灼熱のニライカナイ11話ネタバレ・感想! ナイスバディ!

灼熱のニライカナイ

人気作が次々と大団円を迎え、世代交代を感じさせる2020年夏の週刊少年ジャンプ。

そこへ堂々帰還したのが「べるぜバブ」「腹ペコのマリー」を代表作に持つ田村隆平氏による海洋マンガ!

ギャグのようなそれでいてストーリー物のような、一言で言い表せない深い魅力がつまった目が離せないイチオシ作品です!

600円分のポイントがもらえる/

前回までのあらすじ

主人公・鮫島灼熱(さめじまボイル)はハードボイルドな警察官。大都会新宿での不祥事を経て左遷された先は、小笠原諸島姉ヶ島! そこで出会った相棒はまさかの人外?! そしてその人外をパパ上と慕う謎の少女……刑事×少女×海、深海のごとく誰も見たことのない物語が今始まる――。相棒を知る「海のギャング」が現れ、サメは海底に引きずり込まれてしまう……強敵との対決の行方は?!

この記事では灼熱のニライカナイ、11話のネタバレを無料で紹介します!

灼熱のニライカナイ 11話 ネタバレ

ハタタテダイのいる海

目を覚ましたサメの目の前に広がっていたのは、海の底の景色でした。すっかり海に沈んで寝転がっているサメ。そこへハタタテダイが体をつつきにきます。この魚はツノダシという魚によく似ていますがひれの形状から察するに多分ハタタテダイです。ハイパーどうでもいいですがこのマンガの海中の書き込みがめちゃくちゃ好きなんじゃあ。

ハードボイルドを志し、ハードボイルドに生きたサメ。溺れて死んだことを受け入れているようですが最後にハードボイルドだったかどうかを気にするあたり、オトコですね。

と、突然のチャコちゃんのカットイン。当然のように悲鳴を上げるサメですが、海の中です。いえ、分かりやすくてよいのですが。

オルフェが前回チャコちゃんにサメを託していたので、チャコちゃんのおかげで助かったと考えるのが妥当でしょう。おそらく、口にくわえているのが液体呼吸をするための何かでしょうか。

液体呼吸に関して、それをしていれば鼻から水入らないのとかそもそも海で目開けたら大変なことになるのではとか色々疑問はありますが、まあ、チャコちゃんパワーで済ませましょう。この一戦が終わったら解説もある? かもしれませんし(自信ないな

始まる海中バトル!

サメの無事が確認されたところで、オルフェと梶の一騎討です。世界最速の魚バショウカジキとはいえ、オルフェの常識外れの強さに圧倒されています。世界最速を自負する梶はプライドを傷つけられ、さらに「せっまい世界生きてんな」と煽られます。

ウニ頭の件といい、主人公サイドの人間のセリフとは思えませんね???

あっ主人公サイドの人間じゃなかった!!!!!(言いたかっただけ

なおここでオルフェは煽りに「陸にはてめーより速い奴なんていくらでもいるぜ」と発言していますが、陸上最速の生き物であるチーターの走る速さは最速で時速100キロだそうですね。なーんだ、バショウカジキと同じくらいじゃーん。なんなら水の抵抗があるから単に筋力的な話で言えばバショウカジキのが恐ろしく速いのでは?? オルフェったら梶が陸上の物を知らないのをいいことに上手に煽ってますね、実は事実から外れた悪口でも、相手が分からなければ効果的。さすが。

主人公サイドの人間のやる事とは思えませんね。あっオルフェは主人公サイドの人間じゃなかった!(天丼

最速の突き

速さとカジキのツノ(厳密には上あごが伸びたもの)を武器に、右腕を剣のように変化させる梶。反間の時も書きましたがこれ別に元の生物としての能力が前提になってるだけで部分的に元の生物に戻っているとかそういう問題じゃないんですよね。もしそうだとしたら口からみょーーーーんって伸ばすので。編集さんと揉めたかもしれませんね^^映えです映え。

そしてオルフェを捕らえた梶の背中には立派な背びれが…! いえめちゃカッコいいんですが泳ぐのには邪魔? あっ違いますよこれは、方向転換に主に使用するのでこれはとても理にかなった背びれの取り出し方です! 絵的なもんではないです! か~っこいい!

しかしオルフェは肩を負傷したものの、難なく梶の拘束から逃れます。梶も「イルカとは思えない程速度が上がる」と分析しているので、これこそオルフェの特殊能力なのかもしれません。そしてそれとは別に「海を鎮める右腕」にも警戒しなければなりません。どれだけ特殊能力持ってるのよこのイルカは。イルカの能力なのか、オルフェの能力なのかはまたおいおい説明してもらいましょう。

イルカの能力「エアーリング」

こんにちは海洋オタクです。

イルカのエアーリングがここで出てきましたが、エアーリングってあんまり耳慣れない言葉なんですよね。バブルリングって聞いたことないですか? どちらと決まっているわけでもなさそうなのでカッコいい方をつかっているのかもしれませんね。

で、バブルリングは水族館などでイルカがよく出してますが、野生のイルカでそれを作るのはなかなか器用じゃないとできないんですね。調教師さんが、言葉の通じないイルカが気まぐれで作った丸のようなバブルを超超超褒め倒して「おっこんな風に丸く息を吹けばご褒美もらえるじゃん!」て理解させて少しずつ丸に近づけていくという気の長い技なんです。中には野生のイルカに人工的なバブルリングを見せるとそれに似たリングを吐き出す器用な子もいるそうですが、千差万別だそうですね。オルフェが自分で気づいてリングを使った戦い方をしているということであれば、人間世界にやはりどっぷりなのでしょう。

ちなみに、リングの周りにものすごい水流ができているというのは事実で、クラゲなんかが巻き込まれると大変なことになります。気になる方はバブルリング、クラゲで検索してね。

梶の過去と大鰆組

まさかバブルリングでこんなに文字数持ってかれると思いませんでした。ある意味人間と共存したイルカの必殺技として素晴らしい表現だとも言えますね。ううん、緻密だ。

そして捕まる梶の走馬灯に、大鰆組の「親父」が出てきます。この人が組長なのでしょうか? そして後ろ姿の黒髪の「お嬢」とはもしかして……梶と親父の向かい合って座る部屋に泳いでいるのは……梶の逮捕された理由は、サンゴを密漁する人間の船を沈めた事。なんだもういいやつじゃんか。どうして分かり合えないんでしょうね。

元の姿になりオルフェから逃れようとする梶。陸に逃げ出したところを、刑事の勘でサメが迎え撃ちます。バトル編、まずはひと段落!!!

灼熱のニライカナイ11話・まとめ

梶の能力から、オルフェの謎まで少し明かされたバトル編ですが、サックリ終わってとても気持ちが良かったですね。このくらいのスピード感が大好きです。

梶の過去も少しだけ明かされたところで、善良な人間と協力していく道の可能性も出てきました。顔は悪いですが、どうか温情を……来週以降、バトル回のまとめに入ると思いますが、梶の処遇がどうなるか、くれぐれも見届けたいと思います。

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