いよいよ後がなくなった國神・玲王は2ndステージを戦うことになった。相手はイガグリと士道龍聖のコンビである。
士道というのは一次選考で得点王になるくらいの実力を持っているが、マッチメイクをしてもらえないとなると相手に殴りかかり、イガグリに踵落としをしようとする暴力的でかなり危ない人間です。
2ndステージが始まると士道は開始早々に國神や玲王のプレイスタイルを見抜く洞察力を持ち、異次元の能力であっさりと先制点を奪い、國神・玲王を圧倒する。
まさに「悪魔」が2ndステージに残っていたということになり、士道がただの危ない奴と思いきや実力も兼ね備えていたプレイヤーだった。
この記事ではブルーロック90話のネタバレを紹介します！
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ブルーロック90話 あらすじ・ネタバレ
観光気分の世界選抜
世界選抜戦の10分前、潔達は世界のトッププレイヤーとの一戦を前に「今の自分がどこまでトッププレイヤーに通用するのか」と武者震いをしながら多少不安を感じつつも、ありのままをぶつけると戦いに臨んでいた。
しかし、糸師だけは「そんなぬるい考えは捨てろ！！」「相手が誰だろうと勝ちに行く」と一人気を吐く
その言葉に、潔達チームメイト全員が気合を入れなおすのだった。
一方、世界選抜は完全に観光気分でなめ切っているようだ。
ダダ・シルバはお金目当てなら、アダム・ブレイクは日本の女遊びが目的であることを隠そうともしない。
パブロ・カバソスは原宿目当てのようだ。
そんな彼らに向かって、英語を話すことのできる糸師は「ぶっ潰してやるよ。日本観光がトラウマになるくらい」
今まで敵として憎たらしく感じていた糸師が、今回ばかりは頼もしい限りです。
糸師冴を知っているレオナルド・ルナは糸師のことを知っておりフレンドリーに接しようとするが、天然なのか何なのか、悪気もなく失礼なコメントを残す。
「叶いもしないことに人生かけちゃうなんて、君たちは世界一のマゾヒストなんだなあ」と心から褒めているようだが、完璧にバカにしている。
唯一ロキだけが極めて礼儀正しく接しているが、1ミリもビビっていない目をして臨んでいる。
世界選抜戦キックオフ
こうして、世界選抜戦のキックオフとなった。
ルールは2次選考と同様で、5点先取で勝利となる。また、この試合はU-20日本代表の特別選考試合である。
潔のキックオフで蜂楽へ、すかさずカバソスがマークに付く
新生蜂楽としてカバソスをルーレットで見事に逆をとる。
潔がワンツーを要求するも、蜂楽は「俺の想定内の人間にパスなんか出すかい！！」とエゴイストに走る。
潔は蜂楽のイメージの外側で連動し、ゴールを狙える場所にポジショニングをとる
しかし、ロキがすばやくマークに付くので、潔はさらに裏に抜けようとする
同時に蜂楽がアーリークロスをあげるが、潔はおとりだった。
そこには糸師が待っており、ダイレクトボレーで先制する。
潔の動き出しを見て、蜂楽と糸師は超速連動を決めたのだ。
これで１－０、潔達が先制点をとる。
これで、半ば観光気分だった世界選抜の目の色が変わったのだ。
ブルーロック90話 感想・考察
國神・玲王VS士道・イガグリ戦の続きをやるのかと思いきや、2元中継のような形で世界選抜戦がスタートした。
サイドストーリーも楽しみではあるが、そればっかりやると潔達が置いてきぼりを喰うのではという心配をよそに、世界選抜戦が始まったのは驚きであった。
世界選抜の面々はお決まりのパターンでやっぱりこの試合を観光気分で臨み、潔達に先制ゴールをとられて目が覚めるというのは、いろんなマンガでお目にかかれます。
そりゃあ糸師たちは観光気分で試合をされると頭にくるだろうけど、世界選抜からしてみれば何をモチベーションに試合をするのでしょうか？
バイトや遊び感覚でも、遠い日本のわけのわからないプロジェクトに参加しただけでもありがたいとも思えます。
女狂いのアダム・ブレイクは26歳ということがわかり、正真正銘の世界選抜ということもわかりました。
そもそもこの世界選抜の面々がどのような関係なのか、全くわかりません。
一点取られてから尻に火が着き、世界選抜が本気を出す展開は容易に想像がつきますが、勝敗よりも絵心甚八と世界選抜の関係性が気になります。
そして、ブルーロックの全貌が徐々に明らかにされていくのではないかと勝手に期待を持つことができます。
ブルーロック90話 今後の展開
今後は、世界選抜戦と國神・玲王VS士道・イガグリ戦がザッピングのような形で展開されると思われます。
とはいえ、國神・玲王のサイドストーリーであまり時間を使うとは思えません。
しかし、このままでは士道の強さばっかりが際立ってしまい、どちらが勝つにしても消化不良の感は否めません。
一方の世界選抜戦は、1点取られた世界選抜がようやく本気を出し、実力の片りんを見せつけなんだかんだ3点ぐらいは取ってしまうと思います。
どうやって勝つのかはわかりませんが、このような展開はいろんなマンガで見るので、それぞれのキャラが個性を際立たせて見せ場を作るものと思われます。
世界選抜のキーマンはおそらくジュリアン・ロキでしょう。彼のプレイには期待できますが、二次選考で三千見せつけられた糸師のプレイや先週の士道の悪魔のようなプレイを見せつけられた後の、ロキのプレイに期待です。
それとも、糸師・潔・蜂楽が組んだ化学反応が世界選抜さえも圧倒してしまうのか？
いずれにしても興味が尽きません。
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