従兄に父を殺された主人公が、幼馴染や四龍と共に旅し、出会った人々を助けながら成長する感動作、暁のヨナ！
ヨンヒの手記から次々と明らかになる真実…!
前回までのあらすじ
危篤の王に次期国王はイルであると伝えられ、当然自分が時期王だと思っていたユホンは悩みます。
自分を守るための神殿弾圧のせいで選ばれなかったと、自分を責めるヨンヒ。
ある日、倒れてしまったヨンヒは、ユホンに病のことを隠せなくなり、療養のために城を離れることに。
ヨンヒを見舞ったイルは、傷つけたことを謝って、元気になることを祈り、そんな様子をユホンも聞いていました。
ユホンのイルへのわだかまりが解けていったように思えます。
ユホンは戴冠式に出席し、味方が少ないイルを支えようと決意しますが…
戴冠式の際にカシを見た話をすると、侍女が庭園でのヨンヒとカシの会話について話し、神殿弾圧の際に、ヨンヒに見習い巫女のカシを探してほしいと頼まれたことを、伝えてしまうのです。
療養先にカシを招待したヨンヒでしたが、向かう途中に襲われて殺害されてしまい…
2ヶ月後にユホンも…!?というところまでが195話でした。
今回は暁のヨナ196話のネタバレをご紹介します。
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暁のヨナ196話 奪う者に奪われた痛みを
遠乗り中に崖から滑落したユホンが死去し、呆然とするヨンヒ。
スウォンは気丈に母に寄り添い、父の代わりになるからと、支えになるのでした。
夜中にふと目が覚めたヨンヒがスウォンを探しに行くと…
スウォンがケイシュクや護衛と話をしていて、墓を暴いて、背中に刺された痕を見つけたと説明しているところでした！
遠乗りに同行していたケイシュクは、二人で話したいからと言うユホンとイルの後を追って様子を見ていたら…
カシは神官の生き残りだった、知っていたか？とイルが聞くと、背を向けていたユホンは、そうだったのか？と答え、それを聞いたイルが背後からユホンを刺したのです。
知ってしまったからカシを殺したのだと責めるイルに、ただの見習い巫女なら見逃してやった、と答えるユホン。
その言葉に激怒するイルは、ただの巫女ではなく緋龍王・ヨナを産んだ偉大な母で、父王もわかってくれたと言うと…
妄想に取り憑かれず現実を見ろ、王として正しく君臨するなら忠誠を誓うけれど、俺達の国を神なんかに任せられるか！とユホンは激怒、共には歩めないことを悟ったイルは、倒れかかってきたユホンを崖に突き落としたのです…！
護衛たちは何もせずに見ていただけのケイシュクを責め、巫女とイルの虚言にジュナム王は洗脳されていた、と言いつのり、スウォンは冷静に話を聞いていました。
スウォンの冷静さと対照的に、それを陰から聞いてしまったヨンヒは、イルがユホンを殺しただけでなく、カシをユホンが殺したことに衝撃を受けます。
イルを許せない、ユホンの遺志を継いで自分たちがこの国を守ろうと奮い立つ護衛たちを、王が交代したばかりで政権争いをすると国が乱れるから自分に時間を下さい、というスウォン。
墓を暴くのも率先して、父の遺体に動揺もしなかったスウォンを見た護衛たちは、スウォンを王にする夢を見始めるのでした。
部屋に戻ったヨンヒは一瞬スウォンが険しい顔をしているように思えましたが、何か聞きましたか？と冷静に聞かれます。
冷静でにこやかな表情を崩さなかったスウォンが初めて見せた険しい表情に、表面だけではないスウォンの複雑さを感じました。
イル陛下は…と恐る恐る聞くと、早くイル陛下を殺したいのか？と言われ、返答に詰まってしまいます。
イルが国を守れる人物なのか見極めたい、神様に国は任せられないという父の最期の言葉に共感できてうれしい、ヨナと仲良しであってもイルのことと話は別である、と淡々と重ねるスウォンに、ヨンヒは恐怖すら覚え始めます。
まだ9歳の子どもが…淡々と事実だけを判断するのは、冷静というだけでなく、そんなに感情を切り離してしまえるのに驚愕です。
父上の代わりになると言った、全て自分で見極めます、とスウォンが宣言したところで196話は終わりでした。
暁のヨナ196話まとめ
予想していた通りではありましたが…衝撃の最新話でした。
前話まで、ヨンヒの弱さにあまり共感できずにいましたが、感情的になりすぎなイル、神を頑なに否定するユホン、感情が感じられないスウォンなど、他の異常な様子が描かれていると、ヨンヒの感じ方が普通なのだな、と思いました。
普通、とは人それぞれ違うので、なんとも言い難いですが、強い憎しみや暗い想いが積み重なるのは、悲しいですね…
おとなになって王になったスウォンが、的確冷静に必要なことを取捨選択できるのは、上に立つ人にはそれも必要なのだと思える部分が多かったですが、子どもの時でも同じだったのが衝撃的でした。
誰も見ていない一瞬だけでしたが、感情を表したスウォン。
その険しい表情を見ると、イルを刺殺した時に少しは感情も混じっていたのかな、と思えました。
手記もそろそろ終わり。
過去をすべて知ったヨナは…？
スウォンは手記を読んでいたのか？も気になります。
次回が待ちきれない最新話でした！
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今回は、暁のヨナ196話のネタバレを紹介しました！
が…
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スウォンの冷酷とも思える冷静さは背筋が凍るほどの怖さです！
ぜひ漫画で確かめてみてください(^^)/