2018年から週刊少年ジャンプで連載している異色の「女優マンガ」チート性能だけど欠陥の多い主人公が数々の試練を乗り越え強くなっていく姿はまさに少年漫画の王道です。
殴りあうだけがバトルじゃない、手に汗握る演劇バトル。演劇未経験の方にも分かりやすく解説が入り老若男女全てにオススメしたい、今イチオシの少年漫画です！
前回までのあらすじ
主人公・夜凪景は天性の才能を持った新米女優。映画、舞台、CM出演など数々の現場を経て実力と知名度を上げてきた。次の舞台は、MHKの大河ドラマ……に、出演するためのオーディション！ 確かな実力を持った名のある女優の中からたったひとつの役を勝ち取るため、夜凪がとった行動とは――。
この記事ではアクタージュの115話ネタバレを無料で紹介します！
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アクタージュ 115話 ネタバレ
すっかり有名になったね
オーディションで勝ち残るため、夜凪ちゃんはスターズの社長、星アリサの元へ向かいます。なんとしても役を勝ち取りたい夜凪ちゃんは必勝法を聞きますが「あるはずないでしょそんなもの」と一蹴されてしまいます（´Д｀）
夜凪ちゃんは連載初期、スターズのオーディションを受けており、アリサさんはその頃の話を引き合いにオーディションとは何かを説きます。
「オーディションは加点式のテストじゃない、相性を見るためのお見合いよ」
なるほどという言葉しか出ませんね。上手ければいいという問題ではない。監督やスポンサーの意向、他のキャストとのバランスなどなど、下手でもとにかく制作側に使わせたいと、この子と一緒に仕事がしたいと思わせれば選ばれるということです。
さてこれを聞いて夜凪ちゃんはオーディションに挑むわけですがその前に。
アリサさんのいたスタジオのスタッフさんたちが夜凪ちゃんを認識しています……！
たった一コマですが、このたった三つのセリフだけで夜凪ちゃんがギョーカイ人になったという事が明らかに描かれていますね。大きくなったなぁ（親心
夜凪ちゃんの必勝法
「必勝法なんてありはしないわ」そうアリサさんに言われた言葉をオーディション控室で思い出す夜凪ちゃんですが、やはり他の候補者を見てどこか緊張していますね。
でも我らが夜凪ちゃんは負けません。女優としてのプライドも芽生えている夜凪ちゃんは先週に引き続きサラッと「私が一番」と言っています。どこか不安げな表情ではありますが、頼もしくなったというか、大きくなって（親心
アクタージュが本当に少年漫画してるなぁと思うのは、主人公が回を追うごとに挫折して成長して武器を勝ち取ってまた次の敵に立ち向かうという王道がしっかりできているからなんですよね。たくさんの出来事を経て、夜凪ちゃんはいわば武装した状態です。これで次の敵に立ち向かう姿が本当に少年漫画だと思いませんか？
映画女優を描いた大河ドラマ
ああ、よかったオーディションちゃんとやるんだと思った方も多いでしょう。
今回の大河のシナリオと役どころが説明されます。主人公の少女時代を決めるオーディションとのこと。現実の大河なら子役→女優さんで高校生というのは聞いたことがありませんがまあそれはそれこれはこれです。女優さんが演じてて無理があるなーっていう朝ドラ、大河も多いですしね。
あと皆が「今年の大河」って言ってるのも気になります笑 大河って年始に始まるものではないの……？ いえ、まあ、それはそれこれはこれです。
連載初期から応援していた身としては朝ドラ主演とかやるのかなーやってほしくないなーと思った時期もあったのですが、今回は大河で、しかも主演ではなく主演の少女時代。これはいい落としどころを見つけたのではないかとほくそ笑んでしまいました。
そしてオーディション。
通常のオーディションのはずが、見学と称して主演の環蓮が遊びに来ています。
これはオーディションには落ちるがなんやかんや救済されて大河には出られるパターンを期待しちゃいますね……。
ただあくまでこの役を勝ち取る事が今回のミッションです。どうなるかは分かりませんがオーディション会場に環さんがいることが後々きっと関わってくるでしょう。それはそれとして太眉黒髪スレンダー美人とはまたなかなかな新キャラが出たものです。
ところで夜凪ちゃんは？
