瑠璃色の瞳のニナは、亡くなった姫巫女の身代わりとして隣国へ嫁ぐことに。
惹かれたアズールを助けるために、嫁ぐことを決意したニナはガルガダのセト王子の元へ。
セト王子と共に本国へ向かう途中のニナに絶対絶命のピンチが…!
前回までのあらすじ
セトの鳥の世話係に任命されたニナは、ニィナとだんだん仲良くなっていき、セトもニナが側にいることに慣れ、本国へニナを同行することに。
家族のことを知りたがるニナに、セトはいらいらしながらも、口づけしてしまいます。
本国へ向かう途中、荒天のなか、ニナとニィナだけが乗った馬車が崖から転落。
怪我はなかったものの、ニィナが外に出てしまい、森の中を探していると、トラが今にも襲い掛かかろうと…!
そして、フォルトナではアズールが王に就任されて…!?というところが12話まででした。
今回は星降る王国のニナ13話のネタバレをご紹介します。
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星降る王国のニナ13話 鮮血
今にもトラに襲われそうになり、絶体絶命のピンチのニナは誰かに突き飛ばされ、トラにはすぐに銃弾が!
助けてくれたのはなんとセトで、ニィナが呼びに行ったのだということ。
ニィナがいなければトラの餌食になっていただろうと言われて怯えるニナに、セトは水を渡します。
印はつけてきたから翌朝には他のみんなも辿り着くだろうし、日が暮れる前に休憩できるところに移動するというセトに、二人きりになることに緊張するニナ(*^^*)
セトがつけていった印を追って探す従者や心配する侍女たち、アリシャもセトも馬車にはいないことから、無事だろうと判断して騎馬で向かえる道で捜索を続けます。
休憩するために急ぐセトに、早すぎる歩行に必死についていくニナでしたが、先ほどまで心細かったことを考えると、一人ではない安心感でついていくのでした。
見晴らしのいい広い場所で、いくらでも場所はあるのだから近寄るなと、きつい言い方をするセトでしたが、少しすると、ニィナがセトを心配する声が聞こえてきて、ニナが見に行くと…
セトは一人でお腹の怪我を治療しているところで、トラに襲われたニナを助けようとした時にできた傷でした。
獣傷は危ないと心配すると、こんなのは傷のうちに入らず、これくらいで死ねるほど善行は重ねていないと言うセトは、冥府の神は願っても来ない…と考えながら意識を失うのでした。
失った意識の中で、過去の回想が…
いつだって寒かったあの場所。
――様は天に召されました、私が――王家からお守りするので大丈夫、祈って正しくいれば、罪も血も許されるでしょう。
優秀さを褒められる日もあれば、悪い王の血を流さねばと鞭打たれる日も…いつも神に祈っていました。
そして、亡き――さまに捧げる自分の愛だと、建物の屋根に登り…!
