週刊少年ジャンプにて、8年半の間連載されてきた古舘春一先生原作の「ハイキュー!!」
今週号のジャンプでその連載にピリオドが打たれました。
前回401話にて、本作最大のテーマであった日向vs影山の戦いが決着。
最終コマで全日本のユニフォームを背負って東京オリンピックの舞台に揃って立つ2人の背中が描かれました。
長きに亘った日向と影山の成長ストーリーもついに終幕を迎えます。
最後の瞬間まで、余すことなくお伝えします!!
以下、最終話「挑戦者たち」のネタバレです。
この記事ではハイキューの最終話、ネタバレを紹介します!
ハイキューの最新刊がU-NEXTで今すぐ無料で読めます!
\ 600円分のポイントがもらえる/
ハイキュー402話最終回ネタバレ
烏野高校排球部
センターカラーで幕を開けた最終回。
最初のページには円陣を組む烏野高校排球部のメンバーたちの姿。
次のページにはゴミ捨て場の決戦の一幕が見開き一杯に描かれます。
周りはそれまで切磋琢磨してきた全ての選手、監督たちの姿と横断幕でいっぱいに埋め尽くされています。
まさに、最終回の始まりにふさわしい、素晴らしいカラー絵でした。
五色家にて白鳥沢OB集合!
本編は2021年3月五色家に集まる白鳥沢高校のメンバー達から始まります。
「なんで俺んちなんですか・・・!」と不満げな五色に白布は「一番仙台駅に近いから」とこともなげに言い返します。
「おい始まる!始まるぞ!」と瀬見。
そして回想。
烏野に春高予選で敗れた後、天童が牛島に、
「活躍してる若利君をテレビで見ながら『俺は牛島のマブダチだった』って自慢するからちゃんとがんばってね」
「情熱大陸とか出る時は俺『昔の仲間』枠で取材OKだからね」
と声をかけていたシーンです。
そう、白鳥沢の面々が五色家に集まっていた理由は、、、
ショコラティエ・天童覚の情熱大陸!!
(内心、ウシワカじゃなくてそっちかーい!とツッコミを入れました笑)
パリの夜、密着を受ける天童は友人と食事の予定がありました。
その相手とは、そう、牛島若利です!!
「一緒の高校なんすよ〜全国常連すよ〜」と語る天童に対し、情熱大陸スタッフが「お二人は戦友というわけですね」と問いかけると、天道と牛島は揃って、
マブダチです
ハイキュー最終話より
これには、自宅で見ていた鷲匠先生も堪えきれず吹き出します。
狐爪家にて音駒OB集合!
研磨の家に集う音駒高校の面々はどうやらみんなで鍋を突こうと集まったようです。
山本が、「空港に迎え行かなくてよかったんスか?」と問いかけると海は「渋谷に寄ってから来るって」と返します。
一瞬なぜ渋谷なのか分からなかった山本もすぐに合点がいった様子。
どうやら渋谷には何かあるようです。
犬岡は「ロシアかあ 行ってみたいなあ」とこれから渋谷に寄ってくる人がロシアからの帰還だということを示唆します。
手白が「黒尾さんは?」と聞くと芝山が「仕事で遅れるって」と答えます。
「鍋の準備ができた頃来るだろうな」と彼の性質を知り尽くした海がにこやかに言います。
さあこれから鍋というところで、福永はなぜかめっちゃウマいパエリアを作ってしまいます。
ツッコミを入れつつ一口食べた山本も驚く程の美味さ。
ここまでに相次いで出てきた久々の音駒メンバーの進路も同時に明かされました。
山本はVリーグDivision1のVC神奈川に所属しているようです。
バレー選手として第一線で活躍しているようです!!
