物語内で夏休みに突入した『青野くんに触りたいから死にたい』。
使える時間のほとんどを使って、ブルーチアは青野くんの成仏を実現させるために奔走します!
優里と藤本がバイトを始めたことで人間関係も広がり、それにより謎が謎を呼び――?
一体この先、何が起こってしまうのでしょうか!ハラハラするような展開が続いています・・・。
この記事では4巻のネタバレと、『青野くんに触りたいから死にたい』を無料で読む方法を紹介します。
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青野くんに触りたいから死にたい これまでのあらすじ
幽霊の彼氏・青野くんを成仏させる方法を探る優里。
ホラー好きの友だち・美桜や青野くんの友だち・藤本と定期的に集まり、情報交換&勉強会をしていました。
そうこうしているうち、あっという間に夏休みが来てしまい、美桜の従兄弟からの誘いで優里と藤本は学童のバイトを始めることに。
そこでは、幽霊が見える女の子・希美との出会いが待っていました!
しかも学童の児童たちが通う小学校では、「四ツ首様」という妙なおまじないが伝わっているらしく――?
3巻ラストで希美・結菜・大翔の3人が「四ツ首様」のおまじないを実行してしまったことで、何かが動きだしそうな予感ですが・・・!
青野くんに触りたいから死にたい(4巻)ネタバレ・感想
呪いをかけられた子供たちは幽霊が見えるように!
「四ツ首様」のおまじないをして以来、元々霊感があった希美だけでなく、結菜と大翔まで幽霊が見えるようになってしまいました。
希美はあの出来事以来、ショックを受けてか学童をずっと休んでいます。
そんな彼女とどうにか和解できないかと、優里・藤本・青野くん・結菜・大翔の5人は公園で集まります。
結菜と大翔も当然青野くんが見えるようになったのですが、何やら怖がっている様子・・・?
話すうちに「怖くはない」と思ってもらえたようですが笑
大翔たちが家を訪ねても藤本が電話をかけても無視し続けていた希美ですが、青野くんが部屋のカーテン越しに彼女を説得し、下で待つ優里の姿をみせたことでなんとか家から出てきました。
子どもたち3人が和解できて、何より希美がひとりぼっちじゃなくなってよかったです。
解散した後、希美・結菜・大翔は青野くんの姿について話しますが、希美が地面に木の枝で描いてみせた絵はまるで「怪獣」・・・!
これが、初対面のときに怖がっているように見えた理由だったのですね。
「人の形をしていない」という希美の言葉からもわかる通り、優里がみている青野くんと子供たちがみている青野くんの姿には大きなちがいがあるようです。
今後、この伏線がどう回収されていくのか気になるところですね。
四ツ首様=首無し様!その意味とは?
「四ツ首様」という存在について思案する美桜。
おまじないで子供たちの手のひらに浮かんだ「牛」「馬」「犬」という傷・・・。
そしてその後、優里から「お腹に『刈谷優里』と傷をつけられる夢を見た」ときいたこともあって、両者の関連性に頭を悩ませています。
ところが、悩む美桜に声をかけてきた彼女のおばあちゃんの一言が、謎を解くきっかけとなります。
美桜が説明した怪談の話を聞いて、おばあちゃんは言うのです。
「私の頃は首無し様だった」と。
それで美桜は、四ツ首様=首無し様であることに気付きます――つまり、首がないということ=首を除いた4つの首(手首2つと足首2つ)があるということを表していると。
そして、首を落とす=生け贄を捧げる行為であることに思い当たり、四ツ首様が生け贄を必要とする神様であることにまでたどり着きます。
「牛」「馬」「犬」そして「刈谷優里」・・・これらはすべて、生け贄として捧げられた動物をしめす印だったのです。
青野くんの母親は自殺していた!
最近優里の帰りが遅くなったことを怪しむ翠に仕組まれて、優里は母親からお説教を受けてしまいます。
その中で藤本と最近一緒にいることを持ち出され、「いやらしい関係」にあるのではないかと責められたことにカチンときた優里。
藤本はただの友達だと説明し、「わたしが好きなのは交通事故で亡くなった青野くんだ」と宣言します。
しかしそのことがきっかけで新事実が発覚。
青野くんの母親――瞳は優里の母親と同じ職場で働いていたことがあるとのこと。
そして、彼女は自殺をしたのだということ。
この後優里は黒青野くんによって異世界へ飛ばされてしまいますが、そこで前巻にも登場した「謎の女」が登場します。
どうも流れからして、これは青野くんの母親のようですが・・・彼女は優里に害を為す存在なのか、果たして。
生贄契約を解除するためには処女喪失が有効?
