BEASTARS ビースターズ193話ネタバレ感想!希望は海に?

ビースターズ

2016年9月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「BEASTARS」。

2018年にマンガ大賞、手塚賞を受賞した「動物によるヒューマンドラマ」!アニメ化もされ、第二期も放送決定している話題の作品です。

「獣人」の肉食獣と草食獣が共存する世界。

同じく共学で、すべての動物を正しい道へ導く「ビースター」を排出している名門校・チェリートン学園である日、演劇部のアルパカ・テムが何者かに食殺されてしまう所から物語は始まります。守られるべき学校という場所で、最も重罪である「食殺」が起きてしまったことにより、草食が肉食を見る目が冷ややかになっていく。そんな中、事件の真相を探ろうと現場をウロウロしていたハイイロオオカミ・レゴシがこのお話の主人公です。

学校という限られた範囲の中でも、様々な種族の学生や大人と交流をし、事件を追いながら成長していくレゴシ。ウサギのハルとは本能の中にある「恋」を互いに自覚し、演劇部部長のアカシカ・ルイとは不器用ながらも友情を育み、今では唯一無二のコンビになりました。

無事食殺犯を突き止めたが、学園を退学したレゴシは一人暮らしを始めます。しかしそこでのあらたな出会い、ヒョウとガゼルのハーフ・メロンに興味を持ってしまったことで世の中もおかしくなっていく。そこには大人の身勝手に振り回された故に暴走する哀しき獣の姿があった・・・。

決闘と暴走の末、ついに倒れたメロン。手負いのメロンを背負い病院へ向かうヤフヤだが、レゴシは妙な雰囲気を感じ取って・・・?

今回はそんな「BEASTARS」193話のネタバレを紹介します。

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前話までのあらすじ

死なせたくないレゴシと、和解より死を選ぶメロン。その揉み合いの末、結局メロンの銃はメロンに当たり、すべての元凶であるメロンはついに倒れた。まるでメロンの果実が割れ、砕け散るように・・・。

しかしその様子を見たレゴシ、ルイ、ゴーシャ、ヤフヤの誰も喜ばず、その空気を感じ取ったヤフヤはメロンをおぶって病院へ向かって歩き出す。背中の獣の血の気が引いて冷たくなる感触なんて10代の子供が味わうものじゃない。ルイも一般獣たちを帰し、何かあれば連絡を、と名刺を手渡す、レゴシとはやはり違う大人な対応を見せました。

「本当にあいつらみたいに肉食と草食が共存できるなら、俺のパパを食い殺したママも、そんなママが怖くて殺した俺も何だったの?今頃天国でパパはママから逃げ回ってるのかな、ハハハ」と力なく笑うメロンに、あの無責任な父親と声が瓜二つじゃないか、などと考えるヤフヤ。

朝日に照らされた道を歩きながら、「大丈夫、パパとママはうまくやってるさ」と優しい嘘をついたヤフヤでした。

やっと終わったんですね、俺ら勝ったんですかね?というレゴシに「ガッツポーズでも嬉し泣きでも付き合うぞ」とルイ。ではハイタッチを、と言ってバチーン!と叩くレゴシに「いってぇな!!」と涙目のルイ。微笑ましく見守るゴーシャ。ゴーシャもドク組とポイズン=毒の「Pサイン」をして去っていきました。

やっと終わった、やっと・・・?本当に?
「メロン・・・?」違和感を感じていたのはヤフヤだった。
何とメロンがヤフヤの首元に噛みついていたのだ。

「俺に安い同情持ち始めていただろ。俺の悪の獣道に同情の余地なんてねぇぞ」
「やっぱり草食の肉なんて大した味じゃねぇな」

倒れ込むヤフヤとメロン。2匹の運命は・・・?

BEASTARS193話ネタバレ

変化とお別れ

レゴシとメロンの決闘から2ヶ月。
裏市は正式に取り壊しがされていた。レゴシもすっかり日常に戻っていました。

決闘のことはそれなりにメディアに取り上げられたけど血まみれだったためレゴシの詳細は明かされず、謎のイヌ科ということで片づけられたことを思い出しながら、壊される裏市を眺めるレゴシ。誰かに呼ばれて先を急ぐと・・・。

ビーチボールに家財を入れて転がしながら歩くレゴシと、レゴシが下宿する「コーポ伏獣」隣人・アザラシのサグワン。どうやらサグワンが海の生活に戻ることを決意し、そのお手伝いだったようです。

寂しくなるなぁ、と感傷的になるレゴシに「モット寂シイッテ言ッテ~」と暢気に語るサグワン。いつかは海に帰るつもりだったから、氷上で暮らすアザラシにとっていい物件がたくさん出る冬に引っ越しを決めたそうで。独特の引っ越し方法にも「バカンス行クミタイデ楽シイデショ」と言って、そのボールを海へポーンと投げ込んだ!

ボールに海の住所が書かれているので海の引っ越し業者(イルカなど)が運んでくれるそうです。
何もかもが初めてで独特の文化。それをお別れで感じることになり子供のように寂しがるレゴシ。「友達の引っ越し先が海なんて初めてで、ちょっと遠すぎて実感沸かないですね」「お手紙送ってもふやけちゃうだろうしな」

まだサグワンがいるのにその後の手紙の心配をするレゴシに、「レゴシ大好キ!」
素っ裸のサグワンが答えます。海で暮らすサグワンにとって、衣服は窮屈な文化ですからね・・・。

「ずっと気がかりなのは、サグワンさんにとって陸の暮らしが合わなかったんじゃないかってことです」「海洋生物は海では裸なのに服着るのも窮屈だったかなとか、サグワンさんの話聞いたり相談に乗れたんじゃないかって」

寂しそうにサグワンのヒレの手を取るレゴシにサグワンは優しく「マサカ!陸ハ素晴ラシイ所ダヨ皆言ッテル」

皆って・・・?

