Gファンタジーで連載中の『地爆少年花子くん』かもめ学園七不思議七番の噂を聞いた八尋寧々は、恋に恋する乙女。どうしても誰かと両想いしたく旧校舎のトイレの3番目をノック。そこで出て来たのは女の子の花子さんじゃなく男の花子くん!?
花子くんと強力な縁を結んだ寧々。
ヒトとヒトならざる二人の奇妙な関係を描いたオカルトファンタジーラブコメ漫画。
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前回のあらすじ
寧々はスミレの身代わりに花嫁になったが、それはただスミレが花嫁を変えたら何かが変わるかと思っての案だった。だがなにも変わらない事に襲いくる黒い手から花子くんと寧々を助ける為にスミレは「もう終わらせますから」と穴の下へと落ちた。
そして目が覚めると、落とされた時に目が覚めた地蔵、代々選ばれし像が囲むところに戻っていた。
ここ空間をスミレは時の牢獄と言う。スミレの為だけに用意された毎日毎日変わらない1日を繰り返す牢獄だった。
スミレはなにも変わらないことに、首筋に貼られていた依代を差し出すが、寧々は「本当にそれしかないのかな？」とある提案を出す。
それに花子くんはスミレにもう攻撃しないのなら六番のところへ連れてってあげるとエレベーターを出したのだった。
場所はかわり、どこかの彼岸に茜は葵を背負い歩く。
身体が動かしにくく、倒れてしまう茜に葵は辺りを見渡して立ち上がろうとすると、その手を茜が必死に捕まえる。
「今はどこにも行かないから」と葵はそっと茜の傍に座り込んだ
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地縛少年花子くん69話ネタバレ
葵の気持ち
この人誰に言ってるんだろう
花子くん69話より
夕暮れのどこかの彼岸。倒れる茜に葵は自分の着ている服を破り痛々しい姿を取りあえず塞ぐ。
そこで目が覚めれば葵が茜を見下ろしていた。これに慌てて起き上れば傷が痛み
「これ…」と胸に捲かれている布に手当をしてもらったことに、天使と喜べば。
見てて痛々しかったから見えなくしたと素っ気ない。
「結婚しない!?」とキラキラ輝きながら言えば、一旦茜を見つめいいよ。と言葉を返す。
「どうせがっかりするくせに」と葵は俯いて、茜のことをばかだと言う。
こんな私のどこが好きなの？いつもいろんな言葉で持ち上げてくれたけどその度に思ってた。
真剣に手を差し出して葵に告白する茜にいつも葵は
「この人誰に言ってるんだろうって」
思っていた。
別の生き物
私と本気で付き合うつもりなんてないでしょ
花子くん69話より
葵はみんなが勝手に自分の事を想像して
勝手に近づいて
勝手にがつかりして仲間外れしたりして
「別の生き物みたいに扱うの」
葵は周りは自分の事をなんにも見てくれないと諦める。
自分の父も好きと言うくせに嘘をつく。
最近寧々も隠し事ばっかりと、寧々の事に気づいていた。
誰もかれも、ただ上辺だけ。と葵は諦めていた。
「茜くんも 私と本気で付き合うつもりなんてないでしょ」
と満面な笑みで言うがすぐに茜は否定するが、本当？
と言って茜の時計を取り出して「本当に？」と聞く。
葵は時計を見て聞いたよね？と
どうして眼鏡なんてかけ始めたのか？と問えばイメチェンと返され
放課後いなくなるけど何してるの？と問えば自分磨きを！
何か隠し事をしてる？と言えばしてなよ！してるわけない！と笑顔で誤魔化されてきた。
時計を握り締め、茜に投げつけ「嘘つき」と感情をぶつける。
もう誰の近くにもいたくない さよなら
そう言って葵は去ろうとした。
茜の想い
ずっと 大ッ嫌いだったんだよ‼
花子くん69話より
さよならを言って茜の前から消えようとしたのを茜が引きとめ、叩きつける。
「そんなこと思ってたんだねアオちゃん そんなに知りたかったなら教えてあげるよ」
葵の首を掴みぐっと首をしめる茜。
それに苦しむ葵に茜はさよならというのが悪いっと冷たく言い放つ。
「本当はね 君のことずっと嫌いだったんだよ」
その言葉に葵は信じられないという表情で茜を見上げる。
これに「意外？知ってるんだと思ってたな」と笑い
外面だけしか可愛くないアオちゃん。
「どれだけ傍にいたと思ってるの？」
葵が考えるよりもずっと深く茜は葵を知っていると傘をさして笑う葵の姿に
隙がなく誰の事も信用してない。頭はいいけど人を見下してる。
誰も本気で関わってくれないのは葵が本気で関わろうとしないからだと指摘する。
寧々に対しても猫を被っているから自業自得だ。
君は卑屈で臆病で独りよがり、そのくせプライドは高くって
「だから嫌われる前にいなくなろうなんて考える」
と葵の痛いところを言い当てられる。
小さいころからそう言うところが、ずっとずっとずっと
「大ッ嫌いだったんだよ‼」
と茜は心の奥底から叫ぶように叫んだのだった。
幼馴染
すごく可愛いと思ったんだ
花子くん69話より
思いきり叫んだ事で、息が荒れながら「…何？」と顔を見て
「なんで泣いてんの？」
ボロボロ泣いている葵。
茜に嫌われると悲しいのかと言えば違うと否定する。
知りたがってたことでしょと返せば頼んでなんかないっと
声をあげ
「私だって茜くんなんか嫌い…！ もう放して」
と身体を押す。
茜は空を見上げてず――っと前…
と昔話をする。
