アンサングシンデレラ 26話ネタバレ感想!「母」ということ(2) 

アンサングシンデレラ

てんかんの症状は薬で押さえることができ、問題なく出産・育児もできます。
しかし向坂千歳さんの母親は、てんかんの持病がある娘の出産を許していません。

これまで親の様子を伺いながら生活してきた千歳さんでしたが、
切迫早産で入院しながらも出産の決意を固めているようです。

向坂千歳さんは無事出産できるのでしょうか?
お母さんとの確執はどうなるのでしょうか?

それではネタバレいきましょう!

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アンサングシンデレラ  これまでのお話

総合病院で働く葵みどりはお団子ヘアーがトレードマークの薬剤師。
時には医師の薬の処方について議論したり…時には患者に寄り添ったり…
表舞台に立つ医者や看護師と違う、アンサング(unsung)目立たない活躍ですが、患者さん達にも「薬剤師さんに相談しよう!」という認識が広がっていくのをこの漫画で感じます。

葵みどりは今、小児科と「産科」の両方を任されています。
25話から産科の患者である向坂千歳さんが登場しました。

向坂千歳さんは、てんかんの持病があります。
てんかんの薬を飲めば出産も育児も可能であり、産科医の道場先生も
問題なく出産できると太鼓判を押しています。

しかし向坂千歳さんの母親は「あなたには子どもを育てられない」と出産に大反対。
出産したい向坂千歳さんと溝が生まれているようです。

この問題はどうも薬では治らない様子。
今回はどうやって解決していくのでしょう?

アンサングシンデレラ  26話「母」ということ(2)のネタバレ!

過保護な親と子の関係ならありえるかも

「育児に不安があるから子どもを取り上げようなんて!」
葵みどりの隣で助産師の倉本は不満爆発です。

「でも…確かに小児科でも過保護すぎる親御さん少なくないですよ」
葵みどりは小児科の出来事を話します。

小児科では子どもが心配な気持ちからか、医者や薬剤師を信用しなかったり、過剰に子どもを管理して子どもにストレスを与えてしまう親御さんもいるようです。

そんな病気をもつ子どもと過保護な母親・・・
大人になっても関係が変わらないなら、向坂さん親子の関係も分からなくない。
葵みどりは倉本と道場先生に話しました。

後日 向坂さん親子と面談することに

道場先生は後日お母さんを含めて話を聞く場を設けることにします。
そこに葵みどりも同席することになりました。

葵みどりは張り切り復習するべく、薬科に戻りました。
道場先生と倉本はその後もおしゃべりを続けます。

どうやら倉本のお母さんと道場先生は知り合いのようです。
道場先生:「おかあさんいなくて寂しいですって伝えてください」
倉本: 「道場先生がおべっか使うようになったって言っときますよ」
この二人仲が良いですね!

向坂さんは自分の症状について話し始めた

消灯となった4人部屋。
患者の星名さんは眠れませんでした。
そこで隣のベットにいる向坂さんに声をかけます。

向坂さんも起きていて、二人は世間話を始めました。
しばらくすると向坂さんは自分のてんかんの症状について話し始めます。

向坂さんは最初のてんかんの症状は、「欠神発作」という症状でした。
急に意識が飛びますが、周りからはぼんやりしているようにしか見えず、気づかれにくい症状です。

向坂さんを見ていた幼稚園の先生は保育士はてんかんの症状に気づき、母親に伝えます。
でも向坂さんの母親は自分の子供がてんかんの症状があると認めたくなかったようでした。

しかし中学受験や習い事でいっぱいになった向坂さんは10歳の時、学校で大発作を起こしてしまいます。

妊娠してわかる 子どもが正常であるという「思いこみ」

「てんかんを起こしてから私は母の理想の子どもじゃなくなっちゃった」
さみしそうに向坂さんは話します。

「自分が妊娠してわかる。自分はふつうで健康な子が生まれるって思い込んでいる自分がいる。
でも子どもにはいろんな「個性」があるってこと忘れないようにしなきゃ」

保育士として何人もの子どもを見てきた星名さんはつぶやきます。

吹っ切れた気分の向坂さん

「こんな風に自分の話をしたの初めて。母から病気のことは人に話すなっていつも言われていたし」
向坂さんは自分からてんかんのことを話したことに驚いていました。

星名さんが「楽しみだね赤ちゃん」というと、向坂さんもうれしそうに「うん」と言いました。

お礼ではなく期待にこたえることで恩返し!

瀬野が薬品情報室に入ると、担当者が増えたのでカルテ入力が終わらない葵みどりの姿がありました。

葵みどりは瀬野効果で産科が入りやすいかったとお礼を言いたかったのですが、そこはぐっと我慢!
お礼より期待に答えなきゃ!と思い直します。

「結構期待されているというか!さっそく患者さんとの面談に呼ばれてそれの勉強をね!」
自慢気に言う葵みどりに「ほ~ん まぁしっかりなー」と瀬野は関心がなさそうに去っていきました。

アンサングシンデレラ  26話「母」ということ(2) の感想

過保護な親はいますよね。
でもそれは自分の子どもが不幸になってほしくない!という親心が行き過ぎただけのこと。

自分が妊娠し、親になると実感するとその思いもわかってくるのでしょうか?
向坂さんも自分のこと、母親のことも冷静に考えることができたようですね。

母親ともうまくいくような予感がします。たのしみですね。

しかし葵みどりは立派ですね。
瀬野にお礼を言うだけでは、瀬野は喜びません。
成果を出すことで瀬野は喜ぶと葵みどりは考えています。

成果を出そうと努力する姿は見習わなくてはいけないなと思いました。

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今回はアンサングシンデレラ  26話「母」ということ(2)のネタバレをご紹介しました。

が…


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