サンデーで連載されている『ゼロの日常』は、『名探偵コナン』のスピンオフとして始まった漫画です。2018年公開の映画『名探偵コナン ゼロの執行人』で主役を務め、シリーズ最高の興行収入をたたき出し、“100億の男”と言われた安室透が主人公になります。
安室透は米花町のポアロという喫茶店の店員で29歳・フリーター・・・というのは仮の姿、本当の姿は警察庁警備局警備企画課に属し、通称“ゼロ”と呼ばれる公安警察・降谷零なのです。
しかも、降谷は“黒ずくめの組織”と呼ばれる世界的な犯罪集団に「バーボン」という名前で潜入し、スパイ活動も行っており、安室透・降谷零・バーボン、と3つの顔を持つことから、“トリプル・フェイス”と呼ばれています。
そんな彼の“日常”を描くのが、この『ゼロの日常』なのです!
降谷零には警察学校時代にツルんでいた仲間が4人(伊達航・松田陣平・萩原研二・諸伏景光)いたのですが、コナン本編ではすでにその4人は全員亡くなっています・・・oh (´;︵;`)
『ゼロの日常 警察学校編』では、その警察学校時代の4人をひとりずつフィーチャーしていて、今週は萩原編の最終話になります!
先週号では暴走するトラックに引きずられる車を発見するもなすすべがない諸伏と伊達、そんな二人を助けるべくRX-7に乗った萩原が松田と降谷を引き連れて・・・!?
そんな「ゼロの日常 警察学校編」9話のネタバレです。
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ゼロの日常 警察学校編 第9話ネタバレ
運転手が気を失い、暴走車と化したトラック!
しかも運の悪いことに、トラックの後部に老夫婦の運転する車のバンパーがひっかかってしまい・・・
たまたま現場に居合わせた伊達班長と諸伏がなんとかトラックを止めようと試みますがなすすべなし。
そこへ、諸伏から電話を受けた降谷が未来の相棒となるRX-7に乗り、萩原と松田を連れてやってくる・・・というのが前回のお話です。
猛スピードで走る大型のトラックをRX-7で止めることができるのか!? 萩原と松田の秘策とはいったい・・・?
萩原の表情が・・・!?
いったいどうやったらこの状況を打開できるんだ!?と困惑する降谷に「見てのお楽しみだぜ!!」と豪快なハンドリングを披露する萩原。
注目はその“表情”です。
そう、2018年の劇場版『ゼロの執行人』最大の見せ場であるモノレールの走行路を降谷零が目を見開き笑いながらRX-7で爆走する、あの有名なシーン!
このときの萩原の表情が、まさに映画のこのシーンの降谷零の表情そのものなのです!
降谷零は、亡くなった友人たちのそれぞれの“能力”や“特徴”というものを習得していると言われていますが、まさかこんなところにまで伏線が引かれているとは、かなりの驚きでした。
降谷零のドライビング・テクニックは、萩原ゆずりのものなんですね。
暴走トラックのゆくえ・・・
萩原は見事な片輪走行で赤色灯(パトカーの上で赤く光っているアレです)を車の前方に放り投げます。
そしてその赤色灯を片輪走行する車の前輪で踏みつけることで車をいきおいよくバウンドさせ、トラックに引きずられながら前を走る乗用車の真上に飛び出します!
そしてRX-7が乗用車の真上にきたところで、松田と降谷が乗用車の屋根に飛び乗ります。
萩原の運転するRX-7は反対側の車線のガードレールで車体を擦りまくりつつも無事(?)着地 !鬼塚教官のクルマなのに・・・(^▽^;)
松田はサンルーフを開け、中にいる老夫婦に「俺らが(車の)鼻先についたらボンネットを開けてくれ」と指示します。
そしてトラックと車がつながっている箇所まで来ると、松田がバンパーを外し、降谷はトラックに乗り込んで運転手を救助することに・・・!
まさかの・・・道がない!?
