2017年3月から、週刊少年チャンピオンにて連載されている「魔入りました！入間くん」。
NHKのEテレでアニメ化され、来年2期も放送が決定している人気作品です。
クズ両親によって悪魔・サリバンの元へ売られてしまったお人好しすぎる人間の少年・鈴木入間。
しかしサリバンは入間を孫として溺愛し、完璧な衣食住の元、自身が学長を務める「悪魔学校(バビルス)」に入間を入学させます。
人間であることを隠してはいるけど、悪魔の世界では人間は「特異な存在」。悪魔にとってイレギュラーな出来事や突飛な発想で入間はバビルスで一躍話題になります。その中で悪魔の生徒や先生と仲良く楽しく成長していきます。
バビルスで最重要とされるのは「位階(ランク)アップ」。
ランクアップチャンスの2大イベントの2つ目、音楽祭がついに開幕！収穫祭でしのぎを削ったオロバス・ココ率いるA組を始め、各クラス音楽で奮闘中！最初から絶好調で入間たちも存分に楽しんでいるようです！
そんなバビルスの外で何を思うかプルソン･･･。
今回はそんな「魔入りました！入間くん」166話のネタバレを紹介します。
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前話までのあらすじ
A組演じる「妖駆伝」素晴らしい演技力と圧倒的なパフォーマンスに、会場は最初から大盛り上がり！主役を張るオロバス・ココも全力で演技します。
持ち点6点中、キュパとメーメーはそれぞれ5点、4点と高得点を付けるも、伝説の音魔のアムドゥスキアスことポロちゃんは3点と辛口な採点。ただの意地悪ではなく、一人一人の小さなミスや不足点を的確に指摘しているため、A組も清々しい気持ちでそのコメントを受け入れます。
「音楽祭って楽しいね！」とキラキラな笑顔で楽しむ入間の表情を見て、問題児クラスも楽しむ余裕を持つことにしたようです。バトルではありますが、相手の音楽を知り理解し楽しまないと、自身の演奏や演技にも弾みがつきませんしね。
A組がなかなかの演技だっただけに次は出にくいかも？という審査員たちの心配をよそに、次のB組はのっけからまるで音楽がバチバチと火花を散らして戦っているような演奏！
ロノウェのアドバイスを受け、相手を知り楽しむ時間を設けた･･･けど！やっぱりロックが、クラシックが最高だ！！
魔－ケストラ楽団員のメーメーは席を立って大興奮！他審査員や観客の生徒たちも歓声を挙げて大盛り上がり！
外まで響く音楽祭の熱狂的な歓声を背に、葛藤を続けるのはプルソン。
本番は間近！どうするプルソン！？
魔入りました！入間くん166話ネタバレ
いつから？母の本音
音楽祭の熱狂を背に、校門前でうろうろするプルソン。まだ迷っているのだ。
ふと、「いたんですね」と口を開くプルソン。
その後ろにはプルソンの母が。息子を案じて探しにきていたようです。
「いたわ。あなたが校門前を行ったり来たりし始めた30分前くらいから」
プルソンの母も流れるようにノリツッコミするようなキャラなのか！？「ほぼ最初からじゃないですか恥ず･･･」と呟くプルソン。
迷っている心を知ってか知らずか、「元気そうで安心したわ」という母の言葉に思わずピクッとなり「心配かけてごめんなさい。父様は？」と尋ねるプルソン。以前、入間に本音を吐き出した時にも母は優しくていつも気にかけてくれるから大好きだと言っていたから、せめて母には家のこともちゃんと考えてるよ、という気持ちを伝えたかったのかもしれません。
「兄の代わりにプルソン家をまとめあげられるのはあなたしかいない、あなたならどんな悪魔からも恐れられる頭首となれるから帰ってきてほしいって」父の代弁をする母。続けて「父様は正しい、あなたには才能がある。だから選ぶならしっかり選びなさい」と。選ぶ･･･？
「すべて理解した上でそれでも音楽を選ぶなら応援するわ」
お、お母様･･･！
