ひだまりキャンプ場で木崎&石高と婚活やらエロ本やらで盛り上がるカイジ達一行。
しかし、べろべろに酔っぱらっているカイジとマリオは木崎たちへ暴言を繰り返す。
焦ったチャンは、何とか話題を変えようと機転を利かし、趣味の話題に。
石高の趣味は、他県で異なる郵便局のハンコを集めるための貯金。
その話題に泥酔中のマリオが話に加わる。
なんと、自分たちも全国の銀行を巡って大金を貯金してることを口走ってしまう。
チャンが慌ててマリオの口を塞ぐも、カイジがキャンピングカーに通帳を取りに行こうとする暴挙を働く始末。
カイジとマリオの酩酊に、チャンが一喝!!
この記事では賭博堕天録カイジ353話のネタバレを紹介します!
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賭博堕天録カイジ353話ネタバレ
酔いがさめたカイジたちは・・・
チャンが一喝することによってようやく我に返ったカイジとマリオ。
今までの暴言による非礼を謝罪する。
自分たちに貯金はなくサラ金に追われていることを話す。
それを聞いた石高は「逃げても解決しない、返すものは返さないと」とカイジ達の説得を試みる
チャンは、「サラ金に追われているのは借金ではなく、自分たちはある仕事をした上で正当な報酬をもらうはずだが、ちゃぶ台返しにより、報酬を奪おうとするから、自分たちは逃げるのだ」と高石に説明する
といっても、石高からすればあまりピンと来ないだろう、
自分たちにやましいことは一つもない!!
その証拠に警察からは追われていない。
サラ金が自分のために、私たちを追い回す悪な存在と強調。
石高を納得させる。
やっぱり極悪非道なる帝愛
石高は自分も若いころにサラ金で借金をし、きつい取り立てを受けた過去を語る。
帝愛は、石高にたばこの心配をするのだが、それは取り立ての際に臓器を売るための脅しもあった。
そのサラ金の名は「帝愛」であり、非道な存在。
共通の敵をもったカイジ達&石高達は、濃厚・濃密・濃縮の三濃となる飲み会はさらに盛り上がり、体力の限界まで飲み明かしたのだ。
目覚めの昼を迎えて
翌朝ならぬ翌昼、蒸し暑さでようやく目覚めたカイジたちは顔を洗いに炊事場へ。
マリオが二日酔いに苦しむ中、カイジはチャンにも体の具合を心配する。
そんなカイジに対して、「昨日はお酒は控えた」と告げるチャン。
チャンの返答に対して、カイジは「チャンは車の運転があるからな」と感心する。
しかし、チャンの心の中では、「あんたらの暴走を止めるために控えめにしていたんだよ」と毒づくのだった。
カイジは「昨日は楽しかった」「キャンプ最高!!」とご満悦だが、チャンは「これじゃ全く覚えていないだろうな」とあきれていたのだ。
ご機嫌なカイジとは対照的に、チャンがあきれ果てる中、二日酔い状態の木崎たちが再び現れる。
木崎と石高にカイジたちは「昨日はごちそうさまでした」と感謝の気持ちを伝える。
しかし、「知らない」と答える石高たち。
石高たちは自分たちのことを本当に覚えていないのか?
まあ、それはそれで好都合である。
カイジはショックを受けて「マジっすか」聞き返す。
石高たちはにやけてお互いの顔を見合わせ、「忘れるわけないじゃないかと」言い直す。
石高たちが実は忘れたふりをしただけだったのだ。
石高たちはマリオを「マリモ」や「マサオ」と間違えたり、昨夜の話をほとんど覚えていない。
昨日の話をほとんど覚えていないことは、「それはそれで良いことなんだけど・・」と複雑な気持ちになった。
木崎たちは婚活、カイジたちは「銀活」へ
木崎と石高にまた会えることを約束して、別れたカイジたち。
カイジたちはこの一時の出会いを喜びながら、木崎からもらった連絡先のメモを眺める。
「この番号にかけることはおそらくないだろうな・・・・」とチャンたちにつぶやくカイジ。
石高たちは「婚活」にはげみ、カイジたちは手元の24億を預金するべく「銀活」に励むとチャンたちに宣言するのだ。
賭博堕天録カイジ 353話 感想・考察
キャンプ中の出会いは旅の醍醐味であり、ついつい羽目を外し無礼講になるのもわかる。
とはいえ、さすがにお金をたくさん持っている話や、通帳をキャンピングカーからとってくるのはさすがに冷や冷や。(T_T)
べろんべろんに酔っぱらっているカイジとマリオと対照的に、チャンが冷静に一喝するのは傍で見る分には面白く、お酒の量を控えていた理由が、「あんたらの暴走を止めるため」というのは、実際の飲み会で運転手役をやる人が考えることだ。
