父親がグローブを買ってきて初めてキャッチボールをし、ボールを投げる楽しさを知った石浜文吾。
雨が降る日もお構いなしに、ただただ壁に向かって一人でボールを投げ続けていました。
同年代の天才バッター・野田幸雄と出会い、勝負を挑まれた文吾はその日初めて打者に対して投げました。
初めての打者との対決はホームランを打たれ敗北、しかし、文吾は落ち込むどころか笑っていました。
その日から、文吾は打者に対して投げる楽しさを知り、今まで以上に野球にのめり込んでいきます。
そして、中学生になり再び野田と出会い、野田が所属する静央シニアへ入団します。
投げる事だけでなく本当の野球というものを知っていき選手として成長していきます。
静央シニアのメンバー達と共に文吾が選手として成長していく姿や、強豪チームや同年代のライバル達との対決。
野球に青春を懸ける少年達の姿を描く野球漫画、BUNGO(ブンゴ)。
今回はBUNGO(ブンゴ)21巻のネタバレ情報をお届けします。
この記事では21巻ネタバレと、BUNGO(ブンゴ)を無料で読む方法を紹介します!
もしネタバレの前に絵付きで楽しみたい方は、U-NEXTならすぐに無料で読めますよ!
最新話を読むことはできませんが、最新刊は無料で読めるのでオススメです!
\ 600円分のポイントがもらえる/
BUNGO(ブンゴ) これまでのあらすじ
静央対富士ヶ丘の試合。
序盤は両者ともに点を取り合う乱打戦でした。
初回から静央が先制するも富士ヶ丘はその裏に逆転、ですが3回表には今度は静央が逆転し3対2。
4回は両者無得点、5回の表は富士ヶ丘のバッテリー碓井と皆浦を前に三者凡退となります。
そして、5回裏富士ヶ丘の攻撃。
瑛太は先頭打者を三振で抑えるも、続く打者の皆浦にツーシームを打たれました。
一二塁間を抜けそうになる球を真琴が拾いファーストへと送球しますが、皆浦のヘッドスライディングで内野安打となります。
ランナーを置いた場面で続く打者は河村。
瑛太VS河村再び!
果たしてこの打席はどちらに軍配があがるのか・・・!?
BUNGO(ブンゴ)21巻 ネタバレ
静央のエース
静央対富士ヶ丘の試合は5回裏を迎え、3対2で静央がリードの状況でランナーは一、二塁、打席には河村が入ります。
1球目は高めのボール球、続く2球目は内角低め、またもボールとなります。
そして3球目、内角高めのボールを河村がカットしてファウルになり2ボール1ストライク。
試合を見ているスカウト陣は、カウント的には打者有利だがジャイロスライダーを意識している河村の感覚が狂わされていると感じます。
一方伴野は、そう考えるスカウト達とは逆に、河村はジャイロスライダー以外を全てカットしようとしていると言いました。
BUNGO(ブンゴ)197話より
俺の境地は、試合そのものを支配する事だ!!
ジャイロスライダーは必殺技であると同時に選択肢の1つに過ぎず、打者を圧倒する事ではなく試合を支配する事が境地だ考える瑛太。
そして、4球目、打者の手元で曲がった球をバットの先端に当ててまたもファウルにする河村。
これで2ストライクと追い込まれ、富士ヶ丘のメンバー達は河村が押されていると焦ります。
河村は、今のはちょっと危なかったと感じていました。
質の高い球を全ての内外角へ投げる瑛太の投球。
それにより、常にギリギリの判断と対応を迫られる状況に、自分が1球ごとに進化していると感じます。
「野球ってちょっと面白いね・・・!」と笑い出します。
BUNGO(ブンゴ)198話より
ついて来れるか河村・・・? もう一段階 投球レベルを上げる!!
瑛太は河村がジャイロスライダーに狙いを絞っていることを察して、この展開ではジャイロスライダーは投げないと決めます。
ジャイロスライダー以外の球を投げ続ける瑛太に対し、河村はその球を全てバットに当ててカットします。
そして、この打席の12球目、フォーシームは本日最速、河村に対して初めて投げた球種で初めて投げたコース。
しかし、それすらも河村はカットしました。
お互い一歩も譲らない意地の張り合いに会場も大盛り上がり!
瑛太の投球を見た家長や伴野は、投げミス無しの素晴らしい精度だと評価します。
ですが、全てをカットしている河村が主導権を握っていると感じました。
すると、ここで袴田がタイムを取り瑛太の元へと向かいます。
そして、今の最速のフォーシームによって河村に一番速い球を意識させることが出来たと感じました。
それにより、ジャイロスライダーの威力を最大にする準備が整ったと話します。
BUNGO(ブンゴ)198話より
バーカ 全然分ってねーんだな。とっくに認めてらぁ、俺も――・・・皆も――・・・!!
