2017年3月から週刊少年チャンピオンにて連載されている「魔入りました!入間くん」。
お金欲しさに、クズ両親の手で悪魔・サリバンの元に売られてしまった少年・鈴木入間。
サリバンは入間を孫として溺愛。お手伝いのオペラと共に入間を甲斐甲斐しくお世話し、自らが学長を務める「悪魔学校(バビルス)」に通わせます。
人間であることを隠しながらも、人間だからこそできる特異な出来事を繰り広げてあっという間に悪魔界で話題の存在になる入間。「問題児(アブノーマル)クラス」の生徒たちと仲良く協力しながら、最重要である「位階(ランク)アップ」目指して日々楽しく暮らしています。
ランクアップチャンスのイベントの2つ目「音楽祭」に向けて奮闘する各クラス。
「目立たない」プルソンを仲間に引き込み、演奏チームとダンスチームに分かれて猛特訓する問題児クラス。荒削りだけど伝説の女悪魔・リリスの世界はできてきています!
誰とも干渉して来なかったプルソンも少しずつ馴染んで楽しみも覚えてきた模様。
しかしそんな中、不穏な陰がプルソンに忍び寄る・・・。
そんな「魔入りました!入間くん」160話のネタバレです。
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前話からのあらすじ
劇で使う衣装をいろいろ物色する入間たち。
たくさんの衣装の中に、プルソンに向けた認識阻害の布を織り込んだ黒子のような衣装もあった。
「神秘の幕」は顔出しを拒む貴族が使っていたもの。姿を陽炎のように不安定なものにするため、堂々と13人全員が舞台に立てる、とケロリが睨んで用意したものでした。
衣装以外にもメイクや背景、小道具などにもプロの力を借りようといろいろ模索しているケロリ。
学校行事にお金をかけることに制限はないものの、ここまでやっていいのかな?と入間はちょっと懸念。しかしケロリは、
「ちっともズルくないわ。知識、お金、コネ。すべてこれまでの私が努力で培った財産。これまでの財産を未来の私に使って何がいけないの?」
才能も財産。これはプルソンにも響いた模様。
疼く指をほぐすため、みんなに軽めの演奏を披露してみせるプルソン。
プルソンの心もだんだんほぐれてきたようです。
しかし、突然カルエゴ先生の呼び出し。
父親からの電話。受け答えをするプルソンの表情が固まる・・・
何かを先生に頼んだ後、手に「退学届」を持って姿をくらませるプルソン。
えっ!音楽祭どうするの!?
魔入りました!入間くん160話ネタバレ
学校vsモンペア?
「早急に息子を返していただきたい」
プルソンの父親からカルエゴ先生の元にかかってきた電話。
プルソンの家系は隠密行動を生業にしている家系。息子のプルソンが口外しなくともプルソンが音楽祭に出ようとしていることは筒抜けのようです。
そもそも、プルソンを学校へ通わせているのは常に姿を隠し、隠密の腕を上げるためだと。だから前に出されてしまっては意味がない。学校を「学びや交流の場」というより「修行の場」として形式的なものと捉えているのでしょうか・・・。
言われっぱなしのカルエゴ先生もさすがは厳粛な悪魔、落ち着いて学校の方針について粛々と「本校は常に生徒の能力と精神向上のため最善を尽くしています。今回の件も本人の音楽の才能と自主性を重んじた上で」と、ここまで語った所で「自主性?」と割って入るプルソン父。
「我らに個の考えなど必要ない。そんなぬるい教育をしているのか、貴校では息子は絶対に成長できぬな」
教育方針の違いと言ってしまえばそれまでですが・・・これにはさすがのカルエゴ先生も障る所があったようで。「本校の教育方針に異を唱えると?」思わず魔獣を召喚しそうになる先生。
そこへカルエゴ先生の師、ダリ先生が電話を代わる。
「失礼、本校では生徒の欲を第一としておりますので、本人の同意なしに手続きはできません」
この言葉にプルソン父も動じることなく「自主退学だ、明日にでも家へ帰らせる」それで前回プルソンは退学届を握っていたのでした・・・
このことは問題児クラスにも伝えられた。全員血の気が引いたような表情に・・・。
「プルソンくんはいるよ」
プルソンは自分で「いいんです」と言ったということも伝えられた。
それに続けて「プルソンが抜けて課題のハードルが下がったのだからラッキーだろう」とカルエゴ先生。あえての挑発だと思いますがね。
その言葉を遮ったのはリード!
