従兄に父を殺されたヨナが、幼馴染ハクと伝説の四龍と共に旅し、出会った人を助けながら成長していく感動作、暁のヨナ!
手記から明らかになる過去とは?
前回までのあらすじ
緋龍城に戻ってきたヨナは、スウォンが不治の病だと知ったあと、スウォン母・ヨンヒの手記を見つけます。
そこには緋龍王の血筋である彼女とある男性の出逢いが書かれていました。
怪我をしたヨンヒは、偶然出逢った男性に血筋を隠すため、家を教えないでいると、空都に連れていかれ、彼が王子だと気づきます。
周りにいる女性たちは大人しい弟王子のことを馬鹿にしますが、自分の怪我を心配してくれたことを誉めるヨンヒ、ユホンは弟を見下さない彼女を信頼できると感じ始めます。
その後何度も外で会う二人は、互いに惹かれあっていきますが、母親に反対されて約束の場所に行くことを止めます。
会わなくなって数か月経ち、それでも約束の場所にやってきていたユホンは、彼女が間者であってもいいと、想いをぶつけたところで、191話は終わりでした。
この記事では暁のヨナ192話のネタバレを紹介します!
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暁のヨナ 192話 ネタバレ
一族の秘密
告白されて、自分も想いを押さえられなくなったヨンヒでしたが、自分一人の判断で受け入れるのは難しく、母親を引き合わせ、秘密を話します。
自分たちには古の緋龍王の血が流れていること、過去に血筋の正当性を訴えて反乱を起こそうとして失敗したこと、その後は隠れてひっそり暮らしていたこと…
そして、一族は病で短命が多いこと…!
彼女や産まれる子供が短命の可能性が高いと聞いても、ユホンの想いの強さの元では些末事で、王やみんなには一族のことは隠すことになりました。
これまでは、強くてカリスマ的な魅力はあるものの、少し残虐なイメージの強かったユホンでしたが、想う相手に一途で情熱的で、優しいことにびっくりしました。
自分もいつ死ぬかわからないから、短命であったとしてもかまわない、と惹かれている相手から言われたら、もう断る術はないでしょうね(^^;
初恋ならなおさら、ですよね(*^^*)
でも、みんなを説得するわけではなく、都合の悪いことは隠して結婚しようとしているのが、あまり賛同できず…。
隠し事があるまま結婚しても、彼女は心から幸せになれるのでしょうか?
常に秘密がばれないか心配しながらの暮らしは、どこか暗い影が付きまとう気がします。
ユホンとヨンヒの婚約
婚約して城に入った彼女が、ある時庭を散策していると、すぐ前で少年が転び、少し年上の少女が彼を助け起こします。
少年は幼い頃のイクスで、逃亡中のヨナを導いてくれた神官様!
よく転んだり怪我をしたりするイクスが、幼い頃からそうだったのが、クスッと笑えてほっこりするシーンでした。
少女は巫女見習いのカシ!カシとは、もしやヨナの母親のカシ様でしょうか?
よくいる名前ではないので、きっとお母様ですね(^^)
カシは、婚約に少し驚いている様子で、神殿嫌いだから信仰を否定していると思っていた、でも否定していないなら歩み寄れるかも?と言いますが、血筋のことは隠しているのに、なぜ自分の話が緋龍王の話に繋がったのか訝しげな様子。
そこにイルが通りかかり、ヨンヒに優しく話しかけます。
みんなに分け隔てなくとても優しいイルなのですが、信仰と始祖に対する思いがちょっと強すぎていて、自分の信仰を人にも強要しているように感じました。
自分だけでなく人にも同じ考えを押し付けるのは、何かが違うと思うのです。
ヨナの父は、優しい人で武器は嫌っていたけれど、決して否定的な人に言われていたほど弱いわけではなく、芯は強い印象でしたが、若い頃の描写はイメージと少しずれてきました…。
緋龍王信仰
みんなと一緒に神殿に行ってみることにした彼女は、大神官が高いところから跪く王族を見下ろす神殿の作りで、なぜ神殿を毛嫌いしているのか理解できましたが…
大神官に紹介されると、すぐに秘密を見破られてしまいます。
カシもそこに加勢、緋龍王の血筋であることが暴露され、大神官もイルも古の伝説が目の前にあることに大興奮し、ヨンヒはうろたえてしまいます。
これまで祈ってきたものが急に現れて興奮するのはしょうがないのでしょうけれど、熱狂的な信仰は少し怖いですね。
大神官や巫女であるなら、気づいたとしても、もう少し冷静に受け止めてもいいのでは?と、神殿に対して微妙に違和感があります。
神官弾圧の禍根
イルが興奮して矢継ぎ早に質問しているところにユホンがやってきて、血筋のことを知っていたのか聞かれましたが、白を切り通します。
それでもウソをついていることはバレてしまい、イルとユホンは言い争い、殴る喧嘩に発展してしまいます。
ユホンは出自など関係なしに彼女を愛しているだけなのに、緋龍王を神と崇めるイルは、激昂して、彼女を独り占めしようとしている!、とまで言ってしまうのです。
ここでもやはり、イルの信仰が熱狂的過ぎて、怖く思えます。
その後、大神官以外の神官たちにも血の秘密が明らかになり、弾圧が始まったというところで、192話は終わりです。
罪のない神官が弾圧された、という認識でいましたが、今回の話の中で出てきた神官や神殿にあまり共感できず…
弾圧するほどの強硬手段に出なくてもよかったとは思いつつも、弾圧された側にも問題があったのでは?と思えてきました。
暁のヨナ 192話 口コミ・評価
これまであまりいいイメージがなかったのですが、その印象は覆されました!
