くレゴシ。挑発的に知らないと言うテンだけど・・・?
「オオカミも満月に吠えるものだというイメージがあります。俺はそれでいい、月に吠えてキツネを守ります」
このセリフの真意は・・・!?
181話・・・浮かぶ油膜のようなレオパード
レゴシがイナリ組と睨み合っている一方、こちらはヒョウのマダラ組にケンカを売られたシシ組。しかしヒョウは身体能力の高さ故、動きよりも先に被毛に動きの指令が伝達してしまう。(実際は少し動く程度)マダラ組はそんな斑紋に誇りを持つので和服を着ていることもシシ組にとってはフェアじゃない戦い方。ライオンのシシ組はその被毛の動きを並外れた動体視力でカンニングできてしまうのです。
一網打尽にしたマダラ組の和服から覗くヒョウの斑紋。メロンにとってヒョウは、最も憎くて最も愛しい母親と同じ種族。ふと蘇る母親との風呂場での思い出・・・
幼少期のメロンに「一緒にお風呂入りましょ」と、下着姿で笑いかける母。子供心に恐怖を感じたメロンはその誘いをやんわり拒む。笑顔を特には崩さず、メロンのガゼルの角を握って「嫌なの?ママとお風呂入るの。そんな目して」と語りかける母のその行動は、子供にする慈愛の行動ではなく、ガゼルの父親を思い出す行動。父親の死の真実を闇に屠り去ったまま、父親の一部を持つ息子に対する「愛肉」の行動・・・。
メロンに入浴を拒まれた母は、力なく座り込み、何を思ったか息子のメロンに「ブラジャーのホックを外して」と懇願する。おそるおそる母の下着に手をかけると、
身をよじって声を漏らす母と、首に集中する斑紋・・・!
それはまるで、無数の虫が一気に這い上がるようなおぞましい光景。
あの光景と、その時感じた全身に虫唾が走るあの感覚が忘れられない。
だから今夜消さなきゃ。俺はトラウマを殺す。
182話・・・あの日通学路の夕焼けを誰と見た?
レゴシがドク組と戦っている頃、一方こちらはルイの会見会場。レゴシに食わせ義足になった右足の疼きに悶絶しながら「派手にやってんな。生きろ、勝てレゴシ!」と静かに檄を飛ばすルイ。
痛みや苦しみを分け合うことができないなら、俺らは100パーセント背負うもの背負って強くなるんだ。
腹を括ったルイ、表社会でのタブーを全国配信の会見で堂々と犯してみせた。
「みなさん、裏市での食肉経験はおありですね」
そう言ってシシ組からの入れ知恵で記者の肉食獣の肉の好みなどをズバズバ言い当てるルイ。「でも誰がそれを責めることができるでしょう」「肉食獣も草食獣ももっと関わり合うべきです。一緒に笑ったり泣いたりした時牙が見えたら気づくでしょう、肉食獣が肉を食べることは必要なことだと」
そんな会見を、かつての学び舎・チェリートン学園の演劇部員たちは「ヤバイこと言ってね?」と引いてはいるものの現部長のトラ・ビルやワシのアオバは「俺たちといろ」と草食の部員を守る言動を取る。その様子をニッコリ笑ってルイに「大丈夫ですよ」と心の中で言い聞かせる演劇部の要・メスオオカミのジュノ。
そして風来坊な部員、美男子のピナは何と、アルパカのテムを食った張本人、ヒグマのリズと面会をしていた。しかしピナは部員にはこのことを内緒にしており、ピナ自身も「面会は出所後に食べられないようにするゴマすり」と言って他愛もない会話をリズと行っていた。
世の中がおかしくて危ないなら、草食が肉食を恐れているのなら守ればいい、と割り切っている学生たち。しかしヤフヤとゴーシャが見つめる表通りでは・・・!?
183話・・・俺たちだけのプラネタリウム
草食だってヤワじゃない。だが、肉食と対等であろうが草食が「食べられる側」であるという真実だけが動かしがたいだけだ。この暴動は互いが募らせた怒りと欲望のどちらが強いかという地獄のような力比べだ。
ゴーシャがオスのサイに絡まれたのを見て「殴り合うふりをしている間に暴動を鎮める方法を考える」とヤフヤ。「今までいろいろ種族巻の問題を解決しまくってきたのにこんな暴動が起きてしまった。この街も終わりか」と嘆いていると、ゴーシャは「この街がやっぱり好きだ」と言い、目を丸くするヤフヤ。
ヤフヤがこの街のために頑張ってきたから、暴動も無法地帯ではなく、草食は相手の目を見ているし、肉食も牙を立ててない。この街の心はまだ生きている!