というところでセトの目が覚めました。
適当だけど、と手当をしておいたニナは、セトがうなされていたことを心配し、セトの熱が良くなるようにと額に手を当てていると、巫女の偽善的な優しさだと揶揄されてしまいます。
巫女であるとか関係なしにフツーのことなのだと言うと、寒いのなら別の慰め方があると側に引き寄せられ、気持ちのこもっていないコレはなんの意味もない、と言いながら齧るようにセトに口づけるニナ。
恋情など信じられないセトは、愛情は呪詛で執着は怨嗟だと、痛みと死以外は虚妄だと、空虚で寂しいことを言います。
それはきっとひとりだからで、試しに自分を好きになってみるのはどうかと提案するニナ(*^^*)
そんな話をしていると、ニィナが騒ぎ出し、森になにかいる気配を感じます。
先ほどのトラほど大きなものではなく大したものではなさそうと判断すると、怪我しているセトには行かせず、ニナは石を握りしめて見に行きます。
森のなかには穴があり、不安になりながら確認すると、そこにいたのは…先ほどのトラの赤ちゃんでした。
小さくてひとりでは生きられないから助けたいと言うニナに対し、それはアレになるんだから、とどんなにセトが反対しても、死ぬ運命とは違うと説得してしまいます。
壊れそうな見た目に反して、粗雑だけれど清廉で複雑なニナに、どんどん惹かれていくセトはトラの赤ちゃんの名前を考え、ニィナだとまぎらわしいから、「ニナ」と呼ぶことにする、と決めます。
アリシャの身代わりであるニナは、誰も自分のことを知らない地で、再び名前が呼ばれることに感慨深い思いを感じます。
ちょうど夜が明けて、ニナはトラの名前を「夜明け」にしようと、明けない夜はないから、と言ったところに、ふたりを探していた従者たちが到着します。
従者たちに傷のことは告げず、弱みを見せようとしないセトを、アズほどは無理でも少し好きになるつもりになろう、と決めたニナでした。
意見は合わなくても、少しずつ寄り添い始めた二人が、微笑ましいです(#^^#)
一方ガルガダの王都では、第2・第3・第4王子たちが、忌み子の悪鬼が戻るのか、嫁は巫女だそうで、なんて醜悪な血の怨嗟だと、言い合うのでした…というところで、13話は終わりでした。
星降る王国のニナ13話口コミ・評価
最初はとても嫌なヤツだったセトが、切なく辛く重い過去があったり、だんだんと優しい部分も見えてきて、これからどんどん関係が変わっていくでしょうね!
先が楽しみです♪
トラを育てて、ニナを守るようになっていったら、それはそれは素敵かもしれませんね(≧▽≦)
星降る王国のニナ13話まとめ・考察
間一髪のニナを助けにセトがやってきた!
しかも自分を庇って怪我したことを強がって隠している。
これは大切な相手がいなければ、惚れてしまうシチュエーションですね(≧▽≦)
アズールを好きなニナでさえ、ちょっとは好きになろう、と考えてしまうくらいは、心を許し始めているのですよね。
これから先、アズは側にいないけれど、セトは側にいる。
その間に今以上に気持ちが変わっていくこともあるのでは?とも思います。
しかも、うなされていた夢の内容だと、セトも順風満帆な王子ではなく、かなりの過去を背負って生きてきた。
背負った過去を、弱みを見せないように強くあろうとする姿は、孤独だったニナにとっても、知れば知るほど魅力を感じて惹かれていくと思うのです。
セトにとっては、もうすでに魅力を発揮しているニナ。
表裏のないニナの、天真爛漫で、でも芯は強いところに、これからもどんどん惹かれていくのでしょうね。
心配なのは、ニナが偽物のアリシャ姫であること。
人を好きになることなんて考えられなかったのにあらがえずに惹かれていって、嘘がバレてしまったら…
重い過去を背負っているだけに、裏切りには敏感でしょうし、好きになってしまった自分をも信頼できなくなってしまうのだと思います。
二人が恋愛として上手くいかなくても、セトにとって、優しく穏やかな時間がゆっくりと過ぎてほしいと願っています。
王として戴冠したアズールは、今回は登場しませんでしたが、ニナのために王になったのかな、と思いました。
アズを守るためにガルガダに身代わりで嫁ぐことを決めたニナの意思を理解して、王としての確固たる地位を築くことで、守られなくても大丈夫なのだと、守られるのではなく自分が守るのだという決意の表れなのかな?と思うのです。
流されて生きてきて、王位に執着はなかったアズールのことなので、王になると決めたのはニナのことを考えて、というのが理由な気がします。
アズールが王になったフォルトナがどうなっているのか?どうしてそうなったのか?早く知りたいです!
そしてニナとセトの関係はどうなっていくのか?次回が待ちきれません(≧▽≦)
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今回は、星降る王国のニナ13話のネタバレを紹介しました!
が…
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弱さを見せずに強くあろうとするセトの美しさは、言葉では語り尽くせません!
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