主人公がいません。視点変更はよくある話ですが、ここまで新キャラだけだと不安になりますよね。
新名夏は女優を目指す元アイドル、阿笠みみは本格派女優、日尾和葉は天才系王様キャラ、もう一人は見たことない子呼ばわりされてしまいますが、この時に気付くべきでした……悔しい笑
全員の特徴と芝居レベルを丁寧に描いているので、この子たちは今後も使われるのでしょうか？
特に王賀美さんポジの天才系キャラが気になります（｀・ω・）
キャラ被るから逆にもう出ないかな……（´・ω・）
先週の引きから使われているので、連載が長く続くのであれば是非どこかで再登場してもらいたいものですね。
ついでにこのオーディションの台本、怖いです。結果的に喧嘩になってしまいましたが、そもそもがそうなりそうな設定の台本で、大河の内容にも興味が行くワンシーンでしたね。セリフから察するに、主人公が絶対的な自信を持つ女優というのがまたそそります。
女優同士の劇中劇が今から楽しみですね！ 女性が多いのはデスアイランド以来でしょうか。
そして喧嘩になったコマの四人の生き生きとした表情が素晴らしくてとても良いです（///ω///）
キターーーーー(°∀°)ーーーーー！！！
今週のオチ！ もう！ テッテレーとドッキリ大成功の看板でも出てくるんじゃないかという美しいオチでしたね！！！
色んな子を演じた方が有利という言い分でしたが、今回夜凪ちゃんが演じていたのはグイグイ行くタイプではないが、確かな実力と自信を持った芯のある女優、といった所でしょうか。トークは人に合わせる形で協調性を見せ、本読みでは相手に乗ったと思いきや実力で威圧するようなことをしてただの本読みを喧嘩にまで発展させています。
これで確かな実力を伝えると共に、この子を使ったら次はどんな顔を見せてくれるのだろうという期待を持たせることができます。さらに、あくまで「女優を演じていた」ので最初の頃のオーディションのような危うさもありません。
あの、オーディションで人を殺しかけてた夜凪ちゃんが……こんなに立派に（Ｔ-Ｔ）
これで採用されるかは分かりませんが、是非通ってほしいですね！
先週の引きで使った敵も今週全員消化できたので、来週には結果が出るか、その前のひと悶着があるでしょう。環さんが夜凪ちゃんを推しているけど監督が反対してるとか。その逆でも面白そうですね。
環さんは夜凪ちゃんを気に入った様子でしたが、それで自分の少女時代を演じさせるのは比較されてしまったりリスキーな気がしませんか？ それだったら、他の形で共演するという案もありなんじゃないでしょうか。女優という立場ならそちらを選びそうな気もします。
ただ決まったキャストにねじこむ手法は銀河鉄道編のアキラくんでやってしまっているので……どうなるでしょうか、来週も目が離せません！
アクタージュ 115話まとめ
先週「そもそもオーディションをやるのか？」という疑問がありましたがしっかり描いてくれましたね。
新キャラ達の紹介も丁寧で再登場が今から待ち遠しいです。そしてもちろん、夜凪ちゃんの成長も描かれた相変わらずの激熱展開でした。
環さんは夜凪ちゃんを気に入った風ですが、果たしてそれはどう活かされていくのか？
気になるオーディション結果は来週明らかになるのでしょうか？
ちょっとだけ予想
何も考えず読んでいる分際でおこがましいですが、次回は環さん回になるのではないかと予想します！
オーディションの合否がどうなるかは分かりませんが、どちらにせよ環さんが絡んでくるのは間違いないでしょう。
夜凪ちゃんに目を付けた環さんが、自分と共演できない役を夜凪ちゃんに演じさせるのか？ それとも共演するため他の役を与えてしまうのか？ 主演が役者を変えるので、おそらく他の多くのキャストも途中で少女時代から大人になるのでしょう。
あえての、その中で通年登場する役に大抜擢されちゃうとか……？！
はい、勝手な想像です＾＾
間違いないのは、来週が楽しみということくらいですね。
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今回は、アクタージュ115話のネタバレを紹介しました！
が…
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