「一度だけ喧嘩したのを覚えている？」
小学生の時勢いで茜は葵に嫌いと言って駆け出したが、振り返れば葵は泣きだした。
いつも何があっても泣いたりなんてしなかったのにと
いじめられて髪を引っ張られたり押されたりしても、葵は泣かなかった。
だけど茜のたった一言でそんな顔をしちゃう葵の姿に茜はすとんと落ちた。
「すごく可愛いと思ったんだ」
茜は言いながらボロボロの手袋をはずして
「変わんないね 僕もアオちゃんもあの時から」
泣いている葵の涙をやさしくぬぐう。
これに葵は「触らないで」と拒絶して押すがその押す手を掴み
茜は手のひらにキスをした。
本当の茜の想い
好きだよ 一生好きだ
花子くん69話より
茜は葵の手のひらにキスをして、「好きだよ 一生好きだ」と伝える。
これには葵は真っ赤になり言葉を失う。
「僕のこと嫌いとか言って僕に嫌われると泣いちゃうんだよね～アオちゃんはそういうとこほんと」
ニヤニヤといつもの調子に戻りデレデレと言う茜に葵は真っ赤になり傷ついてる胸にドコッと一撃お見舞いする。
これには本当に死んじゃうと躓き抱える。
「茜くんのばか！ きらいっ茜くんだって私のこと…！」
と真っ赤になって逃げようとする葵をまた掴まえて腰を抱く茜。
「嫌いっていうのは嘘 ごめんね」と髪の毛にキス。
顔を近づけて耳にキスして、首にキスをする。
葵はこれにはもう汗をかいて戸惑う。
本当に嫌い？それとも…すこしは好き？
と頬に手を添えて、葵は真っ赤に染まり手に顔を傾ける
これには「そっか」と嬉しそうに笑う
何も言ってないと弱弱しく反撃するがぎゅっと葵を抱きしめて
「言わなくてもわかるよ 幼なじみだからね」
と強く抱きしめる茜に葵はそっと背中に手を添える。
いいムードに葵の顎に手を添えて、キスをしようと顔を近づければ葵は茜の気持ちに応えるように目を閉じて唇を震わせる。
「よいしょ」
後からの声にビクッと振り返れば源輝が扉を開けて登場。
これに目が合い
「は？会長…？」と青ざめれば
輝は状況を直ぐに把握したのか「え～～～～～～～～～～～と…」
もしかして
「お邪魔だった…かな？」
と言葉とは裏腹の笑みをキラキラキラキラ輝かせ頬をかく。
これには葵も茜も青ざめた表情
「帰れ‼!」
と輝にむかって茜は問答無用に叫んだのだった。
地縛少年花子くん69話まとめ＆感想
今回は69話のお話をそんなに事細かく書きませんでした。
何故ならば読んでほしいのです！(｀ー´〃) ﾄﾞﾔｯ!
茜くん株あがりすぎ！！かっこいいカッコイイです！
これは是非本誌を見てください！
茜が葵に嫌いと言ってる時の茜くんは汗を少しかいていました。
多分これは賭けだったのかもしれない。
茜は全て葵の性格を把握している。誰もかれも勝手に葵の性格を想像したりすることに幻滅してるのを、茜は全部知っている。
知ってて葵はただ茜が嫌いという言葉だけに感情を出すことがたまらなく愛しいと言うのが伝わりました‼花子くんと寧々ちゃんでなかったのは悲しいケド今回のこのお話
胸きゅんずぎゅーーーーん！！！！
山のてっぺんに行って叫びたくなりました！
茜くんがかっこいいと！
葵はみんなが外面だけで内面を知ってくれないことに嫌気がさしていたんですね。
でも、きっときちんと寧々と向き合えば寧々はそれでも受け入れると思います。
そこは茜くんも自業自得と言ってるので、今後葵がどう接するかが楽しみです。
葵は寧々に本当の自分を見て欲しくって何度も言いたそうにしていたのでしょうね。
これはもしかしたら、葵なりに初めて友達を作ろうとしたんですよ。
本当の自分を知って、それから親友になりたかったんじゃないかな？と私の勝手な憶測です。
この二人はとにかくまとまったのかな？
茜くんの男らしさがたまりませんでした。手のひらにキス。首にもキス。髪の毛にもキス
そこで私キスの意味を調べました。
まず髪の毛！ 恋心だそうです。
耳か頬にしてたんですがあれはどっちなんでしょう？
耳だとすると誘惑です(//´◒`//)きゃっ
頬だとすると厚意。思いやりです。
首は欲情です！わあぉ(*ﾉﾉ)
手の平は懇願です。自分のものにしたい！！とかね！そういう意味です。
そして唇 愛情ストレートです！！
こんなにも茜くん想いを伝えるなんて葵ちゃん幸せ者だと思います！！
後は彼岸から出るだけですね(*´σ｀)
でも会長が来たから、出れそうですヽ(=´▽`=)ﾉ
しかも邪魔だったとすごく理解してるけど、邪魔できたことに喜びを感じてるこの人
茜くんをいじめるのがとても好きなんでしょうね(//´◒`//)
葵には興味ないみたいだけど、茜くんいじめは日々のストレス発散なんでしょうね。
だから茜くんは上級生の先輩でもズゲズゲ言うのがそこもたまらない！！
なんで花子くんは萌えの固まりなんでしょうか？
頭を壁に叩きつけたい萌えでした。
今回名シーン多すぎて語彙力がなくなりました。
すみません勢いです^_^;
また次回楽しみです！！！！
地縛少年花子くんを無料で読む方法
花子くんのネタバレ69話を今回はご紹介しました(//´◒`//)
やっぱりこういうのは絵で読みたいですよね？
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花子くんの絵はとても独特でカラーも素敵です。
今回は巻頭カラーです！