順調に救助活動が行われるかと思いきや、伊達とバイクにニけつでトラックを追いかける諸伏が不穏なセリフ・・・
「・・・この道、GPSに映らない・・・」
そう、いま走っているこの道路は、工事中の高速道路だったのです!!
工事中の道路は道が途切れていて、暴走トラックがこのまま進んでしまえば何十メートルも下の地面に叩きつけられることになってしまいます!
暴走トラックの命運やいかに・・・
そんな中、松田は冷静にバンパーの内側にあるクリップを外し、乗用車を運転している男性に思い切りサイドブレーキを引けと指示を出します。
男性が言われたとおりにサイドブレーキを引くと、トラックに引っかかったバンパーが無事に乗用車から外れました!
あとは降谷が乗った暴走トラックのみ・・・トラックにRX-7で並走する萩原が降谷にこの先もう道がないことを大声で伝えます。
しかし、道の終わりはすぐそこまで迫っていて、10トンもの重量のあるトラックが今から急ブレーキをかけても間に合わないことは明白・・・
その瞬間、萩原は松田の「俺には元々・・・アクセルしか付いてねぇからよ・・・」というセリフを思い出します。
前号で爆発物処理班にスカウトされた萩原と松田・・・躊躇する萩原が「お前は(爆発物処理班に入ることが)怖くないのか?」と松田に聞いたとき、彼が萩原に対して放ったセリフです。
アクセルしかない!!
このセリフにヒントを得た萩原は「アクセルだ! アクセルしかねぇ・・・踏め!零(ゼロ)!」と叫びます。
それを聞いた瞬間、迷わずアクセルを踏み込む降谷。
ここでも彼らがお互いをどのくらい信頼しているのかが分かる描写です。
この状況でなんの迷いもなくアクセルを踏むのですから。
思い切りアクセルを踏んだトラックとRX-7、萩原の乗ったRX-7は高く舞って途切れた道の先にある工事中の道路になんとか着地します。
が、10トンもの重量のあるトラックは・・・
全員がかたずをのんで見守る中・・・トラックは対側の縁にフロントをぶつけ一回転するもなんとか着地を成功させました。
フロントガラスは全損、何十メートルも引きずってようやく止まったトラックに萩原が駆け寄ります。
「大丈夫か!?」という萩原の問いかけに、ひっくり返った車体の運転席から降谷がサムズアップで応えました。
その腕にはしっかりと気を失った運転手さんも抱えています!
萩原の運命を決定付ける事件だった―――
無事に救急車も到着し、萩原に「君のアドバイスのおかげだ」と感謝する降谷でしたが、萩原は「アイツ(松田)ならそうするだろうなと思った」と、松田を見つめます。
ここで「たまにはアクセルを踏み込むのも悪くねぇか・・・」という萩原のモノローグが入ります。
これで彼が迷っていた爆発物処理班への加入を決めたということでしょう(その後の彼の運命を知るだけにつらいシーンでもあります)。
ボロボロのRX-7は・・・?
しかしもともとは鬼塚教官の持ち物であるRX-7・・・今回の事件でかなりボロボロになってしまいました。これは相当怒られるのでは・・・と心配したものの、ガードレールで擦った面は上手に隠し、傷ついていないほうだけを見せてごまかすというヒヤヒヤな手法で乗り切った(乗り切れるのか?)松田、というコマでオチです!
ゼロの日常 警察学校編 第9話まとめ
萩原編では爆発物処理班への入隊をめぐるキーエピソードを中心に、5人の信頼関係や絆をうかがわせるシーンがいろいろなところに散りばめられていました。
次はいよいよ諸伏編です!長いあいだ謎だった彼の両親の事件について、その真相がどこまで明らかになるのか?
ものすごく気になるところですが『ゼロの日常』掲載はしばらく先のようです!しかし来週は『名探偵コナン』の新章がはじまりますのでこちらも要チェックですね!
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今回は、「ゼロの日常 警察学校編」の9話ネタバレを紹介しました!
が…
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萩原が爆発物処理班に入るきっかけは何だったのか・・・その核心に迫る回です!
ぜひお手に取ってご覧ください!