今回はコタローが足を滑らせて骨折!
大ケガのコタローを心配してアパート清水の住人達は大騒ぎです。
「とことんおぬしらに甘えさせて頂くっ!」と宣言したコタローですが、
コタローの”甘え”はなんだかおかしいようです。
それでは116話のネタバレいきましょう。
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コタローは一人暮らし これまでのあらすじ
さとうコタローはアパート清水で一人暮らしをする4歳児。
家事力も高く、大人よりもしっかりした男の子ですが、訳あって1人暮らしをしています。
父親が暴力をふるい警察沙汰になった後、母親と二人で父親から逃げ出したコタロー。
しかし母親もコタローに理由も告げず家を出てしまったのです。
結局母親は帰らぬ人となり、毎月弁護士から支払われる母親の死亡保険金でコタローは一人暮らしていました。
一見すると可哀そうな状況のコタローですが、コタローにはアパート清水の隣人・狩野をはじめ小さなコタローをほっとけません。
なにかとコタローの世話を焼きますが、逆にコタローが大人の世話を焼くときも。
クスッと笑える展開や、時には子供らしいコタローの姿にキュンキュンする展開もあり、目が離せませんよ!
コタローは一人暮らし 116話ネタバレ!甘えてみる
それではネタバレをご紹介します。
松葉づえで登場したコタロー
「大ケガぞ。」
アパート清水の住人は松葉づえをつくコタローの姿を見て驚きます。
コタローは幼稚園の友達・タクヤと遊び中、ジャングルジムから落っこちてしまいました。
そしてコタローは高らかに宣言します!
「この足ゆえ、治るまでの間、とことんおぬしらに甘えさせて頂くっ!!」
田丸さんは「大歓迎~」とうれしそう。
しかし宇田は「コタローくんて自ら”甘える”なんて言う子だったっけ?」と疑問に感じていました。
大人以上にしっかりしているコタローにとって甘えはほど遠い子供です。
宇田は、コタローの母親と恋人だった男です。
探偵もしており、コタローの父親に頼まれて、コタローの行方を捜していました。
結局、コタローの父親には居場所を教えず、”コタローをほっとけない大人たち”の一員となってアパート清水に暮らしています。
コタローには嫌われていますが、コタローのことを心配している一人です。
肝心なこと忘れてない?
そして次の日からコタローはアパートの住人の部屋を次々と訪れます。
武井とはぬりえ、田丸とはカラオケ、そして狩野には新聞の読み聞かせをしてもらいます。
狩野は5紙も読み聞かせでのどが限界・。・・でもかわいいコタローの為なら仕方ないですね(^_-)-☆
「え・・・おかしくないですか?」
他の住人たちの”甘え自慢”を聞いた宇田はおかしいことに気づきました。
家事を甘えてなかったコタロー
次の場面でコタローは病院にいました。
後ろには宇田がいます。
「1人で受診できるというのに・・・っっ」コタローは不満そう。
コタローがこっそり一人で来ることぐらいお見通しの宇田です。
医者がケガした足を診ると、治りが遅いようでした。
「僕が言ったこと守った?」
どうやら医者とコタローは”無理せずアパートの者たちにとことん甘えること”という約束をしたようです。
「家事は今まで通り1人でやってたみたいなんです」と宇田が話します。
そうです。コタローは今まで通り家事をしていました。
大人たちに家事を甘えなかったのです。
大人たちに家事を甘えることにしたコタロー
それを聞いた医者は「やっぱりっしょ。どうして無理しちゃったの?」とコタローに言いますが、コタローは答えません。
「なんでもっと甘えてくれないんだよー」とドアを開けて田丸さんが入ってきました。
武井と狩野、”コタローをほっとけない大人たち”メンバーは心配です。
「つらい時ぐらい、誰かに甘えたっていいと思うよ」と医者はコタローに話します。
次の日、大人たちはコタローの炊事、洗濯、そうじをすることになりました。
それを見たコタローはつぶやきます。
「誰かに甘えるということは安心するものであるな」
甘えなかった母親の姿を思い出すコタロー
「なんでそんなに甘えるのへたくそなの?」と宇田が聞きます。
コタローは宇田に「無礼な!」とくわっ!と怒りながらも、「自分のせいでケガしたもの。故に自分一人で何とかせねばなるまい」と昔の話をしてくれました。
父親から暴力を受けてけがをしている母親。
「大丈夫・・・このケガはパパじゃなくて私のせいなの・・・」
「大丈夫・・・ひとりでどうにかできるから」
そんな母親の姿を話してくれたコタローをみて、大人たちは誰も声をかけることはできませんでした。
母親に安心を与えたかったと力強く答えるコタロー
「家事力はわらわの方が上であるが、よくやってくれた」と偉そうなコタロー。
しかし最後には「助かったぞよ」と素直にお礼を言いました。
帰り際の宇田にコタローは訪ねます。
「もしや母上も、本当は誰かに甘えたかったのであろうか…」
「わらわ母上に、安心をあげたかったである」
力強く答えるコタローに宇田は安心した顔で「うん、僕もだよ」と答えました。
コタローは一人暮らし 116日話感想!甘えてみる
ぬりえやカラオケ、新聞読み聞かせなど子供らしい(?)ことの甘えではありましたが、肝心の家事で働きすぎのコタローでした。
それでは足も治りませんね。
宇田がそれに気づき、大人たちが自分のために家事をやってくれる姿に嬉しくなっているコタローは、読んでいる私もあったかい気持ちになりました。
父親からの暴力に耐えている母親の姿は、小さなコタローにも印象に残っているんですね。
自分でケガしたことは、自分で何とかして生活していかなくてはいけない。
コタローは甘えることではなく、「自分で何とかすること」しか知らなかったみたいでした。
大人になれば「自分でなんとかする」ということは大事です。
しかしコタローはまだ子供、どんどん周りの大人たちに甘えてほしいですね。
・・・でもそうすると、しっかり者のコタローが見れなくなるのも残念だし、悩みますね笑
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今回はコタローは一人暮らし116話を紹介しました。
が…
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次回は足が治って元気なコタローを見たいですね!