陸の「苦」と海の「美」

こちらはヤフヤの秘密の部屋。海と繋がっており、かつて大昔に陸の肉食と草食の争いを止めたとされる鯨と、現陸のトップ・ヤフヤが首脳会談中でした。

手負いのメロンに襲われ倒れてしまったヤフヤですが、何とか一命は取り留めたようです。そんなヤフヤに、鯨から送られたのは「魚肉ソーセージ」。魚肉、という言葉にギョッとするヤフヤ。

メロンの騒動は海にまで噂が広がっており、鯨はヤフヤの健闘を讃える。ヤフヤは「これ食い物ですか?」と訝し気に魚肉ソーセージを見つめる。
「苦戦したかね?」と尋ねる鯨に、「まぁ最後に首噛みちぎられる程度には」とヤフヤ。

「善悪関わらず言えることでしょうけど、『本物』を扱う大変さを知りましたよ」
牢獄で座り込む包帯まみれのメロン。こちらも一命は取り留めたようですが、メロンの前にはファンレターの山命を削ってでも悪を貫いたカリスマ性あふれるメロンに魅入られた獣は多かったようで、その事実に不敵な笑みを浮かべるメロン。巨悪はまだ死んでいない・・・。

裏市は取り壊され、「肉」という文字も廃止するよう政府は動いているけど後釜的存在が生まれるとは思っている、と鯨に語りかけながらソーセージの包装に手をこまねいているヤフヤ。
「だったら陸はこれから魚肉を食べればいい」唐突に響く鯨の声。

驚き顔を上げたヤフヤに続けて「海の死生観は知っているだろう。我々は大量の卵から生まれて生も死も軽い美しい世界に生きてる」と鯨。それが私に隠していた言葉ですか?と尋ねるヤフヤに「陸に魚肉を輸出すると言っている」と鯨。

その頃、陸のレゴシ海のサグワンは別れを惜しんで抱き合っていました。
そして清々しい笑顔で手を振り合うのでした。

進む未来は明るいか

魚肉ソーセージを手にしてヤフヤは、凛とした姿で「お気持ちだけ貰っておきます、貿易は争いの元ですから」と鯨に断りを入れた。

「万が一海を怒らせたりしたら陸は終わりだ。あなた方には大きくて遠い存在でいてほしい」
「それにこの魚肉ソーセージとやらは開けにくすぎる」

陸と海の境界線をソーセージで表すとはニクイですね😬鯨もこれには「陸も成長したな、今後が楽しみだ」と言って「赤いテープをはがすと切れ目からビニールが剥けるぞ」と開け方を一応レクチャー。「あなたとの会談は本当に学びが多いです」とちょっと皮肉って言うヤフヤでした。

ヤフヤと鯨、同じように海と陸でさようならをするレゴシとサグワン。「本当にバイバイサグワンさん!」と手を振るレゴシに、心なしかだんだん近づいてくるサグワン。「気のせいかな~?」と言いながらも手を振るレゴシの前に、

ぺちょ、と上陸するサグワン。あれっ?
「ヤッパヤメタ帰ルノ・・・」「悲シクナリスギタヨ・・・悲シイ気持チデ帰ッテモ海ハ喜バナイ」
確かに、と言いながら「柔軟だな~」と感心するレゴシ。家財道具も海に放りっぱなしで素っ裸で陸をピッチョンピッチョン軽快に歩いて行くサグワン。慌てるレゴシが自由人なサグワンを追いかける、まだまだ楽しいお隣さんとの暮らしが待っていそうなのでした。

その頃、待ち合わせをしているらしきルイの前に現れたのはジュノ。演劇部の後輩で、かつてはレゴシに憧れていましたが現在はルイと恋人未満といった関係。
「これってデートですか?ねぇねぇねぇ」とうるさく詰め寄るジュノだけど、尻尾は嬉しさを隠せず大振り。ルイが「寒いからしっぽ風止めろ」とクールにツッコむ、やはり微妙な関係のようで。

各地で様々な関係が変化を見せているようですが、果たしてその先は・・・?

BEASTARS193話感想・まとめ

裏市での決闘が後味悪い感じで終わったけどどうなるんだ?と思ったけど、割と良くも悪くもない感じで2か月進みましたね。人間の世界も往々にして物事ってそういうあやふやな感じで終わったことになったりしますが。

とりあえずヤフヤもメロンも生きててホッとしましたが、メロンに大量に届いたファンレターの描写がエグすぎて、まだまだ終わらないな・・・!と思いました。メロンは何を企んでいるのでしょうか?父親との邂逅もあるのか・・・?

そして海との対話。ヤフヤと鯨の貿易交渉の裏で、レゴシとサグワンの純粋な友情を見せるという、作者の板垣先生の手腕に感服させられます。恐らくサグワンも純粋にレゴシや陸が好きで、海ももちろん好きで、だからギリギリまで悩んだけど結局陸を選んで、っていう結末になったんだと思います。でも海に捨て置いた陸の道具はいいのでしょうか・・・?サグワンの存在が大きな動乱の火種にならないことを祈ります・・・😢

そして片隅で動き始めたルイとジュノの関係は?レゴシとハルもですが、こちらの動きももどかしいですね・・・!やっぱ異種族だから?ルイが大財閥のリーダーだから?ジュノがまだレゴシを忘れていないから!?モヤモヤしますね・・・😆💦

次回も楽しみです!

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今回は、「BEASTARS」の193話ネタバレを紹介しました!

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サグワンとの友情の裏で動く、陸と海の契約!?メロン、ルイとジュノの今後の動きにも注目!

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