ユホン様カッコイイです(*^^*)
確かに!ユンくんの小さな頃とイメージ被りますね。
通じるものがある二人が共鳴したのかもしれませんね!
大神官のテンションが怖すぎると思っていましたが、ゴビと言われて納得です(^^;
そういう怖さですね…
巫女のカシ、やっぱりヨナ母~!
そう、テジュン母と親交があったということは、貴族かと思っていました。
でも、巫女の力もヨナのどこかに受け継がれているのかもしれませんね!
信仰が深い両親のもとに産まれたのですね~、それも意味があるのかな?
暁のヨナ 192話 まとめ
うーん…これまで、兄弟間の話はほとんど出てこなかったのと、王になってからの優しい落ち着いた様子だと、信仰に思い入れがありすぎて激昂しているようなイルは想像できず、違和感ありすぎなんですよね…
これまでの話だと、勇猛果敢で人気もある長兄のユホンがなぜか王には選ばれず、弱腰のイルが王に選ばれたことに否定的な人が多く、のちにイルが兄を殺した、という話になっています。
また、神官弾圧をしたユホンは残虐である印象でした。
神官弾圧の理由はわかってきて、必ずしも信仰の否定だけでなく、やむを得ない理由もあったのだと理解できて、ヨンヒへの想いも含めて、私の中でユホンの株は急上昇です。
でも、優しかったはずのヨナの父、ハクが尊敬できると認めていたイルの思わぬ側面が見えてきて、これまで私の中では「正」だったイルが正しいとは思えなくなってきています。
誰もがすべて正しいことばかりではないし、色々な面もあるのでしょうけれど、なんだかな…という思いがぬぐえません。
手記をなぞっているので、完全に客観的ではなく、書き手の気持ちも反映されているのかもしれません。
今後違う面も描かれて、手記を読んでいるヨナが、最後には父を誇れるような手記の終わりであってほしいと願っています。
少し話は変わりますが、巫女のカシはやっぱりヨナ母のカシ様でよね?
ヨナが逃亡してイクスの元にたどり着いた時、過去のことは見えている様子だったイクスだったのに、母を知っていたという話は出てきたことがないんですよね。
母の名前も、テジュン母から一度出てきたくらいでしたが、母が巫女だったことが、これから何らかの伏線なんでしょうか?気になります!
気になることが多かった192話でしたが、本筋とは全く関係ないことで、とても気になることが1つ!
スウォンは母親似で父親には全く似ていませんが、ユホンがハクにとても似ていると思うのは私だけでしょうか!?
ハクは養子で元は孤児だという設定ですよね。
まさか!ということはあるのでしょうか?
旅の途中で告白はしたけれど、それまではずっと、想いを告げるつもりはなく、その理由の1つは身分違いだということだったんですよね。
部族長で将軍なのだから、身分違いということはないだろうと思っていましたが、孤児であることが根底にあったのかも…
自分のアイデンティティがしっかりと確立されているハクは、生い立ちなどは気にしないとは思いますが。
まさかまさか、ハクが王子様で、王子と姫が結婚してスウォンの後を引き継ぐ?なんて妄想が過ぎるでしょうか?
今後の展開が待ちきれません(≧▽≦)
暁のヨナを無料で読む方法!
今回は、暁のヨナの192話ネタバレを紹介しました!
が…
やっぱり、絵と一緒に読んだ方が絶対面白いですよね!
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スウォンにそっくりなヨンヒ、ハクにそっくりなユホン、悪役と思っていたユホンの情熱的な恋、ぜひ漫画で確かめてみてください(^^)/