次で決める、と意気込んだ瑛太。
河村を倒したら俺のことも文吾と同じくらい認めてくれるか?と聞く瑛太に対して、袴田は俺も皆も瑛太のことを認めてると答えます。
守備につく静央のメンバー達からは瑛太の背中を押すような言葉がかけられます。
文吾は、この大会が終わるまでに1番を奪う気持ちは変わらないが、現時点では間違いなく瑛太が静央のエースだと認めていました。
そして、「頑張れ・・・!!」と声をかけます。
BBUNGO(ブンゴ)198話より
無いな・・・お前の”頑張れ”程――俺の背中を強く押すものは――・・・!!
皆に背中を押され、瑛太は13球目にジャイロスライダーを投げ込みます。
瑛太の敗因
場面は試合後。
河村がスポーツ記者の玄崎千秋からインタビューを受けていました。
あの試合、あの打席の敗因を聞かれた河村は、「速球だよ。単純故に、残酷な・・・」と答えます。
瑛太の投げたジャイロスライダーは、河村に完璧に捉えられセンター方向に大きく飛んでいきました。
その球はどんどん伸びていき、無情にもフェンスを越えホームランとなりました。
ジャイロスライダーの威力を最大にする準備が整った瑛太と袴田。
ですが、河村もまた、ジャイロスライダーを打つためにフォームを調整し準備を整えていました。
河村の狙い球はあくまでもジャイロスライダーだったので、完璧に捉えられてしまいましたね・・・流石怪物河村です(^^;)
河村の逆転3ランホームランに会場には大歓声が響き渡りました。
BUNGO(ブンゴ)199話より
ただ単に・・・”直球の速度が足りなかった”それがあの試合、あの打席での―――・・・彼の敗因だよ
河村は千秋の質問に対して、続けて答えます。
ジャイロスライダーの最大の武器は“直球に偽装する事”であり、一定レベル以上の強くて速い直球が必要であると言う河村。
瑛太の直球は普通の中学生相手なら充分だけど相手は僕だからね、と笑いました。
ジャイロスライダーを完璧に捉えられホームランを打たれた瑛太は、膝に手をつき下を向いてしまいました。
ブンゴ、ついにマウンドへ
逆転3ランホームランを打たれ、下を向く瑛太。
このまま崩れてしまうかと思われたが、静央のメンバー達が即座に瑛太の元へ駆け寄り声をかけます。
続く打者に右中間へ大きい打球を打たれるも、間瀬のファインプレーによってなんとかもちこたえた静央。
6回表、静央の攻撃。
今日の碓井の出来、エースが打たれたダメージ、流れや空気、残りイニングを鑑みて殆どの人がこの試合は決まったと感じていました。
伴野は席を立ち家長に軽く挨拶し帰ろうとしますが、家長は伴野を止めます。
一方静央ベンチでは、「いい球だったんだがな、あそこまで飛ばすかね河村の奴」と明るく振る舞う瑛太の姿がありました。
「半分はお前のせいだぞ!」と袴田に冗談っぽく言ったり、暗い顔をする一年に声をかけたりする瑛太。
この状況で微塵も動揺を見せずチームを鼓舞し続ける瑛太を見て、俺の判断ミスだと反省しながらも、立派に成長したなと認める野田監督。
誰もが瑛太は大丈夫だと思っている中、文吾だけは瑛太の異変に気づいていました。
BUNGO(ブンゴ)200話より
2年前なら僕も席を立ったろう。でももし――・・・彼が投げるような事があるのなら――・・・!! まだ帰らない方がいい、まだね
そのころ、スタンドでは家長が帰ろうとする伴野を止めていました。
そして、静央ベンチでは河村のレベルを見誤ったと反省する野田監督。
それでも、瑛太の立ち振る舞いに感動し、このまま任せても大丈夫だろうと考えていました。
ですが、瑛太自身はジャイスラの欠点が直球の速度だと知り、生まれながらにして負けていたと悟り震えます。
それを見た文吾は瑛太に声をかけます。
そして、瑛太の震えが監督に気づかれないよう瑛太と監督の間に入って、俺が目隠しになると小声で話す文吾。
瑛太は文吾の言っていることの意味が分らず、不思議そうな顔をします。
今度は尾野を呼び、暑さのせいで瑛太の身体が痙攣していると小声で伝えます。
それを聞いていた瑛太は文吾に対してそれを否定しようとします。
しかし、文吾は瑛太の言葉を遮り監督にバレたら交代させられてしまうと言います。
BUNGO(ブンゴ)201話より
静央の1番が投げた試合は負けないんだ・・・絶対に・・・!!