家系に阻まれて感情の吐露をセーブされてきたプルソンに楽器を勧めたのは母。その姿を見てきたからこそ、プルソンの家系以外の才能を見抜いていたのかもしれません･･･！
悩みの種はノロケ！？
「でも掟が」と渋るプルソンに、「正直掟とかうるっせぇなと思ってるわ」とズバっと吐き捨てた母！えっ！？
遠い目をして「中立なんて個人の主観じゃない？」と続ける母。割と自由な考え方を持っている柔軟な母親なのか･･･？
人によって真ん中がどこかなんてバラバラでしょ？と母。じゃあなぜ頑固すぎる父に肩入れしてるのでしょう？
「私が父様のこと超好きだからよ」
えーっ！？これには思わずプルソンもガーン！
口下手で言葉に詰まっている黙った顔がステキだとか、1人じゃ寂しくて食事できなくてかわいいとか、アゴに手当てて居眠りする姿が男前だとか、天然で運動音痴でスキップできない所も好きだとか、もう父への愛が止まらない母。プルソンのおしゃべりは母親譲りですね･･･。
「校門前で両親のノロケとかいたたまれなくて感情死ぬ」というプルソンの制止でやっと止まる母。「つまりね、あなたは自分の好きな真ん中を選んでいいのよ」
「あなたの欲は、どっち？」
家か、音楽か。母の欲はあなたと共にあること。それが叶えば何もいらない･･･。
さぁ闘いだ、出立！
プルソン母の思いと、今演じられているC組の劇「ラズの血婚」のセリフがシンクロしています。
種族の違う者同士がすべてを捨てて相手と共にあることを選んだ感動劇です。
「あなたこそ我が生涯」というセリフも相まって、辛口なポロちゃんも4点を繰り出す！
問題児クラスも感動のあまり泣き出すくらい素晴らしい劇だったようです。さて次は･･･となっている空気の中、スッと立ち上がるカルエゴ先生。
「時間だ、起立」
その言葉で一瞬にして空気が変わる問題児クラス！
その様子を離れた席から音で感じ取ったポロちゃん。
さっきまでとは一転、和やかな雰囲気から一瞬でキリッと真剣な面持ちで立ち上がる入間たち！
愛しのデルキラ様の教室を実力で奪ったお子様たちはやはり甘く見てはいけないようです･･･！
「後半発表のクラスは速やかにスタンバイお願いします」
アナウンスをバックに全員勇ましい顔つきに！さぁ僕らの戦いはこれからだ！！
魔入りました！入間くん166話感想・まとめ
うろうろするプルソンの背中を押したのが母親というのは、予想通りでもあるし予想外でもあった展開かもしれません。そんな母も「掟とかうるっせぇ」と思ってるのには笑いましたｗ
しかも父への純粋な恋心で家系に従っていたというのはｗｗｗそれでプルソンがどれほど悩んだことか！母わかってるのかな？わかっているんでしょう、「あなたの欲に従って真ん中を選んだらいい」という自由な発言ができるのは、恐らく母が「典型的な悪魔」だからでしょう。むしろ家系に固執する父の方が特異な性格な悪魔で。
何て悪魔な母･･･！
でもプルソンもそんな母に似ているし、実際救われていそうだからここで母と出会えてよかったのかもしれませんね。ここで入間たちの元へ向かってくれるか･･･？
そんな入間たちはもう真剣な面持ちでスタンバってますよ！
「ソイくんじゃないとダメなんだ」という言葉と、母の助言はプルソンを動かすか･･･？
次回も楽しみです！
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今回は、「魔入りました！入間くん」の166話ネタバレを紹介しました！
が…
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プルソン母の意外な性格と、ポロちゃんの表情変化で読み取る問題児クラスの空気変化を感じて下さい！
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