ここは特殊な勉強をしながら子どもたちが暮らす孤児院「グレイスフィールド」。
12歳までには里親に送られるという約束のもと、幸せな日常を過ごしていました。
しかしそんな日常は突然終わりを迎えます。
孤児院は鬼という怪物が支配する「人間飼育場」だったのです。
真実を知ったエマ、ノーマン、レイはグレイスフィールドからの脱出を計画します。
「自由ってなんて美しく過酷なんだろう」
これは5巻にて孤児院から脱出したときに、エマが呟く言葉です。
エマ達はここから過酷な旅が始まります。
こんな状況じゃなくても(現実ではエマの状態はありえませんが)
会社や学校など、所属から飛び出して新たな道を進もうとしている方には響くセリフでしょうね。
そんな過酷な旅の物語が今回ご紹介する漫画「約束のネバーランド」です。
最初は怖い漫画なのかな?ドキドキして読み始めました。
しかし読み進めていくと、敵との駆け引きや、ニ転三転するストーリーに違う意味でドキドキしっぱなしの漫画です。
コミックがいつも良いところで終わるので、早く続きが読みたくなってしまいます。
そんな「約束のネバーランド」のあらすじや感想、見どころなどをたくさん紹介していきます!(^-^)
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約束のネバーランド 作品紹介
まずは漫画「約束のネバーランド」の概要、原作者と作者について紹介します。
- タイトル / 約束のネバーランド(やくそくのねばーらんど)
- ジャンル / 少年漫画、ダーク・ファンタジー、サスペンス、SF
- 原作・原案など / 白井カイウ
- 作画 / 出水ぽすか
- 出版社 / 集英社
- 掲載誌 / 週刊少年ジャンプ
- レーベル / ジャンプ・コミックス
- 発表号 / 2016年8月1日(2016年35号 –
- 巻数 / 既刊17巻(2020年1月現在)
2019年9月時点で1300万部を突破している人気漫画です。
宝島社『このマンガがすごい! 2018』オトコ版1位、「マンガ新聞大賞2017」大賞を受賞しています。
原作の白石カイウさんは、2015年から原作者担当としてプロデビューしました。
デビュー作は『少年ジャンプ+』(集英社)にて読切作品『アシュリー=ゲートの行方』(作画Rickey)で、この漫画は2作目です。
作画の出水ぽすかさんは、NHK教育テレビでもお馴染み「はなかっぱ」の作画も参加しています。
ちなみにぽすか先生は、プロデビューする前は、PIXIV(ピクシブ)というSNSサイトで
ポ~ンというアカウントで、ご自身のイラストを投稿されていました。
今でもポ~ンさんのイラストが見ることができますよ。
出水ぽすかさんと言えば、この緻密な絵がお馴染みですね。芸術作品です!
この漫画でも出水さんの緻密な絵がたくさん出てきますよ。
天才子供達VSママの頭脳戦!
孤児院の子どもたちは特殊な訓練を受けていて、天才児ばかりです。
そんな天才児たちが知恵を絞って孤児院からの脱出を計画します。
孤児院を管理する「ママ」に脱出計画は絶対知られてはいけません。。。
これが、この漫画の最初の見どころである天才子供達VSママの頭脳戦です。
隅から隅までママに支配されている孤児院からどうやって抜け出すのでしょう??
しかしこの頭脳戦は、ほんの序の口でした( ゚Д゚)
孤児院から脱走してからが本格頭脳派漫画に突入します。
何度も読み返さないと理解が追い付きません笑
心理戦や頭脳戦が好きな方にもおすすめしたい漫画です。
エマとノーマンとレイ。主役3人のバランスが良い!
主役はノーマンとレイという男の子。そしてエマという女の子の3人組が主人公です。
ノーマンとレイは頭脳派。ノーマンが緻密な計画を立て、レイが冷静に判断していきます。
エマは天才的な直感型で、他の子どもたちを惹きつける魅力があり、行動力があります。
いくらノーマンとレイが完璧な計画を立てたとしても、エマの行動力が無ければ孤児院からは脱出できなかったと思います。主役3人のバランスがとっても良いです!
ジャンプの新しい魅力を作った作品
この漫画が少年漫画の金字塔「週刊少年ジャンプ」で連載されています。
「約束のネバーランド」は少年ジャンプでは珍しく女の子が主役で、作風も少女漫画風なので、
連載当初は「異質」、「少年ジャンプらしくない」との意見もあったようです。
しかし「約束のネバーランド」は1300万部を突破している人気漫画となりました。
理由は週刊少年ジャンプのセオリーを押さえているからです。
週刊少年ジャンプのセオリーは友情、努力、勝利の物語、逆境モノ。
「約束のネバーランド」は女の子が主役で、作風も少女漫画風だとしても、実はこのセオリーをドンピシャで押さえているんです。
(押さえているかどうかは漫画を読んで確認してくださいね笑♪)
そこをしっかり押さえているので、これまでの少年ジャンプファンにも徐々に受け入れられ、女性ファンも増えていったと考えられます。
今ではジャンプ連載作品に『ハイキュー』や『鬼滅の刃』など「約束のネバーランド」と同じような画風が増えてきました。
「約束のネバーランド」はジャンプの新しい魅力を作った作品になりましたね。
鬼たちの造形の面白さも注目!
エマとノーマンとレイが立ち向かう「鬼」。
宇宙人なのか、どこから来たのか・・出生の秘密は描かれていません。
しかも動物のような鬼から、優雅な貴族のような鬼まで様々な種類があるようです。
一人として同じ顔、同じ容姿の鬼はおらず、多種多様に書かれているのも魅力です。
ぜひ鬼の造形にも注目してみてください。
装飾など細かなところまで、しっかりと書き込まれていますよ。
イラストがかわいい!
頭脳戦やSF要素たっぷりのストーリーですが、出水ぽすかさんのイラストがとっても可愛いです。
そこがギャップ萌えの魅力でもありますね。
かわいさが炸裂する(?)おまけコーナーも見逃せません!(^^)!
2020年はアニメ第2期や映画も楽しめる!
2019年1月から3月までテレビアニメ第1期が放送されました。
第2期は2020年10月より放送予定です。
そして実写版映画も2020年12月18日公開が決定しました。
これからの展開も ますます楽しみになりますね!
約束のネバーランドをU-NEXTで楽しもう!
今回は、約束のネバーランドのあらすじや感想・見どころなどを簡単にご紹介しました!
が…
やっぱり、絵と一緒に読んだ方が絶対面白いですよね!
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最新話を読むことはできませんが、最新刊は読めるのでオススメです!☆
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原作の白石カイウさんは「20巻以内に終わる漫画」を目指しているとのことです。
現在17巻。もうすぐラストでしょうか?どんな終わり方をするのか本当に楽しみですね(≧▽≦)