サンデーで連載されている『ゼロの日常』は、『名探偵コナン』のスピンオフとして始まった漫画です。2018年公開の映画『名探偵コナン ゼロの執行人』で主役を務め、シリーズ最高の興行収入をたたき出し、“100億の男”と言われた安室透が主人公になります。
安室透は米花町のポアロという喫茶店の店員で29歳・フリーター・・・というのは仮の姿、本当の姿は警察庁警備局警備企画課に属し、通称“ゼロ”と呼ばれる公安警察・降谷零なのです。
しかも、降谷は“黒ずくめの組織”と呼ばれる世界的な犯罪集団に「バーボン」という名前で潜入し、スパイ活動も行っており、安室透・降谷零・バーボン、と3つの顔を持つことから、“トリプル・フェイス”と呼ばれています。
そんな彼の“日常”を描くのが、この『ゼロの日常』なのです!
そんな「ゼロの日常」44話のネタバレです。
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ゼロの日常 第44話ネタバレ
前回はいなくなった犬を探す少女を助けた〝探偵助手〟の安室透。今回はまさかのサウナ回!ということで、予告が出た一週間前からファンが騒ぎ出す事態となりました。笑
安室とキャメルがサウナで出会う、というあらすじだけ明かされた先週号。
アンドレ・キャメルは赤井やジョディの同僚でFBI捜査官です。なぜかゼロの日常では彼が良く出てきます。
風見裕也と同じく、いろいろと動かしやすいキャラだからだと思うんですが、どちらも体がでかい・顔が怖い・なのにカワイイ、という共通点がありますね!
いつか風見とキャメルが出会うエピソードも読んでみたい。
さて今回はいったいどんな内容になっているのか・・・
またもや登場FBI!!
――ここは杯戸町「癒やしの湯 ハイド・スパ」・・・というキャメルのモノローグで始まった今回。
日本のサウナに妙になじんでいるキャメルの姿がなかなかに笑えます。
アメリカと日本ではサウナのマナーが違うというキャメル(アメリカのサウナは水着着用が基本なんだそうです!知らなかった!!)、どうやら相当のサウナマニアのようです。
やはり筋トレが好きな人はサウナも好きなんでしょうか( ·ㅂ·)و ̑̑
サウナを満喫したキャメルはつづいて水風呂へと向かいます。
サウナに現れたトリプル・フェイス
なんでもサウナ後に水風呂に静かにつかると体の周りに薄い膜ができ、水の冷たさを直接感じなくなることでだんだんと心地が良くなってくるんだそうです。(今回のエピソードはためになるな……φ(._.))
じっと水風呂に入っていたキャメルは、背後で人物の気配を感じます。
体の周りにできた膜が崩れてしまうから水風呂でバシャバシャと波を立てるのはマナー違反!しかしこの人物は音もたてず静かに入水し、キャメルのところまで波が立たないよう配慮してゆっくり水の中を移動している・・・。
その洗練された〝サウナ・マナー〟に感心したキャメルが「さぞや名のあるお方・・・」と振り返ると、そこにいたのはキャメルの天敵(?)ことトリプル・フェイスの安室透!!
やっぱりうんちくを垂れる安室さん
以前、ホテルの廊下でもトレーニングのやり方をめぐって火花を散らしたキャメルと安室、今回もまたバチバチと張り合う予感がします。笑
「こんなところで会うとはな」と、前髪をファサ・・・とかき上げながら言う安室はさっそくキャメルに対して「水風呂に長くつかりすぎだ」と忠告します。
しかしそこは自らサウナ・マスターを自称(?)するキャメル。
「余計な口出しをするな」とぴしゃり!そのまま勢いよく立ち上がってしまいます。
水風呂でバシャバシャと波を立てるのはマナー違反!と自分で言ったそばからめちゃくちゃ波を立ててしまい動揺するキャメルが可愛い。
サウナを満喫するキャメルだったが・・・
その後も、サウナ→水風呂→屋外で休憩を繰り返し、だんだんと〝整って〟いくキャメル。
サウナではこうやって何度も同じセットをルーティンをこなすんですね。
そんなキャメルがサウナ室で汗をかいていると、また安室がやってきました。
すでに大量の汗をかいているキャメルは、さらに熱気が強い最上段に移動しようとします。
それを見た安室は「サウナは我慢比べじゃないんだから自分の体の変化と相談しながら入った方がいい」とキャメルに忠告したのですが、キャメルはそれを無視!