5回の飛球を自分が捕れれば3失点はなかったと謝る文吾。
このままでいい訳ない、河村に復讐しないと、俺達が逆転しその機会を作ると瑛太に言います。
しかし、瑛太は違うんだとうつむいてしまいます。
その姿を見た監督やメンバー達は驚きの表情を浮かべますが、文吾だけはどこか痛むのか?と焦っていました。
BUNGO(ブンゴ)201話より
誰よりも信じているんだな・・・どんな状況になっても・・・お前だけは・・・!! 静央の勝利も・・・俺の事も――・・・!!
心配する文吾に、河村が怖い、静央と俺を助けてくれ、河村を倒してくれと涙を流す瑛太。
すると、守備につく富士ヶ丘のメンバー達が、ざわつく静央ベンチの方を気にしだします。
瑛太が涙を流しているのを見た河村の「才能の無い者の宿命だよ」という言葉を聞き逃さなかった文吾は、河村を睨みつけました。
そして、6回表静央の攻撃は3番間瀬から始まります。
流し打ちで三遊間へと上手く打ちましたが、河村の守備によって阻まれ1アウトとなります。
そして、4番野田が打席に入り静央のメンバーが期待しますが、富士ヶ丘は敬遠で野田との勝負を避けました。
続く5番、文吾が打席に入ると、富士ヶ丘バッテリーが文吾の雰囲気が今までと変わったと感じます。
碓井の全力投球を初球から思い切り振っていく文吾。
打球はセカンドゴロでしたがセカンドは球をはじいてしまいます。
ですが、河村が慌てないでと声をかけると、セカンドも落ち着いて対応し、ダブルプレー。
静央は、6回無失点で攻撃が終わってしまいました。
そして、6回裏静央シニアの守備変更のお知らせが会場に響きます。
BUNGO(ブンゴ)202話より
試合の流れを激変させるのも―――・・・たった一人の仲間を救えるのも―――・・・文吾・・・お前だけだ!!
守備変更のお知らせが鳴り響くと、会場中が一気にざわつきます。
野田監督は、先々の事を考えて冷静に、などと考えられん!と文吾に全てを託しました。
静央決死の反撃
6回、ついに文吾がマウンドに上がりますが、伴野たちは石浜を温存すべきだと考えていました。
家長も”確かにそうだ”と思っていました。
しかし、静央ベンチの雰囲気や、2年前の上本牧戦で文吾の球を受けた鮎川智の表情を見て、何かが引っかかると感じます。
そして、文吾の投球練習が始まりますが、全くストライクゾーンに入らず荒れた投球に、会場もざわつきます。
試合が再開され文吾が投げますが、いきなりのフォアボール。
試合を見るスカウトマン達は、文吾は投げ込む程に調子を上げるタイプだから緊急登板には向いていないと話します。
このままでは、静央の二枚看板ごと打ち崩される危険性があると、心配そうに試合を見ていました。
静央ベンチでは、タイムを取って間を取るかとコーチが監督に話しますが、袴田がそれを制止し監督はバッテリーに任せると判断しました。
そして、続く7番打者、感情的な投球で球が荒れ、1球もストライクゾーンに入らずに2者連続のフォアボール。
見ている者の殆どが静央は負けると感じていました。
静央のチームメイト達ですらも負けを覚悟し始めたであろうこの状況。
しかし、袴田だけは、家長の言う“大爆発級の何か”、その微かな蠢きを感じ取っていました。
そんな中、文吾の投球を見て、ノってくるまでに時間がかかるタイプだから今の状態の文吾と戦ってもイマイチだと考えていた河村。
なんと、碓井に2点くらい取られてくれないかと頼み、険悪な雰囲気になっていました。
そして、球が荒れ2者連続のフォアボールで無死一・二塁のピンチを迎える静央。
袴田はタイムを取って文吾の元に向かいましたが、文吾は袴田に「大丈夫だよ袴田、練習はもう終わったから・・・」という文吾。
迎える8番バッター、コースは甘かったですがここでやっとストライクを1つ取りました。
そして、2球目、弾き返された打球はセンター方向へ。
間瀬がそれをキャッチし、そのままサードへ送球してタッチアップを阻止します。
間瀬の強肩を見て珠希はタッチアップする気にもなれないと言いました。
そして、文吾はナイスと言いながら間瀬に人差し指を立てアイコンタクトをします。