海は造園業・樹木医、犬岡は保育士、手白は塾講師とそれぞれバレーを離れてはいますが、ぴったりの進路を選んでいるようです。
芝山はVリーグDivision2の東海重工エスペランツァでバレーを続けているようです。
そして、福永はなんとというべきか、やはりというべきか、お笑い芸人になっていました。
ダジャレのようなものをブッこむことも多かった福永。
なんだか納得できる進路な気もしますね( ̄∇ ̄)
さて、場面は変わって渋谷駅前。
ロシアから帰ってくるメンバーとは、ロシアのバレーボールチームに所属する夜久!
そして、渋谷にあるものとは、姉アリサと共にモデルとなったリエーフの巨大広告看板!
「イケてるでしょ!?でしょ!?」と電話越しに自慢するリエーフですが夜久は爆笑しきりです。
オリンピックという舞台で
できるまでやればできる
2021年7月
東京2020オリンピックバレーボール競技女子第4日
一次リーグ日本vsセルビア
そこには、田中の幼馴染みである叶歌の姿がありました。
日本代表のエースとなった叶歌。
エースの宿命とばかりに、相手のサーブは叶歌を狙って襲いかかります。
サービスエースを取られてしまった叶歌ですが、解説は「ここでつぶれるような練習はしてきてないと思いますよ」と言います。
叶歌は心中「できるまでやれば」と唱え、「できる」と口に出し、強く立ち上がります。
再び叶歌を襲うサーブ。
それを今度は完璧にあげた叶歌、見事にカウンタースパイクを決めます。
田中家では、叶歌がこれほどまでに強くなれたきっかけである「できるまでやればできる」の言葉を送った田中が妻となった潔子と共に涙を流しながら応援していました。
全員倒す
8月
東京2020オリンピックバレーボール競技男子第12日
再び田中家にて、オリンピックを観戦するために集まる烏野の面々。
西谷と東峰は北極現地集合から始まる弾丸世界ツアーに出かけているらしく、不在です。
そんな噂をしている、西谷達からピラミッド前で撮った写真が送られてきて一同大盛り上がりです。
田中家以外でもこれまで作中に登場したたくさんの人々がそれぞれの場所で試合を見つめていたり、あるいは同じ時間に与えられた仕事を全うしていたり。
絶好調の日本男子バレー、この日の相手はアルゼンチン。
名将ホセ・ブランコを代表監督に迎え現在世界ランク4位に浮上、日本が2連敗を喫している相手です。
影山は「これで一勝一敗だ チョーシ乗んじゃねーぞ」という言葉を、牛島は「“取るに足りない”このプライド 絶対に覚えておけよ」という言葉をそれぞれ思い出します。
日本代表のアスレティックトレーナーとなった岩泉は「戦うときは倒す」「望むところだね」というやり取りを思い出し笑顔になります。
これらに共通する相手といえば、、、、
俺は全員倒す
覚悟しとけ
ハイキュー最終話より
「コートを制す」という青葉城西の横断幕を背景に、アルゼンチン代表にはアルゼンチンに帰化した及川の姿。
「さあさあ世界一ゼイタクな内輪揉めですよ」と及川。
実況は日本時代は全国出場もなくほぼ無名の選手であったと及川のことを紹介します。
及川の凄さを知っている青葉城西の選手達は、「やかましいわ」「なんぼのもんじゃい!」「スケールが違うんじゃいスケール」「ほんとに凄いなあ」と口々に言いながら及川を見つめます。
ビーチバレーのビール奢らせブラザーズはニンジャショーヨーとケン・ワタナベの再会を楽しげに見ています。
VリーグDivision2仙台フロッグスの京谷は「・・・ホントにヤベエなこの人・・・」と及川を見ながら言い、チームメイトの月島に試合見ないなんて珍しいなと声をかけます。
月島は、「どうしても『動かなきゃ』って思っちゃうんですよね そいつら見てると」と相変わらず日向や影山に刺激を受け続けている様子でした。
バレーボールとは
「今日こそ倒すぞアルゼンチン!!」と意気込む木兎。
「はい こっちのペース作っていきましょう」と返す影山。
「・・・今日はこいつも居ますし」と見遣る先には日向の姿。
ついに男子バレー日本代表見参です。
これまでに登場してきたそうそうたるメンバーが一堂に集う日本代表。
その真ん中に立つ影山は同じく真ん中に立つ日向に、「おい便所行ったか」と声をかけます。
「いや中学かっっ」と突っ込む日向。
なぜ世界の舞台でこれほどまでに普通でいるのか不思議なくらいです。
おにぎり宮には北の姿。
「あ!おばちゃん見て!こいつが俺の後輩や!」と画面を指差して紹介します。
そこには同時にアランの姿もありました。
そんな北の背後では治の作ったおにぎりをおいしそうに頬張るお客さんの姿も。
「どや 俺の仲間皆すごいやろ」と笑顔で言い放つ北。
春高で敗れた日の約束を、2人別々の形で果たした宮兄弟。
誇らしそうな北の姿に胸が熱くなりました。
ーーーー昨日の敗者たち 今日のお前は何者だ?
