月刊少年マガジン2020年7月号掲載のノラガミ最新話!
89話−①「言の葉の響き」のネタバレ・感想をまとめました。
『ノラガミ』は2011年1月から、講談社の月刊少年マガジンで連載されています。
コミックス累計600万部超え、2度のアニメ化もされている人気漫画です!
住所不定無職・自称“神“であるジャージの人 夜ト が5円の賽銭でデリバリーゴッドとして何でも屋の如く依頼を遂行していき、ご町内神話をつむいでいく物語です。
この世には私たちが住む此岸と、神や死者、邪悪な妖たちが住む彼岸があります。
交通事故で幽体離脱しやすい体質になってしまった女子中学生壱岐ひよりは、その体質改善のため夜トと関わるようになります。
しかし夜トは社を持たない無名の神。
おまけに気分屋でガサツで、ろくに祈願も聞いてくれませんが、ひとつだけ能があります。
それは、此岸と彼岸とその狭間、世の有象無象すべてを、ぶった斬ること!!
彼岸に関わるようになったひよりは、たびたび邪悪な妖に襲われるようになり、彼女を救うために夜トは神に武器として仕える「神器」として14歳で死んだ少年の霊を迎え、雪音と名付けます。
雪音はひよりや夜ト、そのほか八百万の神様たち、そしてその神器たちと関わり合う中で成長してゆき、主である主人に忠誠を誓うことで進化する稀な神器「祝の器(はふりのうつわ)」として覚醒します。
そして主である夜トを福の神として導こうとするのです。
が、それを良しとしないのが夜トの父であり、生みの親である父様。
実は夜トは「人間を間引け」という父様の願いから誕生した存在だったのです。
夜トは長い間、父様とその強力な神器である野良と共に、願いのままに人間を間引いてきました。
福の神になることを認めない父様は、大禍の術師として邪悪な妖たちをも使役することができる「黄泉の言の葉」を用いて、夜トやその周囲の人間、神様・神器たちを追い詰めていきます。
夜トは父様と対決するために、雪音ではなくより強い神器を求めて、かつての敵であり恩人、そして雪音の師でもある毘沙門天の祝の器、兆麻を召し上げます。
それに対し、父様は夜トを取り戻すために、野良を使って神器である雪音に自分の生前の過去を主が知っていることをほのめかします。
自分の生前の過去に取り憑かれてしまった神器は、ほとんどが例外なく死に対する激しい感情に支配され、妖へと転じてしまいうのです。
夜トが兆麻を召し上げたことで「自分は捨てられた」と感じた雪音は、後戻りができないほどに真実に取り憑かれてしまいます。
ついに妖へと転じた雪音は自分の生前の家族と再会するため夜トを裏切って父様のもとへ降り、言の葉を使って莠(はぐさ)と名付けられ父様の神器となります。
前回は、自身の生家に辿り着いた雪音が父親から虐待を受け殺された過去を知り、自分を見殺しにした家族に会うために姉の家を訪れたところを夜トと兆麻に攻撃されました。
今回は、2人を追っていた夜トと兆麻が莠器(ゆうき)となった雪音と再会するところから始まります。
この記事では、ノラガミ89話−①のネタバレを紹介します!
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ノラガミ 89話−① ネタバレ
莠の姉の家を物色する父様
父様は、宮地家こと莠(雪音)の姉の家に忍び込みます。
「ここが莠の姉の家か」と家の中を物色する父様。
人のいない時間帯なのでしょうか、あっさり侵入していますね。
生活感があり整った台所を眺めて、穏やかな暮らしぶりだと呟きます。
そして仏壇に母の写真が飾られているのを見つけました。
でも、莠の写真は見当たりません。
「忘れられてるみたいだぞ 莠 会って思い出させてやらないとなあ」
どんな思いで見捨てたのか聞きたいだろうと莠に問いかけます。
家族に会ってどうするかは莠の自由にさせる気です。
父様は家族に復讐させるつもりなのでしょうか。
一方、夜トに反撃した莠はニヤリと笑って木の上に飛び乗ります。
姉の家からは離れている様子、どこか雑木林のような場所です。
黒髪に暗い色のコートを着て、かつての雪音とは全く別の、いたずらを楽しむ子供のような笑みを浮かべています。
莠と対峙する夜ト&兆麻
雪音の攻撃を受けた夜トは頭から血を流し、弓の状態である兆麻を取り落としてしまいます。
どういう攻撃なのかはまだよくわかりませんが、直接ダメージを与えることができるようです。
莠器の力なのでしょうか。
兆麻はかつてとは違う雪音の姿に戸惑いますが、夜トはあれが神器である状態だと理解します。
首にあるはずの“雪“の字が消えていたからです。
兆麻は人型の神器であることに「ありえない!」と驚いている様子。
人型神器の登場は初めてですね、やはり祝の器は普通とは違います。
雪器の時の雪音は二本一対の白銀の刀でした。
妖になって言の葉により父様に名づけられ、神器としても進化しています。
夜トは「あいつはオレの祝だ!」と莠がまだ雪音であることを信じます。
夜トの中の雪音の名はまだ消えていません、残っています!