なかなか衝撃的な1コマですが・・・。
またまた優里に憑依してしまった青野くんは、はじめて美桜と話をします。
その中で、契約解除には「優里が常に穢れの状態にあればいいのではないか」ということにたどり着いた彼。
つまり、「優里が処女喪失すれば生け贄状態がなしになるのではないか」ということです。
そうすればもう、自分は優里から何も奪わずに済むのではないかと。
目が覚めてからそのことを知った優里は、「その辺の人で捨ててくる」とまた肝の据わったことを言い出しますが、当然青野くんは猛反対します。
なんだか、想い合いすぎるがゆえにすれ違っているところが本当につらいです・・・。
藤本がいい奴すぎる・・・!
そこで優里は藤本にも相談をしますが、なおも見ず知らずの相手を捕まえようとする彼女に彼が言った言葉が印象的です。
俺とするよりほかの得体の知れない男とするほうがましなわけ…?
『青野くんに触りたいから死にたい』第4巻より
[中略] 俺にしときな 別に本当に嫌じゃないから 心配だから
するなら俺にしてくれ
藤本の好感度、爆上がり。
キュン・・・とはちがうんですが、胸がぎゅっと締め付けられるような、切ないような甘いような感情になります。
しかも藤本の好感度はこれしきで止まってはくれないのです。
いざ、ホテルに入ってことを始めようというとき。
青野くんはすべてが終わるまで部屋のドアの前で待っていることにしました。
これが最後かもしれないからと、ドア越しの彼に向かって今までの感謝と想いを伝える優里。
そんな姿を見た藤本は、優里の後ろから壁ドンをして、青野くんに向かってこう言います。
青野 最後の最後だけ許してやる 今回限りだ
『青野くんに触りたいから死にたい』第4巻より
俺の中に 入ってこい
いい奴過ぎでは・・・?
思いかえしてみれば、青野くんと優里のファーストキスも藤本の身体を介してのものでした。
あの頃の嫌がりよう、怒りようからは想像もできなかった展開ですが、優里と青野くんに対する藤本の想いの深さがよくわかるシーンですね。
さて、そんな藤本のおかげではじめて身体を重ねることになった2人ですが、これで成仏めでたしめでたし・・・というわけにはいきませんでした。
処女喪失を果たす前に、突如優里のお腹にバツ印の傷が浮かび上がってきたのです。
かなり深く、痛々しい傷!一体これはどういうことなのでしょうか。
当然最後まですることはできず、藤本は自分の意識を取り戻します。 青野くんもどこかへ消えてしまいます。
しかも、4巻ラストにある優里のモノローグによると、青野くんはその後、彼女の部屋には戻ってこなかったそうなのです・・・。
あまりにも急展開過ぎて、ちょっと情緒がついていけません!笑
青野くんに触りたいから死にたい 4巻 口コミ
ホラー要素もどんどん増えてきてどんどん怖くなっているのについ読み進めてしまうのは、それぞれのキャラクターがきちんと掘り下げて書かれているというのもあるのでしょうね。
今回は藤本の好感度がかなり高くなりましたが・・・!今後も楽しみです。
青野くんに触りたいから死にたい 4巻 まとめ
謎が解決されるどころかどんどん増えていく『青野くんに触りたいから死にたい』4巻について紹介しました。
小学生まで巻き込まれはじめたり、四ツ首様の実態がなんとなくわかったり、衝撃の事実が明らかになったり、と色々ありますが、正直藤本のかっこよさに何もかもが吹っ飛んでしまいました・・・
話が進めば進むほど、読めば読むほど、展開がどんどんしんどくなっていく『青野くんに触りたいから死にたい』。
苦しくなることをわかっていながら読むのをやめられないです・・・!
青野くんに触りたいから死にたいをお得に読む方法!
今回は、 『青野くんに触りたいから死にたい』4巻ネタバレを紹介しました!
が…
やっぱり、絵と一緒に読んだ方が絶対面白いですよね!
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