チャンの気持ちは何かしらの飲み会に参加する人間ならよくわかると思う。。
また、「帝愛」という共通の敵を持つと、仲間意識がかなり高まるのだ。
帝愛の恐ろしさ・理不尽さ・非道さはカイジシリーズをずっと読んできた読者なら実感できるので、より感情移入ができる。
石高たちにとって「帝愛」はかつての敵。
カイジ達は現在進行形の敵であり、「帝愛」の話は危うく感じるのである。
私たちの飲み会においても、「共通の敵」たとえば会社の上司や権力者、もしくは奥様同士の飲み会なら旦那さんが共通の敵になったり、意気投合しちゃうのはよくあります。
また、仲間同士の飲み会でも、仲間の一人がべろべろに酔っぱらってしまい、チャンのように冷静になると仲間の暴走が冷や冷やしてしちゃうのも、飲み会でよくある一つであり、喧嘩なんかされたらたまったものではありませんね。
キャンプという楽しいひと時でも、べろべろに酔っぱらって失礼を働き暴走する人間、運転手役でまともに飲むこともできず、仲間の無礼に冷や冷やし、暴走を止める人間、共通の敵で盛り上がるのも、飲み会ならよくある光景と思われます。
現実の飲み会で無礼講になっていても、地雷となるワードは存在しその後、痛い目に合うのも何度も目にします。
今回の地雷は、大金とキャッシュカードだと思われます。
それであれば、チャンの必死の抵抗で食い止めたと思いますが、地雷ワードが「帝愛」ではその後がおっかない展開になります。
賭博堕天録カイジ 353話 展開予想
ひだまりキャンプ場で楽しい一夜を過ごすことができ、キャンピングカーはカイジにとっては最高の寝床!。
が、寝床問題はまだ未解決。
何かしらの形で帝愛の包囲網は徐々に敷かれつつある。
カイジも言っていた通り、彼らには「銀活」をやらなければならない。
遠藤たちの帝愛包囲網をかいくぐりながら、どのように「銀活」をするのか?
そして「寝床問題をどうやって解決するのか」の問題は山済み。
もう一つ気がかりなのは、木崎も石高もべろべろに酔っぱらっていて何を話したかわかっていないとはいえ、「帝愛」に追われる身なのをしゃべってしまった。
遠藤はカイジ達を債務者に「懸賞金」をかけている。
石高も「帝愛」を敵視しているとはいえ、しっかり認識している。
カイジにとって一番怖い展開は、何かの拍子に帝愛の懸賞金を目にして、カイジ達を「そういえば、見たことある」と思い出す展開である。
木崎と石高がカイジ達をしっかり覚えていたなら、帝愛に売り飛ばすマネはしないはず。
むしろ、喋ったことをすぐ忘れることの方がよっぽど危険な気がして仕方がない。
カイジたちは警察に追われている「指名手配犯」ではなく、帝愛の「懸賞首」である。
石高・木崎がカイジとの絆が強ければ、帝愛に売ることはない。
ただ、そんな奴と一緒にキャンプしたなあという認識であれば、帝愛の何かしらの情報網に引っかかれば、懸賞首に協力してしまうかもしれない。
昔、帝愛に借金したことがあって、憎しみがあっても、カイジほどの憎しみはなく、普通の行動でタレこみをするかもしれないです。
一緒にキャンプを行ったことが後々の伏線になってしまうかもしれないのが怖いところです。
さて、キャンプが終わり「銀活」を進めるカイジたちは、実際にどのように動くのでしょうか?
実家に帰って実印やら必要なものを取りに行って、いよいよ預金となります。
キャンプでグダグダながらも楽しく過ごしており、長い夜が明けましたが、その間遠藤たち帝愛サイドはどのような行動でしょうか?
遠藤は債務者に向けて、カイジ達を「懸賞首」にしている。
また、遠藤はキャンピングカーに目を付け、有馬のところに行くがケンカには勝ったものの、傍から見れば何も得ることがなく、負けたような格好になっている。
遠藤自身は本当に何もつかんでいないのか?
一方、カイジたちは有馬からの無言のメッセージをどのように受け取ったのか?
はたまた、遠藤もカイジも何も得るものがなく、行き当たりばったりの行動を繰り返すのか?
一晩明けてこれからの展開から目が離せませんね
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今回は、賭博堕天録カイジ353話のネタバレを紹介しました!
が…
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キャンプ場での出会いはなんだかんだ楽しいものです。
しかし、楽しいながらも現実の世界にかすりそうになるスリルも本誌でしか味わえません。
是非本誌で見てください!