競技かるたでクイーンを目指す千早と、幼馴染で名人を目指す新と太一。
東西の予選を勝ち抜いた千早はクイーンと、新は名人と対戦!
わからなくなってきた、クイーン戦・名人戦の行方は…!?
前回までのあらすじ
5試合中、先に3勝した方が勝ちで、2敗の千早と周防にとっては、後がない第3試合。
予定外の九頭竜読手の独特な読みに、読手さんこそが自分を天才にしてくれるのだと言う周防は強さを発揮し、新は圧倒されてしまいます。
九頭竜読手の読みでも練習していた千早は、実力を発揮して詩暢と互角に戦います。
そして、3回で終わらせようとしていた詩暢に、ついに千早が最後の札を…!
京都駅でスマホで観ていた太一も思わずこぶしを握りしめ…というところが229話まででした。
今回はちはやふる230話のネタバレをご紹介します。
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ちはやふる230話
千早を会場で応援していた仲間たちは、抱き合ったり、涙したり、こぶしを突き上げたり…!
みんな感極まって、最強クイーンからもぎ取った1勝を喜び、詩暢側は呆然としていました。
2枚差で千早の勝ちであることが告げられると、憤怒の形相で札を片付けて去っていく詩暢…
試合が終わると力尽きて眠ってしまうこともある千早が、ふっと落ちそうになり、仲間たちは心配しますが、ぐっと堪えました。
喜ぶ仲間たちの感極まった様子に、応援に来ていた両親は、こんなにみんなが喜ぶほどの特別な1勝なのだと、やっと実感するのでした。
動画配信には、最強クイーンが格下の同級生に負けたことにショックを受けた書き込みが多数されていき…
控室に戻った詩暢は、1勝されたことにショックを受けて呆然としていると、母親が慰めようとして、たった1敗だと言うと、終わった後に千早が「1勝」と呟いたことを思い出し、母を突き飛ばします。
お母さんになにするの、と諫められても、何の役にも立たないから八つ当たりくらいしてもいいかと思って、と高まる感情で手を震わせながら言うのでした…
千早に稽古をしてくれていた元クイーン・渡会さんは、まさか本当に千早が1勝できるなんて、と今田さんと話をし、詩暢が最後の3枚になったところで集中力が切れたこと、千早も取りたい札はあっても力の抜けたいつでも行ける状態であったこと、3試合目の終盤でそれができたことを称賛していました。
後がないギリギリの状態で平常心で戦えていた、ということですね!
福井県の新の家の近くでは、幼馴染の由宇が近所の老人の介護の手伝いをしていて、新が名人戦に出ていることが話題に上りました。
応援に行かなくていいのかと聞かれると、ネット配信でさっきまで見ていたら勝っていたし、差し入れはしたし、と言いながらつい新宅へ寄ると、持っていくと聞いていたおじいちゃんの写真が残されているのを見つけ、写真と一緒に応援しようとしてネット配信を見ると…
ちょうど詩暢が負けたと放送され、それにショックを受けていると、名人戦は新が不利になっているところが映りました。
名人の得意な札ばかり新の陣に残り、焦っていた新は最後にお手付きしてしまい、名人の勝利となりました。
九頭竜読手の読みにいい反応をしていた周防の強さ、なりふり構わず勝ちに来た周防の戦略に翻弄されたこと、3試合目の重圧…
おじいさんが永世名人だった新は、普通の人には手の届かない名人の座を身近に感じていて、あと1勝したら名人に手が届くと、重圧を感じたのでは、と新が負けた原因を解説されていました。
試合会場で新は、詩暢に勝って顔つきに強さが表れている千早を見て、つい視線を逸らしてしまいます。
自分も負けた試合では新と目を合わせられなかった千早が、去っていこうとする新を呼び止めると、新はなんとかおめでとうと伝えます。
新が励ましてくれたおかげだと答えると、千早の試合を見てはいないものの、なんとなくわかること。