サウナにおっさんが集結
そうこうしていると、サウナに新しい客がやってきました。
ラーメン小倉の大将と、コロンボのマスター。安室の顔なじみの米花町の住人です。
コマが大量の汗をかくおっさんで埋まる・・・なかなか濃い絵面です。( ˘⊖˘)
キャメルが最上段に座り、その下の段で小倉の大将やマスターと並んで汗をかく安室。
キャメルはそろそろ出なければ・・・と時計をチラ見しながら思いつつも、安室より先に出るのはなんだか負けたような気がするし・・・と考え込みます(また無駄な意地の張り合いを・・・)
しかし先ほど安室に言われた〝自分の体の変化と相談しながら入った方がいい〟という言葉を思い出し―――
コロンボ危機一髪!
安室の言葉を思い出していたキャメルの目の前でコロンボのマスターが立ち上がりました。
サウナを出ていくのかと思いきや・・・足取りがあやしい。
キャメルはすぐにコロンボのマスターの血色がすぐれない、という〝体の変化〟に気付き、あやうくサウナストーブの上に置かれた焼き石に頭をぶつけそうになったマスターの体をすんでのところで受け止めたのです!Σ(゚д゚;)
すごい反射神経!!さすがFBI!!
安室と小倉の大将に体を支えられたコロンボのマスターはキャメルに感謝を伝えました。けが人が出なくて本当によかった!
敵に塩を送る!!
場面は変わり、すでに着替えを終えた安室と、ロッカーから荷物を取り出すキャメルの二人きりのロッカールーム・・・
「君のおかげでマスターが怪我をせずにすんだ」と、謝意を伝える安室と、「いや、それは貴様のアドバイス(のおかげだ)・・・」と言いかけるキャメル。(珍しく歩み寄りを・・・)
が、とつぜん何かに気が付いた安室がキャメルの腕を取り、彼の手をまじまじと見つめてから爪をぐっと押しました。
これはいったい・・・???
実はこうやって爪を押して白くなったところの戻りが悪い(白のままでなかなか赤みが戻らない)ときは、「脱水気味になっている」んだという安室!(またためになる話だ!!)
安室にそれを指摘され、「た、確かに・・・」と言葉を詰まらせるキャメル。
そんな彼に安室は「水だ!飲め!」と強引に紙コップを押し付け、キャメルに水分を取らせます。
水を飲んだキャメルは、その水が少ししょっぱかったことから安室がサウナに置かれた塩を入れてくれたことに気付きます。
ライバルである自分のためにここまでしてくれた安室に感銘を受けるキャメルが思いついたのが、日本の有名なことわざ ーー 敵に塩を送る ーー !!
このコマにある、新井先生の描かれた上杉謙信に扮した安室と、武田信玄に扮したキャメルの絵は必見!
安室透のブシドー精神(?)に感服したキャメル、こんな言葉まで知ってるなんて、もしかして彼は結構な親日家なのかもしれないですね!
ゼロの日常 第44話まとめ
今回はためになるマメ知識がたくさん散りばめられた回でした!
そしてライバルのFBI捜査官にもなんだかんだ親切な安室透。
彼は元来の世話焼きなのかもしれない・・・今までに出てきた風見とのエピソードを見ていてもそんな気がします。
そしてキャメルもキャメルで、FBI捜査官なのに簡単に安室から出された水を飲んでしまうなど、なかなかの天然ボーイ。
風見も公安警察のくせに誰が置いたか分からないパンを食べてしまっていた・・・やはりこの二人似ている・・・(´-ω-`)
さて来週は『名探偵コナン』の新章がはじまりますのでこちらも要チェックですね!
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今回は、「ゼロの日常」の44話ネタバレを紹介しました!
が…
やっぱり、絵と一緒に読んだ方が絶対面白いですよね!
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謎の多い安室透の日常が垣間見られる貴重なエピソードが満載です!!
ぜひお手に取ってご覧ください!