ゴーシャの言葉をヤフヤが飲み込んだ瞬間、真っ暗になる視界!
雨による大規模な停電が起き、黒一色の世界。さっきまでの騒ぎが嘘のように静まり返る街。
肉食は夜目が効くが、草食は効かない。
見えないから、見える肉食がいつどこから来るかわからず防げない恐怖に駆られる草食。
大勢の草食がいる中、自分だけなら襲ってもバレないのでは、と本能に駆られる肉食。
それぞれの荒い息遣いだけが暗闇で生きている。誰か1匹でも声を発したら総崩れになりそうな、表面張力のコップに沈んだような街。
お前の言う希望に賭けるぞ。
ヤフヤの行動とは・・・!?
184話・・・花が咲き実がなり僕らはそれを眺めてる
ゴーシャの「この街の心は生きている」に希望を賭け、停電で真っ暗になった中進み出たヤフヤ。
立場が上なほど美味そうに見える、ヤフヤは肉食たちにとって極上の餌。
本能と戦いつつも、夜目が効かず固まっている草食たちを見て「本当に夜目が効かないのか」と草食を理解しているようでもあった。
一方こちらは裏市。テンを襲いかけたメロンを攻撃し、メロンと対峙したレゴシ。「こんな時に停電かよ」と暢気なメロンの横でヒールを脱ぐレゴシ。そんな停電で、肉食と草食のハーフのメロンの視界はどうなのか?
興味と研究のため聞いたレゴシに「どう答えたらお前が困るか考える」と嘲るメロンにパンチを喰らわせるレゴシ!お前のそういう駆け引きはうんざり!今夜必ずお前を捕まえる、と腹を括るレゴシ。
お前が肉食と草食のハーフだから・・・脳裏にハルを浮かべながらメロンを押し倒すレゴシ。
しかしメロンはレゴシは攻撃されている方が活き活きしていると挑発。「ヒョウに似てきた所だし実践してみるか」「今夜メロンの花を咲かせる」と形勢逆転!レゴシを力任せに殴るメロン!メロンの花は黄色だけど俺は異常だから赤でいい!!
レゴシを殺してハーフの俺の体にどんな変化が出るか実験だ、と笑うメロンの視界が開ける。
「電気が復旧しやがった」
明るくなった街が照らした光景とは・・・?
185話・・・電工の塔からプリンス奪還
街に光明が差した頃、メロンとレゴシの戦いも激化していた。
躍起になって力任せに殴り合いをする2匹にシシ組は出る幕なし。
その傍らにはレゴシの姉弟子でルイのかつての生餌仲間、キューが人質にされていた!キューがメロンにレゴシの情報を売ってお金を貰っていたことを利用してレゴシを油断させる作戦があったようですが、メロンが暴走したせいでムダになりそうだと。
「じゃあさ、もう俺たちは大人しくそのウサっ子食べながら観戦してよーぜ?」
急に開き直ったように口火を切るシシ組・フリー。戸惑うライオンたちだが、「ルイがボスになった時に俺たちも強いと錯覚したけど、俺たちは弱いライオンだってことをもう認めろよ。本当に立派だったのはルイだけだったのにな」
それもそうか、とライオンたちがキューににじり寄るも、キューはさすがの身のこなしで表通りへ逃げる!「私は弟子を売った!でも裏市のことなんて、裏市の底辺に生きる女なんて誰も分かりゃしない!」シシ組とはまた別の開き直りを見せるキュー。
すると、大画面でルイが必死に「裏市に目を背けるな。裏市の現実に目を向けろ。俺も行かせてくれ、友達が死ぬ」と訴えていた。
シシ組とキューが一緒にルイを見る。ルイは大人たちに抑えられ、控室に軟禁されてしまった。
痛む義足に悶絶しながら、自身の非力を恨みながらも「俺は間違ったこと言ってない」と必死に抵抗するルイ。ルイに救いはあるのか・・・
186話・・・この日のために開く真っ黒なパラシュート
電波のタブーを犯し、結果軟禁されてしまったルイを外へ連れ出したのは何と、キューを従えたシシ組!因縁の仲であるため警察も執拗にシシ組を追う!しかし車内はルイを取り囲んで和気藹々とした雰囲気。シシ組でやっていた点呼まで行うルイを見て、かつての生餌仲間だったキューは「なんだこの状況!?どうやってルイはライオンたちを手懐けたのだろう」と疑問に思う。
人質であるルイを乗せているのに警察はシシ組の車に発砲!この行為に火がついたシシ組の若手、アガタは車を飛び降り警察の行く手を阻む。ルイが止めるのも「信用されねぇよ」と無視し、運転手のフリー以外のライオンが続く。「俺らの最大の悪事はあの王子をとんでもねぇ野生の雄鹿にしちまったことだ」
役目を終えたら俺もあっちへ行かなきゃな、と涙をこぼすフリーに「お前らをいかに早く出所させるか考えている」というルイを見て、キューは「手懐けたんじゃない。どんな波乱をくぐりぬけて来て今のルイになったんだろう」と考える。かつての仲間はずいぶん大きく成長していた。
すると、窓の外に海の風景🌊が広がる。生餌だった時にはルイと海を見る日が来るなんて思いもしなかった。ルイは世の中すら変えてしまうかもしれない、なのに私は何をしていたんだ。
急げルイ!レゴシは目前!