詩暢は3試合目で終わらせようとゴールとして見据え、千早の粘りに焦り、千早は瑞沢のキャプテンとして戦ってきた時と同じように、焦らずに僅差でいいから勝ちきって次へ繋げようとしたのだろう、と。
自分はどうなのだろう、と振り返ると、綿谷名人の孫だから、新のかるたは綿谷名人のかるたそのものだと言われてきて、自分のかるたはどこにあるのか、疑問に思い始めます。
目のハンデがあっても超えていく周防の強さに打ちのめされ、祖父のかるたで歯が立たないならどうしたらいいのか、わからなくなってしまうのでした。
以前に、祖父の物腰やかるたを模倣しているのは、怖がっていて自分じゃいられないのでは?と指摘されたことを思い出し、千早には大丈夫と言いながらも、自分の殻に閉じこもってしまいます。
周防の本当の強さに触れたら、かるたを続けられないくらいショックを受けるとわかっていたのに、新は特別だから大丈夫と、みんな勝手に思ってしまっていたのだと、それ以上は何も言えずに新の後ろ姿を見送る千早でした。
ネットで新が負けたことを知った由宇は、応援のために電車に乗り…というところで、230話は終わりでした。
ちはやふる230話口コミ・評価
勝敗は決めてない!!
千早はこれから強さを発揮しそうですが、確かに特に名人戦は勝敗の行方が読めないです(^^;
そんなことを聞いてしまったら、余計に今後から目が離せません(>_<)
ちはやふる230話まとめ・考察
やっとやっと1勝を上げた千早!
新に励まされて、自分の強さは瑞沢のキャプテンとしての自分にあると理解して、そう戦えたから、ですね。
新の千早への影響力はさすがです(^^)/
そしていったん強みを得た千早は、きっと次も善戦して、最終5試合目まで繋いでくれるに違いありません。
太一~!京都駅でスマホ観戦なんてしていないで、応援にきて!
瑞沢のキャプテンとして繋いだ千早の側には、瑞沢の部長の太一がいて一緒に戦ってほしいです(^^)/
負けると全く思っていなかった詩暢は、ショックもかなり大きいでしょうが、ずっと勝ち続ける連勝クイーンではなく、同年代に最強のライバルがいてこそ、これから切磋琢磨して成長していくのだと思います。
千早と違って、仲間がいなくて一人でずっと札と向き合っていた詩暢。
一人で向き合うことこそ強さだと思っていたのが、仲間と一緒に成長してきた千早に負け、自分とは違う強さもあるのだと、すぐにではなくても理解して初めて、新しく得るものがあるのでは?と期待しています。
名人戦も3試合目にして、見ごたえがありました!
新にがんばってほしいという思いもあるものの、これまで飄々としていた周防の勝ちに邁進する姿に、ここで終わらず、今度も名人位を死守してほしいとも思ってしまいました。
そんなに大きな挫折をしていない新にも、成長するには挫折もあってほしいと思ってしまうのです(#^^#)
久しぶりに登場した由宇。
幼馴染で、たぶん新のことが好きなのだと思うのですが、新は千早と想い合っていて、由宇の出る幕はないのだと思っていましたが…
近江まで応援に来るのは、新の恋愛に絡んでくるのでしょうか?
弱い自分を千早に隠そうとするのは、男子の強がりかもしれないけれど、本当に大切な相手なら、弱みも見せてほしいと思ってしまうので、新が弱っているこのタイミングは、新と千早の距離は離れてしまうのかもしれないな、とも思ってしまいました。
それぞれの想いが交錯して、次回が待ち遠しくて仕方ないちはやふるでしたが、次回はなんと12/1発売号(>_<)
それまで待ちきれません!
ちはやふるを無料で読む方法!
今回は、ちはやふる230話のネタバレを紹介しました!
が…
やっぱり、絵と一緒に読んだ方が絶対面白いですよね!
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緊迫感溢れる試合の様子、千早や新の想いが溢れる表情は、どんなに説明しても言葉では伝えるのが難しい…!
ぜひ漫画で楽しんで下さい☆