灼熱のニライカナイ10話ネタバレ・感想! バショウカジキは速い

灼熱のニライカナイ

人気作が次々と大団円を迎え、世代交代を感じさせる2020年夏の週刊少年ジャンプ。

そこへ堂々帰還したのが「べるぜバブ」「腹ペコのマリー」を代表作に持つ田村隆平氏による海洋マンガ!

ギャグのようなそれでいてストーリー物のような、一言で言い表せない深い魅力がつまった目が離せないイチオシ作品です!

600円分のポイントがもらえる/

前回までのあらすじ

主人公・鮫島灼熱(さめじまボイル)はハードボイルドな警察官。大都会新宿での不祥事を経て左遷された先は、小笠原諸島姉ヶ島! そこで出会った相棒はまさかの人外?! そしてその人外をパパ上と慕う謎の少女……刑事×少女×海、深海のごとく誰も見たことのない物語が今始まる――。相棒を知る「海のギャング」が現れ、弟分を倒しいざ序盤ボス戦!

この記事では灼熱のニライカナイ、10話のネタバレを無料で紹介します!

灼熱のニライカナイ 10話 ネタバレ

あらすじとタイトル遊びすぎ

結局今の所、ギャグマンガなのかストーリー漫画なのか分りかねている状態です。

「前回までのあらすじ ハンマーヘッドの頭の中に納豆はなかった」

まあ……ギャグマンガかな……。

そしてタイトル「鮫島、死す」

あー……ギャグマンガかな……。

というわけでギャグマンガだと思うテンションで読んでいますので、真面目な解説、感想を期待してこのページを開いた人はごめんなさいね。そんな日もある。どんまいどんまい。

影から傍観していた七瀬ちゃん、セイラちゃん、田中さんの三人もドン引きのバトルシーンが繰り広げられましたが、ボスっぽい梶は余裕の表情です。もうギャグマンガだと思ってるからそのタバコみたいなやつなんなのくらいしか思えません。ウニ頭だしな。しゃーない。

そしてセンターカラーおめでとう(乾いた拍手)本当に人気があるのかテコ入れのためなのか本当に人気があるのか分かりませんが、面白いですもんね。夏らしくてハードボイルドな良い一枚絵ですね。季節的なものかなあ。

メガネ屋さんはあるのか?

人生のおよそ三分の二をメガネで過ごしてきたこれを書いてる人が気になるのは、この島にメガネ屋さんあんの? ってところですね。チャコちゃんへの誰? は冗談だとしても、かなりの痛手になるのではないでしょうか。まあスペアがいくつかあるでしょうが。

そしてもう一つまだ明かされていない謎に、オルフェがなぜチャコちゃんへの父性をそこまで感じているのか、という点があります。物語的にも生物学的にも造形的にも本当の親子ではないことは明白です。ですがチャコちゃんがサメになつけばなつくほど嫉妬のような対抗心をむき出しにします。オルフェとサメが今一つちゃんとしたバディになりきれない理由の一つにもなっていますが、このあたりもいずれ解明されていくのでしょうか。

地獄のオルフェ

そうそう、忘れがちなんですが、オルフェもサメと一緒にこの島に来てるんですよね。てっきり姉ヶ島出身くらいに思っていましたが、姉ヶ島にとっても読者にとってもオルフェはやっぱり謎の存在なのです。しかし海人であるセイラちゃんはオルフェの事を知っています。

「地獄のオルフェ 『海を鎮める右腕』の持ち主です……」

最初なんとなく読んで「海を沈める? 海にじゃなくて?」ってなったアホは逮捕されてください。ここにいます。

伝説のイルカ刑事とまでされており、オルフェはやはりあの形状のまま今までもこれからも活動しているのでしょうね。人の形をした海洋生物って言ってなかったっけ……その辺もきっと彼が特殊な理由なんでしょう。チャコちゃんの能力かもしれませんね。オルフェの謎が一つ明らかになると同時に、さらに深まる謎。ううん、ストーリー漫画のようです。後ろ姿、背びれさえなければまあまあ人間なんだけどな……(なお、吻。

バショウカジキは世界最速?

あ、今週はもうこれ! 解説してくださいと言わんばかりに!!!

バショウカジキは、ギネス記録に認定されている世界最速“とされている”魚です。でっかい背びれが特徴で、芭蕉のはっぱに似ていることからバショウカジキと呼ばれています。

世界最速“とされている”魚というのは、正式に計測した魚類の中で一番速かったからです。その昔、釣り針にひっかかった一匹のバショウカジキがものすごい勢いでその針から抜け出そうと泳いで、その釣り竿のリールの動きから計測した速さが魚の中で世界最速だったんですね。その時速はなんと110キロになったとか。やべー、はえー。

このギネス記録は正式なものとして認定されましたが、バショウカジキが世界最速の魚という説には疑問を唱える人が多くいます。というのも、結局は瞬間最高速度だったということ、そのくらいなら普通のクロマグロも出せているはず、ということです。

だってその記録を出したバショウカジキ、釣り針刺さってめちゃくちゃ痛かったんですよね? 火事場の馬鹿力だったんじゃないかと……筆者はこっそりそう思っています。つまり、クロマグロも同じ状況にしたらそのくらい出るんじゃないかと。

とはいえバショウカジキが最速説も面白いからアリだと思います。先述の通りバショウカジキのバショウは芭蕉の葉っぱの芭蕉ですが、奥の細道を正規のルートで回ったら早すぎるらしい、ニンジャだったんじゃないかと噂される松尾芭蕉。彼と同じ名前でべらぼうに早い。なんだかロマンを感じませんか? ……感じませんか。そうですか。あ、完全に蛇足ですが松尾芭蕉のバショウも芭蕉の葉っぱです。

もう字数ないよ

はい。バショウカジキで遊びすぎました。とまあそんな逸話もあり、何より世界最速の肩書。序盤のボスには素晴らしく適任です。

チャコちゃんをさらって逃走! 車でゆうゆうと追いつくサメですが、海に逃げられ、車を捨ててまで追いつくものの、すごい勢いで海中へ! 水圧と呼吸困難で絶体絶命のピンチ!

どうやって喋ってるのかって? 海人しか喋ってないからなんかそういうアレでしょう!

そこへオルフェ登場!

来週のネタバレになるかもしれなくて怖いんですけど、イルカもめちゃくちゃ速いんですよね。シャチの方が速いんですけどね。

速さがどう関わってくるかは分かりませんが、とにかくオルフェも本気モード! 舞台も海中に移り本格バトルが始まりそうです!

灼熱のニライカナイ10話・まとめ

バショウカジキは、速い。

ええ。

しょーもない海洋オタクの与太話にお付き合いいただきありがとうございました。

誤解のないよう言っておきますが、このマンガはめちゃくちゃ好きです。盛り上がってますよね。ただギャグマンガのテンションで読んでるとサワラのウニがカジキでイルカと戦ってるって字面だけで二時間ニヤニヤしてるので多分マンガとの相性は悪いんだと思います。それでも応援します。また来週、楽しみにしています。

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