たくさんの敗北を乗り越えてオリンピックの舞台に立つ選手たちに雲雀田監督は
「さあ今日もバレーボールは面白いと証明しよう」
と声をかけます。
それは決して選手として証明するだけではありません。
競技振興に携わる黒尾、記者として携わる山本の妹・茜、バレーボールの漫画を描き多くの人に夢を与えんとする宇内、バレーボールを長年教えてきた監督たち、バレーボール型のチョコを作る天童など。
それぞれがバレーボールと敗北を通じて成長し、その楽しさを伝えるためにそこにいるのです。
そんないろんな人の思いを背にコートに立つ日本代表の選手たち。
日向と影山は高校時代と同じように、
「今日もいっぱいトスくれ」「お前のレシーブの出来次第だな」とやりとりを交わします。
「バレーボール(排球)」
コート中央のネットを挟んで2チームでボールを打ち合う
ボールを落としてはいけない
持ってもいけない
3度のボレーで攻撃へと
つなぐ
球技である
ハイキュー最終話より
及川がサーブを打ち、佐久早が拾い繋いだボール。
烏野高校で出会ったたくさんの仲間たちの想いを繋いできたのと同じ、バレーボール。
影山がセットアップしたボールは高く高く飛んだ日向のスパイクによってアルゼンチンコートに打ち込まれました。
拳を突き合わせる日向と影山。
ついに、変人速攻が世界中を驚かせた瞬間でした。
俺が勝つ
2022年
バレーボール世界クラブ選手権大会決勝
All Roma(イタリア) vs Asas Sâo Paulo(ブラジル)
影山「今日は」
日向「今日も」
俺が勝つ
ハイキュー最終話より
ハイキュー402話最終回まとめ
ついに最終回が終わってしまいました。
最後の最後、バレーボールという球技を説明しながら変人速攻で世界を驚かせる、読者全員が期待していた展開で締められたのは素晴らしかったです。
近年のジャンプ漫画でもトップクラスに美しい終わり方だったのではないでしょうか。
思えばたくさんの勇気と感動を与えてもらった作品でした。
この作品が証明してくれたバレーボールの面白さがもっともっとたくさんの人にこれからもに広まり続けて、バレーボールを始めてくれる人が増えたらいいですね。
古舘先生、8年半本当にお疲れ様でした。
そして、素晴らしい作品をありがとうございました!!!
次回作にも期待しております!!!
ハイキューを無料で読む方法!
今回は、ハイキューの最終話のネタバレを紹介しました!
が…
やっぱり、絵と一緒に読んだ方が絶対面白いですよね!
U-NEXTの無料トライアルを利用したら、すぐに無料で読めますよ!(#^^#)
バレーボールの説明とともにオリンピックの舞台で躍動するシーンや烏野高校での出来事を改装するシーンは是非漫画で読んでください!
☆とってもカンタン☆