間瀬はその意味が分らず、なんだい?と不思議そうな顔をしていました。
すると、続く打者の打球はまたもセンター方向のフライ、間瀬はそれをキャッチすると先ほどと同じくサードに送球しタッチアップを阻止。
そして、1番バッターの皆浦を三球三振であっさりと抑え6回を無失点で切り抜けました。
ベンチに戻る際、間瀬は文吾に、狙ったのかと聞きました。
その言葉を聞いていた袴田は、文吾は打者のスイングの軌道と速度を観察し、その上で・・・と感じていました。
2度も自分の所に打たせたのかと聞く間瀬。
文吾は、中堅方向に飛球が上がればほぼ確実にアウトが取れ、強肩を見せつけてくれれば相手に対して圧力をかけられると答えました。
そして、ついに最終7回表、静央の攻撃が始まり、瑛太が打席に入ります。
初球から全力の直球で空振り、見ている者達が碓井の投球を賞賛しました。
珠希は瑛太のスイングを見て、タイミングは悪くないと考え少し守備位置から下がりました。
その時、ミットに球が収まるもの凄い音が響き渡りました。
BUNGO(ブンゴ)205話より
石浜の場合――――・・・”7回裏がある”としか思っていない! そういう奴だ
文吾の投球練習を見た伴野たちは、仲間だったら魅力的だと言いました。
そして、碓井が2球目を投げると瑛太が意表を突くセーフティバント。
絶妙な所へと転がった球を珠希が取りファーストへ投げましたが、瑛太の果敢なヘッドスライディングでセーフ。
最終回の先頭打者が塁に出て勢いがでる静央ベンチ。
続く米村は、野田から碓井の球は文吾や瑛太より上か?と聞かれ、そんなこと絶対に無いと考え打席に立ちました。
6球目まで粘り、インハイの直球をレフト前に運び無死走者一・二塁と同点の走者が出ます。
そして、次の打者の尾野は、送りバントを決めついに静央一死二・三塁となり同点のチャンス。
文吾の登板から完全に流れが変わったと言う珠希ですが、河村は7回裏にサヨナラ打を打つから問題ないと言いました。
BUNGO(ブンゴ)206話より
冷静さや理屈じゃねぇ・・・! 理性をぶっちぎって・・・呪いを解く!!
碓井は、十数年に渡って静央に負け続けた歴史を呪いだと言い、その呪いを解くと決意します。
続く打者の小谷野は、監督にもっと自分本位でいいと言われて、自問自答します。
BUNGO(ブンゴ)206話より
この球場にいる誰にも譲りたくない――――・・・!!
そして、「俺が試合を決める・・・一発で!!」と、自分の思いを素直に表に出したのでした。
BUNGO(ブンゴ)21巻 口コミ・評価
確かに残酷でしたね(>_<)
それでもプライドを捨てて涙しながらもチームの為に文吾に託す瑛太が素晴らしかったですね!
間違いないです!!
文吾対河村めっちゃ楽しみですね(^^)
BUNGO(ブンゴ)21巻 まとめ
今回は、ついに文吾がマウンドに上がりました。
2者連続でフォアボールとなり、最初は河村に対する怒りを発散するかのような感情的な投球でしたが、その後の投球は完璧でした!(^^)
瑛太は河村に逆転3ランを打たれて動揺を隠し振る舞うも、文吾の純粋な信頼の言葉にメンタルが崩れてしまいますが、それでもチームの為に気迫のヘッドスライディングで出塁する姿がカッコよかったですね!!
そして、最終7回表、瑛太と米村の出塁に尾野の送りバントで同点の絶好のチャンス。
続く打者は小谷野。
いよいよ静央対富士ヶ丘の試合も大詰め!
- 監督からもっと自分本位でいいと言われた小谷野はこのチャンスをモノにすることが出来るのか!?
- 静央は富士ヶ丘に勝利することが出来るのか!?
- そして文吾は静央と瑛太を救うことが出来るのか!?
最高に熱いこの場面、今後の展開からも目が離せません!
BUNGO(ブンゴ)を無料で読む方法!
今回は、BUNGO(ブンゴ)21巻ネタバレを紹介しました!
が…
やっぱり、絵と一緒に読んだ方が絶対面白いですよね!
U-NEXTの無料トライアルを利用したら、すぐに無料で読めます!(#^^#)
最新話を読むことはできませんが、最新刊は読めるのでオススメです!☆