「週刊少年マガジン」にて大人気連載中の寺島祐司先生が描く『ダイヤのA actⅡ』。
ナンバーズと呼ばれる多彩な変化球と高い制球力を持つ変則左腕の主人公・沢村栄純と、同学年でライバルの最速154km/hを誇る本格派投手・降谷暁がエースの座をかけて競い合いながら成長し、甲子園を目指していく王道熱血野球漫画です。
2年夏の甲子園予選西東京大会で悲願のエースの座を掴んだ沢村でしたが、そのプレッシャーからか初戦では本来の投球ができず。。。
強豪ひしめく西東京大会。
果たして沢村は復活するのか、そして、チームは甲子園へとコマを進めることができるのでしょうか!
前回218話では、宿舎に戻った青道メンバーのそれぞれの過ごし方が描かれていました。
- 好きな子への告白を成功させて有頂天になる麻生
- 川上の腕に異変が・・・!?
- 防具をつけていない前園の足に自打球直撃・・・!
などなど、前回は麻生に象徴されるように、順風満帆に見えた青道の選手達をアクシデントが襲いかかり、雲行きが少し怪しくなる回でしたね・・・。
果たして川上の異変の原因はなんなのか、前園の足は平気なのか。
今回明かされていくことになるのでしょうか!?
以下、219話「持ち球」のネタバレ・感想です!!
この記事ではダイヤのAの219話、ネタバレを紹介します!
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ダイヤのA 219話ネタバレ
準決勝に向けて〜市大三高編〜
気合いと自信をうかがわせる天久
今回は、26日に控えた準決勝まで後3日の場面から始まります。市大三高の練習場には青道高校の試合結果の報告を受ける監督の姿がありました。
そこへ、市大三高のOBが駆けつけます。
昨年のエースである真中は、ウェイト室で1人トレーニングに励む天久のもとを訪れます。
真中に、調子はどうかと聞かれた天久は悪くないと答えます。
また、前日の試合でベンチで休ませてくれたことや、投げていても野手陣が点を取ってくれる信頼感をくれることに対して感謝の言葉を口にします。
薬師との試合で試した新球への手応えと共に、天久は残りの試合全部投げるという決意を表明します。
この言葉を聞いた真中は、心中で天久の成長を喜びかけますが、天久はそれに続けて自分がヒーローになって注目されて人気者になることへの皮算用を始めてしまいます。
「変わってねーな!!」と呆れる真中。
でもこれが天久らしさだと開き直ります。
準決勝に向けて〜青道高校編〜
有頂天な麻生と心配な前園
7月24日
準決勝まで後2日と迫る中での青道高校の様子です。
告白を成功させた麻生は案の定有頂天で、「打ちまくるぞー」と気合十分。
頬は緩み切っており緊張感の欠片も感じられませんが、試合では集中力を発揮してくれることを願いたいものです。
前日の告白のことを知らない御幸や倉持は麻生の様子を訝しみます。
それに対して関は
生まれ変わったんだよ麻生は!
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ダイヤのA219話より
と答えますがますます訳のわからない様子の倉持達。
前園は、麻生は男を見せたのだと追加で説明します。
倉持はやはり訳のわからない様子でした。
加えて前園の様子を見て、「なんかお前足引きずってない?」と指摘します。
やはり前園の足は自打球の影響を引きずってしまっていました。
本番までにどうにか万全の状態に戻ればいいのですが、どうなってしまうのでしょうか。
監督たちの市大三高対策会議
落合コーチはやはり天久が市大三高の中心であると述べ、天久から5点も取るのは難しいと分析します。
そのために、デッドラインを3点に定め、それ以上の失点は試合が決まりかねないと警戒を強めます。
部長は、春の大会で三高相手に見せたあのピッチングを披露できれば沢村は必ず抑えてくれると期待の声をあげます。
それを聞いた監督は、相手に向かっていく気迫や勢いを持つ沢村への期待を口にしつつも、初回から川上や降谷を準備させる意向であることを示します。
ここを突破できなければ決勝もない
26日は総力戦でいきます
ダイヤのA219話より
と監督は勝利へ向けて全力を尽くす姿勢です。
沢村、進化へ貪欲に!
26日は家族や幼なじみの若菜も試合を見にくるということをLINEで聞かされた沢村は気合十分に奥村を相手にカーブやスライダーの練習を始めます。
まず最初に投げたカーブ。
投球は奥村の構えたところに収まりこそしますが、全然変化していません。
真っ直ぐと違って指に引っ掛けたり抜いたりするのがカーブであり、沢村はそういう手首の使い方が苦手であるということを奥村は知ります。
続けて投げたのはスライダー。
こちらはカーブとは打って変わって大きく変化する切れ味の鋭い投球となりました。
奥村もその曲がり方に驚いた様子。
しかし沢村自身も全く制御できません。
なら使えませんねと冷静に返す奥村。
さらに、沢村がどういう調整をしているのか気になって、側から様子を見ていた御幸にも、曲げようとして肘の位置が下がってくることを指摘されます。
いくら曲がったって他のボールに悪影響を及ぼすなら投げさせるわけにはいかないよな
ダイヤのA219話より
沢村のバックスピンの効いた真っ直ぐはリリース時に手首がしっかり立っているからこそのもの。
肘が下がり手首が寝たらストレートの質も変わってしまう。
そういう悪影響を及ぼすリスクがあるため、沢村はこれまでスライダーを投げてきませんでした。
これまで口酸っぱく言われてきた様子の沢村ですが、分かっていても肘は下がってしまうようです。
だから・・
自分なりに色々調べてストレートに影響しない握りを探ってたんですよね
試していいっスか?
ダイヤのA219話より
進化に貪欲な沢村。
この新球が天久や市大三高への対抗手段となるか・・・!?
以下、次号へと続いていきます。
ダイヤのA 219話まとめ
準決勝へ向けて、市大三高の天久は気合も調整も十分の様子。
落合コーチの言うようにロースコアでの投手戦に持ち込まなければ勝ち目はありません。
沢村は新たな変化球を武器に加えて天久や市大三高打線に対抗することができるのでしょうか。
また今回は心配される川上の腕の具合について明かされませんでした。
前園に関してはやはり足を引きずっている様子。
プレーに影響することがないといいのですが・・・。
光と影が同時に描かれた219話でした。
ダイヤのA今後の展開・予想
次回描かれるであろう沢村の新球が対市大三高への最大の武器になるのではないでしょうか。
もう少し準決勝に向けた準備段階の話が描かれそうです。
今回はまだ明かされなかった川上の怪我についてや、詳細まではわからない前園の足の具合についても次回明かされていくはずです。
ロースコアの総力戦を謳う中でリリーフエース川上やポイントゲッター前園の離脱は大きく響いてしまいます。
もし2人が出られないとなった場合どのように対応していくのでしょうか。
個人的には、少なくとも前園は怪我を押して試合に出ることになるのではないかと思います。
今後の展開も見逃せません!
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今回は、ダイヤのAの219話のネタバレを紹介しました!
が…
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沢村のさらなる進化への可能性が秘められた変化球の曲がり方など、ぜひ漫画で楽しんでください!
☆とってもカンタン☆