しかし、無駄だ と言う兆麻。
覚悟を持って主のもとを去った祝の器は手強い、兆麻は夜トに武器を取るように言います。
夜トの呼びかけもむなしく...
悪かった、と丸腰のまま雪音に呼びかける夜ト。
雪音が置いていかれたことでひとりで傷つき、苦しんでいたことはわかっていたけれど、不和の連鎖を止めるために帰れなかったと夜トは言います。
見て見ぬふりを続けては、また誰かが死んでしまう。
ひよりやみんなが巻き込まれて、命綱である父様を断ち切る覚悟ができた夜トは、雪音をその戦いから守るために遺していきました。
「許さなくてもいい でもおまえの居場所はそこじゃない 帰ってこい雪音!!」
夜トは雪音と戦いたくないのでしょう、莠器の状態である雪音に必死の呼びかけ。
雪音は眼下の街を見つめ、木から飛び降ります。
オレだって 帰りたいよ オレの姉ちゃんどこやった?
すると、雪音の体に変化が!
黒い細長い霧?(のようなもの)がシューッと立ち上ります!
黒い霧は地面を這い、夜トと兆麻を襲います。
黒い霧が塊となって地面から飛び出し、夜トを殴りました。
ドゴっと顎を直撃します。
な、なんだ? と驚く兆麻。
これが莠器の力なのでしょう。
人型であるがゆえに意思を持ち、自分から直接攻撃をすることができる。
主人が手にとって使う武器である神器とは異なります。
雪音は笑いながらその力で夜トを殴りつけます。
ボコボコにされる夜ト、それを見て雪音は爆笑。
兆麻は莠器の力に驚きます ∑(゚Д゚)
いいから 助けて と涙目の夜ト(笑)
飛び上がって雪音の攻撃を避け、兆麻に無駄だと止められながらも夜トは 悪かった、ごめんと謝ります。
雪音は はーー? と聞く耳をもたず、攻撃をやめません。
莠器と戦闘開始か...!
雪音の攻撃から逃れるため、兆麻は夜トのゆるふわ(首に巻いているスカーフのような布、兆器の一部)をガッと引っ張り、木の枝に引っ掛けました。
枝にぶら下がる夜トと兆麻を見て雪音はチッと舌打ちをします。
黒い霧は先端が鋭い刃物のような形に変化し、雪音はそれを振るおうとしていたようです。
莠器の能力はすごいですね Σ(-᷅_-᷄๑)
変幻自在みたいです。
修羅場で手加減してもらえるわけないだろ! と叱責する兆麻。
なおも攻撃しようとする莠器に対し、夜トに剣を取るように言います。
これじゃ 術師と戦う前に殺されるぞ 夜ト!!
莠器は変化した黒い霧の武器を鞭のように振るい、攻撃を仕掛けます。
そしてついに夜トが、刀となる兆器を手に取るのです。
ノラガミ 89話−① 感想・まとめ
父様の神器となった雪音が、莠器としてついに夜トと再会しました。
雪音は完全に過去に取り憑かれています。
心は少年のままで、若くして死んだ事実を受け入れられません。
しかも実の父からの虐待によって殺され、姉はまだ生きているのだから、恨んでも仕方ないでしょう。
夜トが帰ってこいと呼びかけても、もう自分の帰る場所は生前の家族のもとだと思い込んでいる様子でした。
このまま雪音は壊れていってしまうのでしょうか。
兆麻は雪音にも容赦しない勢いですが、なんとか助けてあげて欲しいです(>人<;)
それにしても父様はうまく雪音をけしかけました。
そこまでして夜トを手に入れたいのか...
人型の神器になるとは、やはり雪音は祝の器だったので、手強い敵になるのではないでしょうか ಠ_ಠ
まだ能力も未知数ですし、師である兆麻と主の夜トを相手にどのように戦っていくのか気になります。
ノラガミ、今後の展開を予想!
夜トは雪音と戦いたくないでしょうから、なんとか2人が戦わずに雪音を救ってくれたらいいなと思います。
雪音には姉と会っても復讐なんてして欲しくありませんから!
89話のタイトルが「言の葉の響き」なので、父様が戦いに乱入してくる可能性がありますね。
父様は雪音を完全に手懐けていますから、彼をどうにかしないと夜トも雪音も救われません。
そして、雪音の姉はどこに行ったのか。
夜トと兆麻は父様と雪音が姉の家に来ることを読んで先回りしていましたから、2人に見つからないように姉を隠しているかもしれません。
雪音も「姉ちゃんどこやった?」と言っていますし。
今回はひよりと野良の動きが描かれませんでしたが、2人も雪音を救うために父様と夜トたちを追っているはずです。
今後の2人の動きにも注目していきたいです(^ ^)
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今回は、ノラガミ89話ー①のネタバレを紹介しました!
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