「ランクだけ見りゃそうだけど違うじゃん!!ここまで来てそんなん悔しいじゃん・・・!」
リードもプルソンと一緒に練習しながら会話したり遊んだりすることがとても楽しかったんでしょう。
息をついた先生が「プルソンが抜けたからと言って貴様らが腑抜けている場合ではない。音楽祭まであと5日、私も貴様らに構っていられない・・・今は多忙なのだ」と言う顔を見上げて何か引っかかる表情の入間。
「準備と指導と、行方不明のプルソンを捜さねばならんのだからな」
きょとんとする生徒たち。どうやらプルソンは退学するでもなく家に戻るでもなく、姿を消しながら本当に「揺蕩う蝙蝠」になっているようです。
自分の意志で帰ってない?家出してるのか?僕ら変なこと言ったかな?まさか事故でケガ!?
あれこれ考える生徒たちに「どこにいるか大体察しはつくがな」と、まっすぐどこかを見つめる先生の顔を見て、ふぁっ・・・と何かをひらめく入間!
「どうしたらいいか迷っているんだ。きっとプルソンくんは音楽祭に出たくて、帰ってこいって言われて一人で迷って迷って消えて・・・」
「どこにも行けないプルソンくんが最後にたどり着く、彼の居たい場所・・・」
その瞬間、全員が振り返り入間の目線の先に目をやる。
「見えないけど絶対に居る!教室(ここ)に!」
大丈夫、君を待ってるよ
「プルソンくん!」と突然大声で呼びかける入間!
「僕は・・・僕たちはキミと一緒に音楽祭に出たいよ!!」
それに続いてリードも「でようよ!だって超楽しかったじゃん!」と叫ぶ!
クララ「ハイ!ひとりぼっちはよくない!」
アスモデウス「イルマ様と特訓しておいて辞めるはダメだ!」
エリザベッタ「今回のメインはあなたと私。レディを1人にするなんて無粋じゃなくて?」
アガレス「1人でサボるのよくない」
ゴエモン「できることがあれば何でもする!」
カムイ「紳士同士話足りない」
サブノック「己から主役を奪ったのだからカッコよくなくては困る!」
アロケル「行動は思考より欲に忠実なり」
ジャズ「俺はお前が来る方に賭けるね」
ケロリ「私のステージは13人で!完璧最高なんですよ!!」
僕たちは練習するよ!君の演奏に負けないように!!
13人でステージに立つために!!!
ひとしきり叫んだ後、猛練習を再開する問題児クラス!
おそらく1人1人が「ただ言いたい事」を叫んだだけに過ぎないのに、こんなにも誰かのために響く声になるなんて。
大丈夫、と信じて。
ついに音楽祭は明日・・・!!
魔入りました!入間くん160話感想・まとめ
いいクラスメイトに出会えてよかったねプルソン・・・!
熱いみんなの呼びかけに思わず目が潤んでしまいます;;
それにしても、プルソンの家系はどういう教育方針なのでしょうか?隠密の家系だから個の意志を無視して家系に従わせる?そのために学校を利用?それならプルソンはプルソンでなくても、悪魔でなくてもよくなってしまいます。プルソンの兄が能力の高さ故に消えてしまった、と父親は語っていましたが、もしかすると彼も家出中なのでは・・・この音楽祭で奇跡が起きて、プルソンと兄が再会できないかな?と少し願ってしまいます。
カルエゴ先生やダリ先生も、ただ平謝りするでもなくきちんと学校方針と生徒1人のことを考えて言いたいことを言ってくれる所も安心できますね。たった1人のために、必要とあらば戦うことも辞さない、学校はこうであるべきだと思いますね。
プルソンがいないまま、明日に迫ってしまった音楽祭本番。
彼も自分の意志を「自分が」大切にして、舞台に上がってきてくれるでしょうか!?
次回も楽しみです!
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今回は、「魔入りました!入間くん」の160話ネタバレを紹介しました!
が…
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