本が大好きな令嬢と彼女を溺愛したい王太子殿下、この2人をめぐるドラマを描く『虫かぶり姫』。
序盤から悪役令嬢が登場し大ピンチ?!と思いきや、すべては殿下のシナリオ通りだったことが明らかになって――
クリストファーが企んでいたこととはなんだったのか?
2人の間の誤解は無事解けるのか?!
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虫かぶり姫 これまでのあらすじ
アイリーンという令嬢が現れて以来、どことなくピリピリした雰囲気になっていた城内。
おまけにクリストファーは、アイリーンと仲良さげなようす・・・。
今までは良くしてくれていた護衛や書庫管理人からも距離を置かれたように感じ、エリィは1人落ち込んでいました。
自分に何かしらの落ち度があり、婚約者としてふさわしくないと思われて王宮から追い出されてしまうのではないか、と。
しかし事実はその真逆だったことが明らかになりました!
アイリーンがエリィに敵意を持っていたことに殿下はとっくに気づいており、おまけに彼女の父親がエリィ暗殺を企んでいたことも早期のうちに見抜いていました。
そして何よりも大切な彼女をすべての危険から守るため、さまざまな対策をとっていたのです。
アイリーンと親しげにしていたのも、作戦の一環。
裏切りでもなんでもありませんでした(笑)
さて、これで無事悪役令嬢の件は解決したわけですが、クリストファーはまだ何かを企んでいるようで・・・?
虫かぶり姫 6話ネタバレ・感想
虫かぶり姫 王妃にふさわしいことをみずから示したエリィ
前話でアイリーンに「王妃としてふさわしくない」という暴言を投げつけられたエリィですが、王宮内の多くの人間からそれに反対する意見が出てきました。
エリィの持つ高い教養は、学者や料理人をはじめとした多くの人間に豊かさをもたらしてきたのです。
決定的だったのが、「王家の秘宝」と呼ばれる陶磁器が発見され、それが王家に献上されたときのこと。
カスール伯爵という者による献上で、鑑定書もついていたのですが、エリィは一目見てそれが偽物であることを見破ったのです。
彼女が持つ、並大抵ではない審美眼がよくわかりますね・・・!
そのおかげで王家が恥をかくことは避けられたわけですが、これが思わぬ災難のきっかけにもなったのです――
虫かぶり姫 今、シナリオの全貌が明らかになる――!
贋作を献上したのはカスール伯爵ですが、彼は代々王家に忠実な家系として有名。
それが何故・・・と不審に思ったクリストファーは、調査をするうちにパルカス子爵の存在にたどりつきました。
つまりパルカスがエリィを暗殺しようとしたのは、カスール家を貶めようとしたのを邪魔してきた存在を排除するため。
まあ、娘はそうとは知らず個人的な野望からエリィに嫌がらせをしていたようですが(笑)
ですが、そのおかげでクリストファーは欲しいモノを手に入れることができました。
2人が庭や執務室で仲睦まじげに話していたのは、すべて情報収集のため。
楽しげな笑顔は、情報を手に入れたという達成感によるものでした。
「ようやく邪魔者を追い出せる」といったところでしょうか?なかなかですね。
さてこれですべての証拠を押さえたクリストファーは、冷酷な表情でパルカス子爵を追い詰めました。
虫かぶり姫 クリストファーが「企んでいた」こととは…?
そこに現れたカスール伯爵。
パルカスの悪事を未然に防げなかったという責任の重大さを認め、どんな処分も受けるとして殿下に跪いてみせます。
それを見て笑みを浮かべるクリストファー。
直後にカスール伯爵が発した言葉は、彼の望み通りのものでした。
贋作を見抜き家への不名誉を未然に防いでいただいたベルンシュタイン侯爵令嬢に 心より御礼申し上げる!
虫かぶり姫 2巻より
僭越ながら我がカスール家 エリアーナ・ベルンシュタイン嬢の 妃殿下への後押しをさせていただきたく存じます!
実はカスール伯爵、エリィを王太子婚約者として認めていなかった「最後の一人」なのでした。
それが今回の一件で恩を売ることができ、ベルンシュタイン家が認められるに至ったわけです。
婚約当初から「彼女をどう認めさせるか」と悩み続けていたクリストファーの悲願がこれで達成されました。
これには殿下も思わずにんまりです。
虫かぶり姫 めでたしめでたし!誰もが認める存在となったエリィ
何が起こっているかわからず混乱しているエリィに対し、クリストファーはこれ以上なく満足げ。
彼女の功績ぶりを思い起こします。
今回の騒動で貴族連中から認められ、政治の面でも貢献し、流行を作りだし庶民にも親しまれるほど見識がある・・・
誰もが認める「王太子婚約者」だと、エリィはみずからの能力を使ってしめしたのでした。
本人はまったく気づいていないようですが(笑)
そんな彼女を見つめるクリストファーの目が、いとしさにあふれていてやばいです!
城内の全員の前で王妃としてふさわしいと証明されたエリィ。
大歓声と拍手の中、クリストファーは彼女を決して離さないと誓うのでした――
虫かぶり姫 口コミ
皆さんが願っていたとおり、エリィとクリストファーのあいだにある誤解が解けてよかったです!
2人の未来に幸あれ・・・。
ていうか、ほぼもう最終回じゃん!と思ってしまうくらいのめでたしめでたし感なのですが、今後どうなっていくんでしょう(笑)
まさか毎回イチャラブっぷりを見せられる・・・?!
虫かぶり姫 6話まとめ
実質最終回では・・・?と思ってしまうくらい綺麗に終わった第6話。
ですが、最後に「あの日からずっと待ち望んでいた」という殿下のモノローグがあり、2人の過去に何かがあったことが匂わせられています。
図書館のような場所で、向き合って立つ幼い日の2人が描かれていますが――
次からはその謎が明らかにされていく感じですかね?
何にせよ、悪役令嬢の件が無事一件落着してよかったです♪
虫かぶり姫を無料で読む方法!
今回は、虫かぶり姫6話ネタバレを紹介しました!
が…
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悪役を追い詰めるシーンでの緊迫感や話が進んでいくテンポは、実際に読まないとなかなか実感できませんよ☆
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