187話・・・「脱兎のごとく」の考察
シシ組のハイヤーで裏市に駆け付けたルイとキュー。
歯を食いしばる「覚悟の顔」で、レゴシの身を心配するルイ。自分の危険は一切顧みない奴だったから今回も・・・と思っていたルイの予想に反した光景が。
レゴシがメロンから逃げている・・・必死で逃げるレゴシを、「イヌって逃げる時本当に尻尾巻くんだな!」と嘲笑しながら追いかけて攻撃するメロン。レゴシも自身の行動に驚いているようで。メロンは強くなっていくのに自分は確実に弱くなっていく。
容赦なくレゴシの首根っこを掴み、壁に押し付けるメロン。思い出話よろしくママはガゼルのパパ食っちゃったんだよねークレイジーな話でしょ、と話しながら「襲われる恐怖」を味わえ!と力任せにレゴシを圧迫していく。
朦朧とする意識の中、じっと自分の鋭い爪の生えた大きな手を見つめるレゴシ。
ずっと草食との関係にウジウジ悩んでいた俺の悩みなんて、襲われる側の草食からしたらなんてちっぽけだっただろうか。
そう考えていると、無意識なのか「キューン、くぅーん」と子犬のような声を絞り出すレゴシ。
メロンは笑い飛ばしたが、遠くで見ているキューは「生存本能だ、臆病な心は強い獣しか持たない!」と檄を飛ばす。
俺は生きたい。
キューの「よし!レゴシ!」が響き渡る。メロンの頭上に、レゴシの本物の牙が迫る・・・。
一方こちらは表通り。ぞくっ、と何かを感じるゴーシャ。「ボーッとするな!」とヤフヤが叫ぶ。ルイの訴えを聞いた報道陣がヤフヤとゴーシャの元へ押しかけていた。
メロンについてしつこく質問するTVマンたちを毅然とやり過ごしているヤフヤの視界に、特徴的な角の・・・ガゼルのオス!?
メロン!?いや、奴が今表通りにいるわけがない。ということは・・・?
BEASTARS 21巻感想・まとめ
イナリ組との決戦からメロンの父親登場!?までの巻でした。
こうして見れば見るほどレゴシとルイは「高校生」の枠を逸脱した特異な存在ですよね。レゴシも女性と対等になるためわざわざヒール👠履いて行動したり、ルイは大胆にも電波ジャック📡をしてみせた。
それはやはり、学生は守られるべきもの、という常識を自ら破って行ったから。ルイの場合はかなり特殊ですが(生餌だったのに財閥社長に拾われたという落差のある獣生)特にレゴシに出会ったことで「持つ者」になったルイらしく戦うことを選んだ。演劇部のメンバーの行動が対比として描かれていることでわかりやすいかと思います。
そして少し同情してしまうほどのメロンのトラウマ。ママがパパを愛するあまり食べた、というメロンが思いこんでいる事実は覆りそうですが、その恐ろしさ、ママのおぞましさ、でも確かに感じた「愛」。それに苦しむ様子がレゴシとの決闘にも表れていたと思いませんか?メロンが勝っても負けて逮捕されたとしても、彼のこれからはどう進んでいくのでしょうか・・・?
レゴシの生きる糧はどうあがいても「ハル」なのですねwハルのために、ハルと生きる世の中のためにレゴシは戦います。レゴシは、世の中は、どう変化していくのでしょうか。
次巻は最終巻!楽しみです!
「BEASTARS」を無料で読む方法!
今回は、「BEASTARS」の21巻ネタバレを紹介しました!
が…
やっぱり、絵と一緒に読んだ方が絶対面白いですよね!
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様々な種族の動物が醸し出す心情が魅せる美しさ、恐ろしさ、やるせなさが、力強い筆遣いから伝わると思います!
ぜひお手に取ってご覧ください!